お金に苦労する6つの性格

お金とはその人の考え方が大きく投影された成果物、とも考えられる。

良い思考がお金を増やし、悪しき思考はお金を失わせる。私が3000人のお金習慣を分析してきたなかで、次のような性格の人や行動を繰り返す人は、お金に苦労していることが多い。

・暗い人……私たちの身の回りには怖いことがいっぱいある。だから、自分の頭の中をコントロールできずに、たえず悩んでいる人は自然と暗くなる。逆にそれに果敢に立ち向かえる人は明るくいられる。

・片付けができない人……混乱を整理できない人は片付けも下手。前にも書いたが、机の上、引き出しの中、車のトランク、冷蔵庫の中などを見れば、その人のお金との相性が分かるものだ。

・ドカ喰いをする人……欲望をコントロールできない人は散財する。その典型例が食欲である。食欲に抵抗できない人は、お金の魔力にも翻ろうされてしまう。

・酒にのまれる人……酒を飲みすぎれば、脳細胞は破壊される。思考を失った人間はコントロールを失う、というよりも、自分をコントロールするなんて気持ちすらおきない。

・カッとなる人……人は感情的に反応することで思考を省略する。感情を爆発させることで、冷静に考えることをやめてしまうのだ。怒り→衝突→不信→自己嫌悪のサイクルで、人生はみじめなドラマに仕立て上げられてしまう。

・すぐに落ち込む人……軸がないと人は小さな揺れにもすぐへたってしまう。信じること、辛抱すること、待ち続けることなども、資産形成に必須の行動である。

いかがだろうか?こんな振る舞いをする人は、まず自分の行動パターンを壊すことをおすすめする。お金に苦労する人は同じような振る舞いをするが、振る舞いを修正することでお金との相性も良くなってくること請け合いである。

お金を呼び寄せるのは「あなたの心」であり、お金がくつろげる場所は「愛情」なのだ。心ない行動からお金は、一目散に逃げて行く。




物事がうまくいかない時期を乗り越えるための考え方

 たとえば、人生を左右するような大事な局面で、自分ではどちらの道を選ぶべきか判断がつかない時、私たちは「運を天に任せて」自分の行動を決めることがあります。
 この「天」とは、誤解を恐れずに言うと、人知を超えた大きな存在であり、「神様」と言い換えることもできるでしょう。
 もちろん、これを信じるかは人それぞれですが、『天』(斎藤一人、柴村恵美子/著、サンマーク出版/刊)はその存在を前提として、それを味方につける生き方を提示しています。
 今回は著者の一人である、柴村恵美子さんにインタビュー。「天」を味方にするとはどういうことかを語っていただきました。今回はその後編です。

―誰にでも「天に見放された」というようなツキのない時期があるのですが、こんな時はその状態をどのように考えればいいとお考えですか?

柴村「「何かが間違っているよ」という天からのメッセージだと受けとめることです。それは人間関係のことかもしれないし、経済や健康、考え方かもしれない。
「このことを通して、何を学べって言っているのかな」と考えると、学びという宝が見つかります。
楽しい楽しい、と順調に行っているときもいいけれど、苦しいとかつらいとか、そういうときの学びの方が財産になりますし、大きく成長することができますね。
そして「見放された」と思う時でも、天は見放していないのです。天はあなたを信じているんです。
それを忘れないでください」

―物事がうまくいかないときは、どうしても焦ったりイライラしてしまいがちです。本書では「焦っている人からは悪い波動が出て、悪いことを余計に引き寄せる」ということを書かれていましたが、こういった焦りや苛立ちを鎮めるためにはどのようにすればいいのでしょうか。

柴村「まずは自分の機嫌をとることですね。ひとりさんのように、いつも楽しいこと考えたり、恋したり。音楽聞くのも、お風呂入るのも、おいしいご飯を食べるのもいいです。人のしあわせを願う行もいいですね。
私はどんなときも、タクシーに乗ったら必ず運転手さんを褒めたりしますね。そういうことをしながら、自分のエネルギーを充電することが大事です。楽しいと思ったら笑顔も出てくるし、天国言葉も出てくるし、優しい気持ちも戻ってきますから。
焦ったりイライラしている波動というのは、見える景色、引き寄せる人、全部イライラ波動から来るものしかやって来ないのですね。
まずはリセットして波動のチャンネルを変えないことには、その状態では何もやって来ません。
「成功は安らぎ」という言葉があるように、うまく行くときは安らいで、ゆったりしたいい気持ちのときの波動なんですね。そういう波動なら、同じものを引き寄せます」

―今は、一生懸命に働いてもなかなか収入増に結び付かない人が多くいます。こういった人が明るく毎日を過ごすために、柴村さんならどのようなアドバイスをしますか?

柴村「小さなしあわせを数えることから始めましょう。今日、目覚められて良かったな、会社に行けて良かったな、人に優しくできる自分がいて良かったなとか、小さなしあわせを数える癖をまずつけることです。
すると、どんどん豊かな気持ちが充満してきますし、豊かな気持ちになれたら豊かなものを引き寄せ始めますからね。まずは引き寄せるパワー。そこに重点を置くことですね。
物がない時代だって、戦争の時代だって、いつの時代も喜劇で生きた人にとっては喜劇でしたし、こんなに豊かな今も、地獄だと思って生きている人もいるんです。
どんなことも巻き起こす原動力のもとになるのは、自分の思いです」

―最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いできればと思います。

柴村「この本は私が一番書きたかった本です。ひとりさんが言うように、魂の夜明けを迎え、真理が伝わり始めた今、私たちは依存することではなく、お互いに自立し、自立した者同士が共存共栄し合いながら楽しく生きる。そして楽しく生きながら、魂の成長をする。
そんな時代を生きるみなさんのために、お役に立てるようにと思って書いた本なので、私も何回も読んでいますし、みなさんにもぜひ何回も、細胞にしみこむように読んでほしいです。
そのときあなたの考え方のソフトが変わり、人生が変わります。
本にあるように、自力だけじゃなくて本当の意味での他力をいかすことができたとき、たくさんの奇跡を起こせる人になります。
そして、その奇跡があなたの周りの人にいい影響を与え、しあわせのドミノが起きる。それがたくさんの人に起きてほしいと思います。
そのためにはまず、私もみなさんも、しあわせになること。そこがすべての原点だと思います。
そしてこの地球という星がさらに高度に、楽しく魂の修行ができる場所になったらいいなと思います。
今世はかなわないとしても、来世また生まれ変わって来たときには地球村でなく「わくわくランド」になっているかもしれませんね(笑)
そして「こんな素敵な地球に生まれて良かった」って言える世界ができていたらいいなと思います。
そのためにも私は今世この本をしっかり広げ、みなさんと共に楽しみながら人生を極めて行きたいと思います。
追伸ですが今、私はひとりさんを3倍広げようと思っているので、賛同される方はしあわせ配達人として3人の方に伝えてくれるとうれしいです!よろしくお願いしま〜す!」

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起業を成功させるためにやるべき7つのこと

 学生から社会人まで、起業を志す人は少なくありません。
 そういう人であれば、みなそれぞれビジネスのアイデアを持っていると思いますが、それは頭の中で温めておくのではなく、ぜひとも「ノート」に書き記しておくべきです。

 『起業は1冊のノートから始めなさい―――「事業プラン」から「資金計画」までを可視化する起業ログのススメ』(上野光夫/著、ダイヤモンド社/刊)は、起業をより現実に近づけるため、そして、それを成功させるために、準備段階で生じるさまざまな情報をノートに記入することを勧めています。
 しかし、「さまざまな情報」といわれても、まだ起業のアイデアしかない人にとっては何のことかわからないはず。
 今回は、本書の中から最も基本的な記入項目を取り上げます。

■動機と理念を固める
 基本的なことですが、「なぜ起業するのか」という質問に対して、しっかりとした答えを持たずにビジネスを興しても、成功させるのは難しいでしょう。
 また、どんな理念をもって事業を展開していくのか、という点も、早い段階で決めておくべきことです。
 起業した後に、方針が定まらずに迷走しないためにも、これらは真っ先に決めて、ノートに記録しておきましょう。

■起業する日時を決める
 「○年×月△日までに起業する」というように、スケジュールを決めないことには、起業することを決めたとしても、目の前の生活に流されてどんどん時間が経ってしまいます。
 まずは起業する日時を決めて、そこから逆算して何をすべきかを書きこんでいきます。

■ビジネスモデルを考える
 起業を考えているからには、ビジネスのアイデアはすでにあるのかもしれませんが、それが本当に収益を得られるものなのか、という再検討も含めて、もう一度ノートに書き出して、思い描いているビジネスモデルを煮詰めていきましょう。

■起業家としてのマインドを強化する
 起業しても、うまくいくことばかりではありません。困難の方がずっと多いはず。
 しかし、起業家に降りかかるトラブルや、陥りやすい心の問題をあらかじめ想定して、それらへの対策を練っておくことで、起業してから見舞われる困難にも対処しやすくなります。

■自分に足りないものを探す
 たとえ経験や知識を持っている分野でビジネスを始めるのでも、起業するとなると身につけなければならないスキルはどうしても出てきます。
 スキル不足がボトルネックとならないためにも、計画段階で自分に足りない能力に気づき、補っておくことは欠かせません。

■ビジネスに必要な人脈を作る
 ビジネスに必要な情報を得るためにも、“人脈”は欠かせませんし、対人交渉能力も必要です。繋がりを持つことができた人をノートに書き込んで「人脈マップ」を作っておくと、後々役立つことが多いはずです。

■事業計画を練り上げる
 起業するのに必要な資金を、ほとんどの人は金融機関などからの融資に頼ることになります。その時、相手に「なるほど、これなら成功しそうだ」と納得させるためにも、できるかぎり詳細な事業計画をノートに記録しておきましょう。

 iPadやスマホのアプリにメモするのではなく、ノートに手書きすることによって、脳の活性化につながり、クリエイティブな発想が生まれやすくなります。これをやり続けることで、自分の計画の至らない点に気づいたり、あらたなアイデアが生まれたりと、起業のビジョンは豊かになっていくはずです。
 本書には、今回とりあげた項目のより詳しい書き方が明かされていますので、起業を考えている人はぜひ参考にして、自分だけの「起業ノート」を作り、頭の中で考えているビジネスの計画を書きつづってみてください。



高年収のビジネスパーソンに5つの共通点

 社会人になってしばらく経つと、個人としての能力や性質の差が、給与の差となってあらわれはじめます。年収がどんどん上がっていく人もいれば、多少上がりはするもののすぐに頭打ちになってしまう人もいます。もちろん年収は働いている業界や会社にも左右されるものですが、同じ会社にいても収入の違いが出てきてしまうのも事実。
 では「稼げる人」と「稼げない人」の違いはどこにあるのでしょうか。

 今回はフィナンシャルプランナーとして、数多くの「稼げる」ビジネスパーソンと接してきた江上治さんの著書『一生かかっても知り得ない 年収1億円思考』(経済界/刊)より、お金を稼げない人に共通する性質を紹介します。

■「稼げない人」はマインドが低い
 「稼げない人」と「稼げる人」の一番の違いはマインド。
 現代では、職業選択の動機が「好きなことをしたい」「自分のやりたいことをやりたい」というものになりがちだと江上さんはいいます。しかし、何も知らない学生時代や社会人になりたての時期に「好きな仕事」や「やりたい仕事」などわかるはずがないというのは事実。自分が何も知らないことを自覚して、最初の何年かは丁稚奉公のごとくひたすら指示された仕事をこなすことで少しずつ「稼げる人」のマインドは育っていくのです。

■「稼げない人」は固定観念にしばられる
 固定観念は時に柔軟な思考や臨機応変な対応の妨げになります。
つまり、ある時点で良いと思ってやっていたことが、後々そうではなかったことに気づいても、自分の行動をなかなか変えられなくなってしまうのです。
冷静で客観的に事実を見て判断できるようになるためにも、固定観念は捨てておいた方がよさそうです。

■「稼げない人」は素直じゃない
 自分の考えに基づいて行動することは悪いことではありません。
 しかし、あまりにもそれが偏っていたり、自分の思い込みで行動していると、いつまでも同じ失敗を繰り返すことにもなります。
 自分を叱責したり、注意してくれる人の言葉に素直に耳を傾ける度量の広さを持ちましょう。

■「稼げない人」は数値判断が苦手
 ビジネスはどんな仕事であれ、最終的には必ず数字に置き換えられます。
 これは売り上げや決算だけではなく、時間の使い方にもいえます。
 事実を客観的に見るためには数値化するのが一番ですが、数値化することで目をそむけたい事実も明らかになってしまいます。見たくない数字からも目をそむけずに見ることができるか。それも「稼げる人」と「稼げない人」の違いです。

■「稼げない人」は予算思考で行動する
 個人のお金の使い方のタイプは「予算思考」と「投資思考」に大別できます。
 「予算思考」とはお金を使う際に、まず財布の中身を気にする思考法で、「投資思考」とは財布の中身よりも「何に使うか」に重点を置く考え方です。
 江上さんによると、「稼げない人」は「予算思考」で行動するといいます。
「予算思考」とは基本的にお金を貯めるための考えです。貯めること自体はいいことですが、それによってお金の使い方が臆病になってしまっては、ビジネス上の大きなチャンスが来てもみすみす逃してしまうことになります。これでは「稼げる人」にはなれません。

 お金はないよりあった方がいいものです。
 普段の努力の割に収入が少ない、もっとお金を稼ぎたいと考えている人は、本書で紹介されている「稼げる人」の考え方や行動を学んでみてはいかがでしょうか。


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貯蓄に必要な4つの習慣

 「リストラ」「倒産」、さらには「病気で働けない」…。こうしたトラブルは、誰にでも起きうること。
 『貯金ゼロ 借金200万円! ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(ふじいまさこ/イラスト、小学館/刊)の著者でフィナンシャル・プランナーの花輪陽子さんは、このような“緊急事態”で収入を得られなくなっても、当面は生活していけるだけの「貯金額の目安」を200万円としています。
 しかし、若い方々にとっては、この額を貯めるのは大変。収入もそう多くはありませんし、交際費などもかさみます。または、「ストレス解消方法は、ショッピング」という人も少なくないでしょう。
 こうしたなかでお金を貯めていくには、習慣を変えるしかありません。
 今回は本書から、「お金を貯められる人」になるために身につけておくべき習慣を紹介します。

■現金主義にする
 カードで買い物をする習慣がある人は、現金で買い物をする人に比べて、消費が2割多いというデータがあります。カードだとその時は懐が痛まないため、ついつい買いすぎてしまうもの。カード払いをやめて現金で買い物をすることで無駄遣いは減ります。

■財布の中身を整理する
 いらなくなったレシートや明細書など、財布の中はお金以外のもので乱雑になりがち。自分がいくら持っていて、いくら使っているかを把握するのは貯金を始めるうえで大切です。不要レシートなどはマメに処分し、お札の向きは揃えるなど、財布の中は常に整頓しておきましょう。

■ポイントカードを整理する
 買い物をするとポイントが貯まるお店は多く、放っておくと財布の中がポイントカードだらけになってしまいます。なかには「ポイント○倍デー」などを設けているお店も多く、そういう日にはついついムダなものまで買ってしまいやすいものです。
 ポイントカードは選別して、不要なものは持たないようにしましょう。

■クレジットカードは1枚に
 基本的には「現金主義」でも、万が一のためにクレジットカードを持っておきたいという人は多いと思います。しかし、お金の管理をシンプルにするためには、1枚だけ持つようにしましょう。何枚も持っている人は、不要なものは解約することで、会費の節約にもつながります。

 貯金は、軌道に乗るまでが大変ですが、「お金が貯まる習慣」を身に付ければ、ストレスなく貯金を続けることができます。先行き不安定な時代ですので、どんなことがあっても生きていけるような備えだけはしっかりとしておきたいものですね。



なかなかお金が貯まらない人の特徴とは?

 お金に好かれるひと、嫌われるひとには違いがあります。以下のチェック項目のうち、あなたはいくつ当てはまりますか?

□ 財布・通帳を見ると、いつの間にかお金がなくなっている。
□ 衝動買いをして、後悔する。
□ 会社が正当に評価してくれていないと思っている。
□ 人を見る目がない。
□ セミナーやスクールなどの資格修得、自分磨きに、お金も時間もそれなりにかけているわりに、振り返ると身についていない。

 これらの項目は、お金に嫌われるひとの特徴です。3つ以上あてはまった方は、注意が必要かもしれません。では、どう改善すればよいのでしょうか。
その方法の一つが、「出ていくお金の見える化」をすることです。

 まずは自分の1カ月のお金の流れを、シンプルな図にまとめて考えます。頭の中を整理整頓しやすくし、家計を見える化していくのです。

 このように、本気でお金の悩みを解消し、稼ぎたい人が最初にすべきことは、節約や貯蓄・投資方法を学ぶことではなく、現状の数字を認識することです。この手順を踏むことによって、「毎月いくら貯めればお金の不安がなくなるか」がはっきりするからです。

 『お金に好かれる人嫌われる人 稼ぐ貯める増やす』(和仁達也/著、講談社/刊)具体的な原因や理論を説明し、成功例まで具体例を交えてわかりやすく説明しています。

 見えているようで見えていない「お金」「儲け」のカラクリを知ると、「自分の市場価値をあげるお金の使い方」「誰と結婚すべきか」「適正年収」「年収を1、5倍にする方法なども見えくるはずです。

 お金が全て、ではないですが、効率的に貯金できるようになりたいですね。



業界No1ポジションを確立できる新ビジネスとは?

 年収がなかなか増えない昨今、脱サラをして、会社員時代の知識を生かした講師やコンサルタントに転身したいと考えているビジネスパーソンは少なからずいるはず。しかし、特定の資格を持たなくてもなれる講師業や相談業には、ライバルがひしめきあっている上に、講師になれれば必ず儲けられるかというと、全くそうではないのも事実だろう。

 そんなときは少し目線をズラして考えてみよう。
 『「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度』(前田出/著、アチーブメント出版/刊)では、講師を育成する「新・家元制度」を提唱し、新しいビジネスモデルを読者に提案している。

■「新・家元制度」とは?
 「家元制度」という言葉を聞いたことがあるはずだ。これは、日本の伝統的な習い事に存在する制度で、家元が自らの流儀を体系化して弟子たちに伝え、その技能に適した免状や資格を与えるというもの。能力がある弟子には、さらに弟子がつき、流派全体の組織がどんどん広がっていく。
 前田氏が、この制度を応用して作り上げたのが「新・家元制度」だ。
 これは同じ分野の講座を取り仕切る任意団体(協会)を立ち上げて、講師の育成を行い、最終的にある程度の技能を習得できた人に、認定講師の資格を与え、各所で講師として活躍してもらうという制度だ。競争に巻き込まれることなく業界No1のポジションになることができ、初期コストも少なく抑えられ、集客に追われることもないという。

■「新・家元制度」でどうやって儲ける?
 ビジネスモデルとしては、まず協会側は受講生から受講料(認定料)ももらう、というものがある。前田氏が立ち上げたビーズスキル認定講師養成講座は、受講料5万5千円(別途認定料3万円)ながら、1年間で5000件もの問い合わせ、そして2000人の受講者が集まったという。
 しかし、そこまで辿りつくためには、クリアしなければいけないものがいくつかある。代表的なものには以下のようなものがあげられる。
 ・協会や資格そのものの信頼性(権威性)
 ・協会や資格そのもののブランド力
 ・認定講師になったあとにどれだけ稼げるのか
 前田氏は「好きを仕事にしよう!」というコンセプトを打ち出し、「楽習フォーラム」という任意団体を立ち上げ、公益財団法人からのお墨付きをもらって権威性を高め、雑誌メディアと提携し、イベントを開催。さらに、認定講師になった人たちの活躍の場を設けたほか、受講料以外にも売り上げが上がる仕組み作りをして、収益化を実現した。

 本書で前田氏が提唱している「協会ビジネス」は、これまで体系化されなかった新しいビジネスモデルだ。顧客が顧客を生むという点は、ネットワークビジネスと類似する部分だが、このビジネスは公益性を重視しており、理念的な側面が強く求められるということを指摘しておきたい。
 「教える人を育てる」ことは教育業界において必要不可欠なことだが、講師業においても、同じく大事なことであるはず。家元と同様に、その資格を認定する「協会」はその業界において大きな権威を持つ。つまり、「協会」を立ち上げた人が業界ナンバー1の位置になれるのだ。「新・家元制度」は、今後の講師業や相談業のビジネスを大きく変えていくはずだ。



ビジネスの大切なことを教えてくれる“寓話”

 方程式で表した数学の問題よりも、ストーリーで表した問題の方が、生徒にとって学びやすい。
 これはアメリカのある教育学者が、代数の授業をはじめて受ける生徒に行った調査の結果だ。方程式だけではなく、ビジネスにおいてもこれは当てはまるのではないだろうか。

 『ビジネス寓話50選』(博報堂ブランドデザイン/著、アスキー・メディアワークス/刊)では、これからのビジネスや働き方についての新しい知恵や未来の兆しを感じさせる50の寓話を「はたらく」「売る」「つくる」「動かす」「つながる」の5つのテーマに分けて、解説する。

3人の石切り工の話がある。
なにをしているのかと訊かれたとき、
第1の男はこう答えた。
「この仕事で、暮らしを立てているんだよ」
第2の男は、槌を振る手を休めずに、こう答えた。
「どんな石切り工にも負けない、この国で最高の石切りの仕事をしているんだ」
第3の男は、きらきらした目で、こう答えた。
「大寺院を、つくっているんだ」
(ピーター・ドラッカー『マネジメント』[中])

 ピーター・ドラッカーは、この話を次のように解説している。
 「第3の男こそマネジメントの人間である。第1の男は、仕事で何を得ようとしているか知っており、事実それを得ている。だが、マネジメントの人間ではない。問題は第2の男である。スペシャリストは、単に石を磨き脚注を集めているにすぎなくとも、重大なことをしていると錯覚しがちである。専門能力の重要性は強調しなければならない。しかし、それは全体のニーズとの関連においてでなければならない」
 どんな仕事に携わっていても、目の前の作業だけを見つめるのでなはく、仕事の本質を見据えられるのがマネジメントの人間だということを、ドラッカーがこの寓話を通じて伝えたいことなのだろう。
 企業のトップや経営陣だけでなく、一社員も本質的なビジョンを共有することが大切なのだ。

 このようにストーリー仕立てであれば、大切なことがつかみやすいいのではないだろうか。本書にはこうした寓話が50、掲載されている。
 ビジネス書や自己啓発書からダイレクトに知識を得るのもいいが、寓話から知識を得るというのも少し遠まわしの表現であるだけに、あれこれ自分で考える作業があっていいのかもしれない。


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「妖精」を呼ぶことができる本とは?

 もし、「昨日、妖精を見たんだ〜」と友だちに言われたら、あなたは「この子、もしかして不思議ちゃん?」「なんか別の世界に行っちゃったのかな…」と心配するかも知れません。

 でも、妖精は昔から物語や絵画の中でその姿が描かれていますし、「見たことがある」と主張する人もいますよね。それに、実は少し振り返ってみると、幾度となく「妖精ブーム」がやってきています。
 古くは19世紀の終わり頃にイギリスで大ブームが巻き起こりましたし、アニメ映画『ピーターパン』に出てくるティンカー・ベルは妖精の代表的存在として世界中で知られています。また、日本では1970年代に「森永ハイクラウンチョコレート」のおまけとしてついてきた妖精のイラストが描かれたカードが少女たちの間で流行。また現在では人気ライトノベルでテレビアニメ化もされた『人類は衰退しました』(田中ロミオ/著、山崎透、戸部淑/イラスト、ガガガ文庫)の中に「妖精さん」というメルヘンな容姿をした存在が登場し人気を集めています。妖精は子どもからオタク層、アラフォー女子まで幅広く親しまれているのです。

 妖精について書かれている本はたくさんありますが、今、にわかに人気を集めている妖精にまつわる本があります。『妖精を呼ぶ本』(姫乃宮亜美/著、サンマーク出版/刊)です。1月9日に発売された本書は、出版元によれば、すでに3刷りのヒットになっているとのこと。

 どうして妖精は、いつの時代も人気なのでしょうか。それは、私たちが幸せになるために手助けをしてくれる存在だから、と著者の姫乃宮さんはいいます。
 しかし、誰の元にもやってくるというわけではなく、純粋で優しい心の持ち主や、楽しさや幸せを醸し出している人に引き寄せられてきます。そして、小さいけれどキラキラと輝く幸せを振りまいてくれるといいます。
また、その姿形は必ずしも同じというわけではないようです。
 目撃談が多数あり、目に見える妖精として話題になったことがある「ちいさいおじさん」にも触れられていますが、姫乃宮さんは、彼らは妖精というよりも、人の想念が形となった精の一種といったほうが近いと述べています。妖精は、花や植物、石、空気など自然にあるものの精が存在化したもの。一方、人間の念が固まってひとつの存在になっている「ちいさいおじさん」は、人間の念が固まった残像ともいえるのかもしれません。

 この本には妖精たちとつながり、ラッキーな出来事を次々と起こす方法がつづられています。
 妖精は優しい心や幸せの象徴ともいえる存在。だからこそ、いつの時代も人の心をつかんで離さないのではないでしょうか。妖精が集まってくるようなポジティブなオーラをまとった人になりたい。そんな願いをかなえてくれる一冊です。

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貯金したいなら絶対やってはいけないこと

 ないよりあった方がいいお金。
 世の中にはお金が貯まるための習慣や仕組み作りについての本がたくさん出回っていますが、お金を貯める際には、「やるべきこと」だけでなく「やってはいけないこと」も頭に入れておいた方がいいでしょう。
 今回は『学校も会社も教えてくれないお金のこと』(中村芳子/著、徳間書店/刊)より、貯蓄をしたいなら絶対にやってはいけないことを紹介します。

■副業、サイドビジネス
 本業の合間に副業をして収入アップ、というのは貯蓄への近道のように思えますが、本業に専念して勉強を重ね、経験を積んでキャリアアップを目指す方が、長期的にはより多くのお金を稼ぐことができます。本業だけでは生活が厳しいのならともかく、貯蓄目当ての副業はあまりおすすめできません。

■複数のクレジットカードを持つ
 「クレジットカードは一枚に!」とはよく言われますが、なぜクレジットカードを複数持つことが行けないのでしょうか。
 その理由はお金の管理がしにくくなること。それぞれのカードで締切日と支払日がバラバラになり、どのカードでいくら使ったかわからなくなってしまいます。
 キャッシングも同様です。複数のカードを使ってお金を借りてしまうと、どこでいくら借りたかが分かりにくくなってしまいます。しかもクレジットカードのキャッシングは年利18%前後と高金利。返済日に銀行の残高が足りなくなり、別のカードで新たにキャッシングをして対応する、ということになってしまうと、そのままズルズルと多重債務に陥ってしまう可能性があります。

■路上アンケートに答える
 路上アンケートは曲者です。「アンケートにご協力ください」と声をかけて近づいては、立ち止まった人に対して言葉巧みに化粧品や英会話教材などを売りつけるというこの方法。
 誰でも一度や二度は立ち止まって話を聞いてしまった経験があるのではないでしょうか。
 セールスを断るのが苦手な人は、路上アンケートに協力を頼まれても立ち止まらないのが吉。きっぱりと断ったとしても、しつこい勧誘・セールスで思いのほか時間を取られてしまいますので“路上アンケートは貯蓄の敵”と心得えておいたほうがいいでしょう。

 本書は若いうちから計画的かつ効率的に貯蓄をするためのノウハウを紹介しています。お金を貯める方法だけでなく、家賃が払えなくなった時の対処法や、生活費がなくなった時の対処法にも触れているので、まだ収入の多くない若いビジネスパーソンには得るものが大きいはずです。




日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。
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