負債規模別で見ると、最も多かったのは「1000万円〜5000万円未満」で22件。地域に根付いた個人事業者が多いこともあり、小規模倒産が約7割を占めた。また、負債額が最も多い事業者は、大阪・兵庫エリアで「Copenharvest」という手作りパンの店を展開していたCHで、約5億3100万円。負債が5億円以上の倒産はこの1件のみだった。
地域別では、近畿がトップで19件。次いで関東(4件)、中部(3件)、九州(2件)と続いた。
都道府県別のトップは大阪府で8件。もともとパン製造小売業者が多い地域であるうえ、コンビニパンなど他業態との競争が激化し、販売不振に陥る事業者が表面化したと分析している。
空前のパンブームの裏側では、同業間の競争激化により売上不振に陥る業者も少なくない。今後も中小規模事業者を中心に、淘汰が進んでいくとみられると予想している。