沖縄県伊江島・役場初の「よそ者」登用で加速した島の観光と商品開発

 沖縄本島で人気の観光スポット「美ら海水族館」から海を望むと、三角帽子のような山を持つ島がよく見える。これが伊江島だ。本部(もとぶ)港からフェリーで30分。総面積約23キロ平方メートル、人口約4800人の決して大きくない島だが、新商品のソーダやラム酒が加わった土産物の売り上げは、過去8年で7千500万円増の、年間1億4千万円に。観光客数は約5万人増の年間13万8千人規模に成長。特に中高生の修学旅行を対象とした民泊事業は、年間約300校・5万人を受け入れる盛況で、県内外から注目を集めている。

 このような成長の立役者の一人が、島外から役場職員に採用された松本壮(つよし)さんだ。なかなか差別化が難しい沖縄の土産物や観光の競争の中にあって、どのように伊江島を盛り上げていったのか。成功ポイントを聞きに島を訪ねた。

 もともと福岡で広告営業の仕事をしていた松本壮さんは、2002年に当時の村長の判断で史上初めて役場に島外から一般公募で人材を募集した際に採用された、数少ない「よそ者」だ。
 着任当時、5月に100万輪のテッポウユリが咲く「ゆり祭り」などを中心に、観光集客は年約8万人。しかし島にとって収益の主役はあくまで一次産業で、観光業はプラスαという位置づけだった。松本さんは、過疎高齢化の流れの中で、伸びしろがあるのは観光だと役場内で訴えていった。

島の景勝地、湧出(わじぃ)展望台からの眺め。波打ち際に真水の湧くポイントがあり、昔から島人の大切な水資源だった。ソーダもラムも、この湧水を利用している。

年5億円を生む民泊。うるるん体験が人気

 伊江島では03年から民泊事業を開始。特に1泊2日で中高生を農家などへ受け入れる、修学旅行の民泊プランに力を入れた。料金は1人9500円で、内7千円が受け入れ先の家に前払いで支払われる形だ。訪れた生徒たちは、受け入れ先の家業を手伝い、夜は星を見ながら「伊江島の両親」と語らい、涙を流して別れる。我が子のように遠慮なく叱り、愛情を込めて子供たちと向き合う島の人々の性質が活き、体験を通じて成長したという声や、受け入れ先を再訪する生徒も出るなどして、急速に人気が広がっていった。



 沖縄本島で人気の観光スポット「美ら海水族館」から海を望むと、三角帽子のような山を持つ島がよく見える。これが伊江島だ。本部(もとぶ)港からフェリーで30分。総面積約23キロ平方メートル、人口約4800人の決して大きくない島だが、新商品のソーダやラム酒が加わった土産物の売り上げは、過去8年で7千500万円増の、年間1億4千万円に。観光客数は約5万人増の年間13万8千人規模に成長。特に中高生の修学旅行を対象とした民泊事業は、年間約300校・5万人を受け入れる盛況で、県内外から注目を集めている。

 このような成長の立役者の一人が、島外から役場職員に採用された松本壮(つよし)さんだ。なかなか差別化が難しい沖縄の土産物や観光の競争の中にあって、どのように伊江島を盛り上げていったのか。成功ポイントを聞きに島を訪ねた。

 もともと福岡で広告営業の仕事をしていた松本壮さんは、2002年に当時の村長の判断で史上初めて役場に島外から一般公募で人材を募集した際に採用された、数少ない「よそ者」だ。
 着任当時、5月に100万輪のテッポウユリが咲く「ゆり祭り」などを中心に、観光集客は年約8万人。しかし島にとって収益の主役はあくまで一次産業で、観光業はプラスαという位置づけだった。松本さんは、過疎高齢化の流れの中で、伸びしろがあるのは観光だと役場内で訴えていった。
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他地域に学ぶvol.8 沖縄県伊江島・役場初の「よそ者」登用で加速した島の観光と商品開発

島の景勝地、湧出(わじぃ)展望台からの眺め。波打ち際に真水の湧くポイントがあり、昔から島人の大切な水資源だった。ソーダもラムも、この湧水を利用している。

年5億円を生む民泊。うるるん体験が人気

 伊江島では03年から民泊事業を開始。特に1泊2日で中高生を農家などへ受け入れる、修学旅行の民泊プランに力を入れた。料金は1人9500円で、内7千円が受け入れ先の家に前払いで支払われる形だ。訪れた生徒たちは、受け入れ先の家業を手伝い、夜は星を見ながら「伊江島の両親」と語らい、涙を流して別れる。我が子のように遠慮なく叱り、愛情を込めて子供たちと向き合う島の人々の性質が活き、体験を通じて成長したという声や、受け入れ先を再訪する生徒も出るなどして、急速に人気が広がっていった。


リリーフィールド公園
沖縄県国頭郡伊江村東江上
アクセス:本部港から村営フェリーで30分、伊江港下船、県道225号を東江上方面へ車で6km


沖縄備瀬崎潮騒の宿 備瀬の海
オーナ所有のボートでのんびりと釣りを楽しみ、釣れたお魚は潮騒の宿で美味しくいただくプランはいかがですか 
【お子さんからご家族、グループ、ご年配までお楽しみまちがいなし】    
『釣れたお魚を食べて頂くサポートあり』宿泊限定    
沖縄県国頭郡本部町備瀬639-16

【お料理】
ちゃんや〜オーナーのこだわりの食材を使用、ボリュームのやんばる島豚アグー『陶板焼きセット』をご堪能下さい

集客アップへ連携 横須賀中央駅周辺商店街、統一ロゴや大道芸/神奈川

 京急線横須賀中央駅の周辺(中央地区)に位置する別々の商店街が、統一感のある活動を展開する実行組織「ヨコスカダウンタウンクラブ(YDC)」を発足させた。低迷する現状の打破が目的で、11日には吉田雄人市長に要望書を手渡し、行政側にも支援を求めた。

 中央地区は横須賀最大の商店街だが、さいか屋横須賀店の大通り館や西友横須賀店の撤退に伴い、4年前と比べて7割も客足が遠のいたエリアがある。

 それぞれの商店街は独自に販促活動に取り組んでいるものの、「通りを挟んだ別の商店街では何をやっているのか分からない。小さなイベントが多くアピールになっていない」のが実情という。そこで、起死回生に向けた連携に踏み出した。

 YDCの現メンバーは、五つの商店街に所属する17人だが、賛同者に参加を募っていく。一体感を出すため、統一ロゴやゆるキャラの作成を目指す。「あそこに行けば面白いものがある」と思ってもらえるように、大道芸を毎週行うなど、計画性のあるイベントを打ち出していく構えだ。

 大方針は「歩いて楽しく、買い物して楽しい商店街」の構築。メンバーは「小さい花火ではなく、大きな花火を打ち上げ、中央地区を発展させていきたい」と意気込んでいる。

編集後記
全国から活気のある取り組みを行っている商店街を取り上げ、その活動状況を紹介。商店街のタイプや地域的バランス、活動内容を考慮し、100の商店街を選んだ事例集。

【送料無料】元気のある商店街100(続)

「船橋の人」テーマに街本「船橋日和」発行−地元農産物レシピやマップなども /千葉

 船橋をテーマに生産者からサービス業に従事する人まで「人」にスポットを当て、船橋の魅力を紹介する街本が完成した。



 「船橋日和」(主婦の友社)では、A5サイズ128ページフルカラー。写真や手書きの地図を多く使い船橋の温かさが感じられるような写真集風の本に仕上がっている。

 メーンで取り上げられているのは、船橋の街に息づいている人。人とその周辺の環境を紹介しながら地域と共生している人間模様を小説のように描いている。また、人物の紹介記事の間に地元産の農産物で作った料理やドリンクのレシピを紹介。船橋を取り巻く海や公園を紹介するなど幅広い分野からのアプローチで船橋の魅力を伝えている。

巻末には「オススメのおでかけスポット」と題し、船橋北部・南部・東部・西部の4つのエリアに区分けしたお散歩マップも掲載している。

 価格は1,050円。9月下旬から「ときわ書房」など市内の書店全店で販売。


10月にスタンプラリー 3店巡れば抽選で飲食券 田辺市の味光路

 和歌山県田辺市の味光路振興会は10月、飲食店街「味光路」のオープン15周年を記念して振興会の加盟店を巡るスタンプラリーを催す。3店巡れば抽選で「味光路共通飲食券」が当たる。特賞は15周年にちなんで15万円分。振興会は「味光路の活性化につなげたい」と話す。

 1998年11月にオープンした飲食店街「味光路」は、JR紀伊田辺駅前にある県内有数の飲食店街。15年前に路面や排水路を整備し、メーンストリートにネオン管を埋め込み、名称も公募によって「味光路」と改めた。

 振興会は会費で区域内の防犯灯の設置や管理を行い、今年1月には飲食店街を紹介するマップを作成した。

 今回、15周年を記念してスタンプラリーを企画。振興会には寿司店、居酒屋、スナック、クラブ、喫茶店、焼肉店、ラーメン店、お好み焼き店などさまざまな業種の約80店が加盟しており、10月1〜31日の期間中に振興会加盟店3店を回ってスタンプ押印用シートに店名スタンプを押してもらえば応募できる。抽選で当たる飲食券は特賞(1本)が15万円分。以下、1等賞(2本)が5万円分、2等賞(3本)が3万円分、3等賞(10本)が1万円分、4等賞(50本)が5千円分となっている。

 問い合わせは、ニューたけさん内の味光路事務局(0739・25・5588)へ。

商店のにぎわい創出 10日から各種催し 青森・昭和通り

 青森市の昭和通り商店街で、10日から来年1月25日まで市民と商店街との交流をテーマにさまざまな催しが行われる。大型店の郊外進出などで中心商店街が苦戦を強いられており、関係者は「情報を発信し、元気と魅力をPRしたい」と話している。

 郊外型大型ショッピングセンターの進出で中心市街地の空洞化が叫ばれる中、既存商店街の活性化は、まちづくりの視点からも大きな課題だ。特に同市は東北新幹線開業後も新青森駅が郊外にあり、中心商店街は厳しい状況が続いている。

 この現況を打開するため、同商店街の商店主らが商店街の名前にちなみ「昭子と和男の物語」実行委員会(中川英昭委員長)を組織。買い物客を巻き込んだイベントで商店街の知名度アップを図ることにした。

 期間中は、昭和通り商店街で昼食をとり、スタンプを3個集めると、毎月抽選で50人に同商店街で利用できる1千円分の買い物券が当たる「ランチでスタンプラリー」(10日〜1月9日)や、顧客が同商店街のホームページに投稿して着こなしの完成度を競い、毎月15人の優秀者に3千円の買い物券を配る「自慢の着飾る昭子と和男の投稿コンテスト」(同)、数字の5にちなんだ55%オフなど「GO!GO!セール」(11月7〜13日)を行う。最終日の1月25日には青森県出身のシンガーソングライターによる昭和通りソングと、イベントで集めた情報を基にした喜劇「昭和通り爆発劇場」を披露する。

 また、高校生のまちづくり団体「クリエイト」のメンバーが商店街を歩いて集めた話題をホームページに掲載。中川委員長は「来街者と店主のコミュニティーエリアとしての機能を強化することで商店街の発展につなげたい」と意気込む。

編集後記
どんなに経営環境の厳しい時代でも、見渡せばなお業績を上げている企業がある。成功の要因は、新製品の開発やコストダウンなどさまざまあるが、根本的には、「どれだけ顧客の支持を得たか」、これに尽きる。本書ではその好例といえる18社(17業種)を取り上げ、企業の哲学から前線で行なわれている具体的な戦術まで、写真や表などの資料とともに分かりやすい形で掲載した。

【送料無料】顧客満足を生み出す仕組み

すべての「患者さま」に老後の安心と輝きを。サービス業に徹する老人専門病院-青梅慶友病院
社長と社員が1年間毎日メール交換。「行列のできる工務店」の土台は徹底した社員教育-近代ホーム
とげぬき地蔵を核に、多様な200店舗で中高年客を集客。にぎわいの絶えない下町商店街-巣鴨地蔵通り商店街
「損得よりも善悪を尊重」。平均単価6万円の高付加価値メガネで固定客化-イワキメガネ
120販売店すべてに付加価値を。本社主導のCSプロジェクトでブランド力を強化-ハーレーダビッドソンジャパン
革の素材に合わせた独自のバッグづくりとアフターサービスで顧客名簿は110万人-イビサ
私ならこうする私しかできない。「なら・しか」運動でブランド強化-はとバス
漢方薬局は現代の駆け込み寺。「相談薬局」として個人の生活をサポート-薬日本堂
葬儀に感動とサプライズを。遺族との信頼関係を育む新進気鋭の葬儀会社-アーバンフューネスコーポレーション
18歳人口の減少に先手。明るい、楽しい、おしゃれな顧客志向の教習所-コヤマドライビングスクール
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知る、考える、つくる。顧客の好奇心と良心に働きかけ、ものづくり魂への共感を得る-モクモク手づくりファーム 

まちなか文化祭に来て 福光中心商店街

 南砺市の福光商業会(野原健一理事長)は5、6日、「福光まちなか文化祭」(北日本新聞社後援)を開き、福光中心商店街一帯で作品展示やワークショップ、コンサートなどを繰り広げる。2日は古民家を活用した「町家カフェ」の設営など準備が進められた。商業会メンバーは「わくわくしながら、まち歩きができるイベントにしたい」と張り切っている。

 福光商業会が9月22日に開いた「2(ふ)9(く)3(み)2(つ)街中リレーマラソン」に次いで、50周年事業の第2弾として開く。

 「町家カフェ」は、福光新町の昭和初期に建てられた空き家を活用。懐かしい空間でコーヒーとまんじゅうを味わいながら、古布で作った人形や手作り家具の展示を楽しめる。コーヒーはアルパカ珈琲(富山市婦中町)が、主に無農薬の豆を使った2日間限定の「町家ブレンド」を提供する。

 展示は本町の街中にぎわい壱号館・吉江家など7カ所で実施。吉江家には切り絵や絵巻物を並べる。福光新町公民館では南砺福光高校の生徒が絵や生け花、陶芸を発表する。空き店舗を利用するワークショップは藍染め体験、竹箸作りなど8種類をそろえた。6日は本町のサンクス広場でフルートやインド楽器などのコンサートが開かれる。

 文化祭実行委員長の石崎雄世さんは「学校行事に例え、リレーマラソンが秋の運動会だとすれば、次のお楽しみはやっぱり文化祭。買うばかりでなく、見て楽しむ仕掛けを商店街にふんだんに盛り込んだので、ぜひまち歩きに来てほしい」と話している。

編集後記
笑いながら成功する法則
本書は、10年連続全国高額納税者番付にベスト10入りした事業家・斎藤一人氏の魅力や成功の秘訣を語ったものです。その秘訣は、驚くほどシンプルで、おもしろくて、誰もができることばかり。「笑顔で愛のある言葉をしゃべっていれば、いいことが次々に起こる」「人は明るい人が好き」「“ひとつ上”の継続が一番楽」「自分の心と人の心に灯をともそう」―。楽しく成功する、とっておきの秘密。

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9月29日 大崎地方の食と観光どうぞ レシートラリー開始

 宮城県北部地方振興事務所は、大崎地方の食や観光などを売り込む「おおさき市場」と名付けた取り組みを始めた。専用のウェブサイトを開設したほか、ミニ新聞の発行や誘客イベントを展開する予定。実りと行楽の秋を盛り上げ、福島第1原発事故の風評で低迷した地域の復興につなげる。

 サイトは25日に開設した。秋ナスやリンゴをはじめとする旬の食材や農家レストランなど、食の魅力を随時発信。「今日の農家さん」のコーナーでは、自然薯(じねんじょ)を栽培する生産者らを紹介している。

 ミニ新聞は「おおさき市場だより」のタイトルで食やイベント情報を掲載する。A3判カラー両面刷りで、今月末に3万部を、12月に2万部を発行し、仙台市内を中心に約500カ所で配る。



 直売所や農家レストランの利用促進に向けた誘客イベントは、29日から開催。「おおさき市場 豊作レシートラリー」と題し、参加23店が発行した計500円以上のレシートを用紙に貼って応募すると賞品が当たる。

 特賞の仙台牛すき焼き用(1万円相当)2本、大崎のうまいもの詰め合わせセット23本などを用意した。応募は11月30日まで。今月29日午前9時45分からは涌谷町のわくや産直センター「黄金の郷」で開会セレモニーを行う。

 県北部地方振興事務所地方振興部は「直売所などの利用客数が減っている。にぎわいをつくっていきたい」と説明する。

 取り組みは緊急雇用創出事業を活用した。事業費は700万円。仙台市内の印刷関連会社がサイト開設やミニ新聞発行などの業務を受託し、新たに2人を雇用した。
 おおさき市場に関する連絡先は同地方振興部0229(91)0763。

釣り生かして町おこし 28日から実験イベント 串本町古座の動鳴気漁港

 和歌山県の串本町商工会は28日〜12月8日のうちの8日間、同町古座の動鳴気(どめき)漁港を舞台に「日本唯一のフィッシングタウン串本 釣りと魚食でまちおこし!社会実験in動鳴気漁港」というイベントを実施する。手ぶらで来て釣りを楽しんでもらい、釣った魚を食べてもらうなど、釣りをいかに町おこしにつなげていけるかを探る実験のためのイベント。期間中は出張水族館を設ける日や朝市の出る日もある。

 釣りが盛んな土地柄を生かした地域おこしの方法を考えようと、昨年9月、同町商工会が町内の観光関係者や町外の釣り関係事業者らを委員に委嘱し「フィッシングタウン串本着地型観光プロジェクト検討委員会」が発足。町商工会は昨年度、全国商工会連合会の小規模事業者向け調査研究事業の対象に採択され、その補助金を活用し、検討委が釣りと魚食を生かした地域活性化事業の実現に向け、協議や先進地視察などを行ってきた。

 今回のイベントは検討委の調査報告書を基に考えたもので、釣りを身近に感じてもらい愛好者を増やすとともに、将来的には他の観光と結び付けるなどして、釣り人と一緒に家族にも串本町に来て楽しんでもらえないかを視野に入れ実施する。事業費は1200万円で、同連合会の小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業を利用し、3分の2の補助を受ける。和歌山東漁協古座支所などの協力も得る。

 動鳴気漁港は国道42号沿いで、漁港内に広いスペースがあり、普段はグレやキス、カサゴ、カマス、アジなどが釣れるという。

 イベントのチラシは3万部を作成。町内の観光施設や町内外の釣具店に配布しているほか、新聞折り込みもする。10月27日には、釣った魚の大きさや数ではなく種類の珍しさで競う「日本初! ? 珍魚釣り大会」、11月には串本産の養殖マグロを使ったご当地グルメを食べる1泊2日のモニターバスツアーを実施する予定。

 イベント実施後は、参加者へのアンケートや関係者への聞き取りの結果を、その後の活動につなげたい考え。

 検討委のメンバーで古座観光協会事務局長の岩本明広さん(44)は「主に釣りの初心者を対象にした企画。釣り方を教える人もいるので気軽に参加してもらえたら」と呼び掛けている。

 入場や釣り道具のレンタルは無料。餌や仕掛けなどの消耗品は有料。地元の釣りに精通したアドバイザーが無料で指導する。ライフジャケットの無料レンタルもある。実施日は9月28、29日、10月26、27日、11月16、17日、12月7、8日で時間は午前7時〜午後3時。

 その他のイベントは次の通り。実施日はいずれも9月29日、10月27日、11月17日、12月8日。

編集後記
地域商店街活性化法はこう使う
2009年8月に施行された地域商店街活性化法が作られた背景と、法律のポイント、そしてその活用について、実際の商店街の現況と照らし合わせながら解説する。

【送料無料】地域商店街活性化マニュアル

1 地域商店街活性化法のポイント
2 激動の流通業界、存亡の危機に晒される商店街
3 苦闘する商店街〜新・がんばる商店街77選から〜
4 商店街存亡の危機からの脱却のために

シャッター通り、2年半で空き屋ゼロ

 JR別府駅北側の高架下にある築47年の小さな商店街「北高架商店街」に異変が起きている。2011年3月には全13店舗のうち9店が空き店舗という典型的な「シャッター通り」だったが、若手商店主の出店が新たな出店を呼び込み、今月5日の美容室の開業で空き店舗はゼロに。カフェや雑貨、服飾など若者向けの店舗に老舗の飲食店も混在、老若男女が集う商店街の店主たちは「にぎわいを一過性にせず、周囲にも広げたい」と張り切っている。

■復活の象徴に
 商店街は1966年、駅周辺の高架化とともに開業。約50メートルの通路両側に4〜8坪ほどの小さな店が並び、当初は全てが飲食店だった。しかし、別府観光の衰退とともに空室が増え、老朽化も重なり、管理会社には解体して駐車場にする考えもよぎっていたという。

 流れを変えたのは2人の商店主の出店だった。木部真穂さん(42)は同商店街に思い入れのあった地元出身の夫とともに2011年4月、商店街入り口の角地にカフェを出店。「より多くの人が集う場所にしたい」と店内に作家の芸術作品を展示。夜などは別の人に店を貸し、カフェバーに姿を変えた店は昼とは違う客層も集めている。

 地元出身の日名子英明さん(43)は同年8月にレコード店を開店。「古くて暗くて決していい物件ではなかった。北高架が別府の衰退の象徴のように感じられたからこそ、あえて出店して街の復活の象徴にしようと思った」と理由を語った。

■イメージ一新
 2人は商店街のイメージの一新に乗り出す。木部さんは管理会社の協力を得て、地元の画家に依頼し、商店街の壁や柱に絵を描いた。日名子さんは昨年4月から毎週土曜日に商店街の通路でフリーマーケットを開催。新たな客を商店街に呼び込むのに成功。さらに出店者が商店街を気に入り、洋服店を開店。昨秋は空き店舗を地元の芸術イベントの会場に。訪れた別府市の山形裕子さん(41)が「駅に近いし、個性的な商店や経営者がいることも魅力的」とその空き店舗に今年1月に雑貨店を開店するなど、若手店主の出店が相次いだ。

■不思議な空間
 新たに出店した店主がファッションショーを開くなど、斬新なイベントが相次ぎ、商店街には客足が絶えない。

 このような若手店主の取り組みに、1978年からラーメン店を営む広戸敏雄さん(69)は「さびれていた商店街に活気が戻った。若い店主には『大いにやって』とお願いしている」と歓迎。フリーマーケットに出店した日出町の山田彩さん(35)も「おしゃれな店も昔ながらの店もあり、新鮮さも落ち着きも感じられる不思議な空間が魅力」と気に入っている。

 しかし、北高架が栄えても、別府の中心街には空き店舗が多い。日名子さんは「商売を続ける姿を見せることで『別府に店を出したい』と考える人を増やしたい」と話している。

東岡崎駅〜康生一帯で「まちゼミ」−好評22回目、ギフト店が日本酒講座など /愛知

 岡崎の中心市街地で恒例の「まちゼミ」が8月24日から始まった。9月30日まで、全104講座を開講する。

 「まちゼミ」の正式名は「得する街のゼミナール」。商店の店主などが講師となり、プロのコツや技術を無料でレクチャーする少人数制の講座で、22回目を数える。中心市街地の活性化を目的に当初年1回で始まったが、ここ数年は年2回行っている。

 ゼミのジャンルは美容・健康・手作り・学び・グルメなどを用意。ギフトショップの「サラダ館 明大寺店」ではラッピング初級編を3回開くほか、日本酒講座3回、ぬか床づくり講座を4回行う。

 店長の堺康裕さんは「ギフト店なのでラッピング講座はプロとして教えることができる。そのほかの取扱商品についての知識も私や店員が教えることもできるが、メーカーの人から直接話を聞ける機会になればと考えた」と話す。ラッピングとぬか床づくりは同店店員が行うが、日本酒講座は柴田酒造場(保久町)の柴田一乃さんに依頼し、「蔵元おかみが教える日本酒のちょっといい話」というゼミを展開した。

 日本酒の特徴や種類、美容・健康面にもたらす効果などを説明したり、「冷やおろし」2種類を試飲したりした。「『冷やおろし』は春にしぼった新酒を夏の間酒蔵で熟成させ、気温が下がり始める秋以降に蔵出しして瓶詰めしたもの」と説明する柴田さん。参加者は2種類を飲み比べ「こちらの方が香りがいい」「こっちはお酒らしい味がする」などと感想を話し合った。

 受講は無料(一部講座は材料費など実費が必要)。「どの講座も予約制だが、空き枠があれば当日予約も可能な場合があるので、ホームページにあるチラシのPDFデータを見て選んでほしい」と参加を呼び掛ける。

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日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。