零細企業倒産、3年連続で増加…帝国データバンク

帝国データバンクは、2011年度(2011年4月〜2012年3月)における零細企業の倒産動向の調査結果を発表した。調査の対象は負債5000万円未満の企業。

2011年度における、零細企業倒産は5923件。全体の倒産件数に占める割合は3年連続で増加し、51.8%となった。

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月別で見ると、2011年4月以降、5か月連続で前年度を上回った。その後は、前年度を下回る月もあったが、一進一退をしながら増加傾向にある。特に2月においては、前年度比25.2%増と大幅に増加。全体の倒産件数が減少傾向にある中で、零細倒産が非常に高い水準で推移している。

業種別で見ると、「製造業」が同16.4%減の619件と大きく減少。なかでも食料品関係や、一般機械器具などを扱う製造業者の倒産が減少している。一方、「不動産業」、「サービス業」など、5業種が前年度を上回った。 全体とのギャップが最も大きかったのは「不動産業」。全体の倒産件数では前年度を4.6%下回ったが、零細倒産では 12.6%上回った。

主因別で見ると、販売不振や業界不振などを含めた「不況型」が4925件となり、2006年度以降、6年連続で前年度を上回り、構成比は8割を超えた。厳しい経済状況下で、事業継続に奮闘した末に倒産するケースが増えている。一方、「放漫経営」による倒産は同29.6%減と大幅に減少した。

地域別で見ると、「中国」、「北海道」、「九州」など、東北を除く8地域で前年度を上回った。「中国」では、「小売業」、「建設業」の大幅な増加が件数を底上げした。一方、「東北」は161件となり、前年度を21.8%下回った。救済処置制度が効果を発揮しているため、一時的に倒産が減少している。

帝国データバンクでは今後について、2013 年3月に中小企業金融円滑化法が終了することで、零細企業の資金繰りがさらにひっ迫すると予想。他にも、信用保証協会による中小企業向け保証制度の縮小が検討されるなど、零細企業を取り巻く経営環境は厳しいままであり、零細倒産は、今後も増加基調で推移する可能性が高いと見ている。

バター餅:商標登録へ 人気急上昇で北秋田市 作り手の組織化目指す /秋田

人気が急上昇している北秋田市の名物「バター餅」の製造技術向上や品質維持に向け、同市は「きたあきたバター餅(仮称)」のネーミングで商標登録する。19日開会の定例市議会に出願料と登録料計8万円を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を提案し、議決後に特許庁に申請する。市商工観光課は「商標登録とともに作り手を組織化し、文字通り名物として定着させたい」と意気込んでいる。
 


バター餅は、餅にバターを入れると固くならないため、かつて同市阿仁などでマタギの保存食として作られていた。昨年、市推奨認定特産品に指定され、4月には知名度アップを図ろうと、発祥の地・前田地区でバター餅コンテスト「BM−1グランプリ」を開催。その後、全国ネットのテレビで紹介された。物珍しさもあり、洋風の風味が持ち味のバター餅の人気は急上昇。たちまち売り切れ、製造が追いつかないほどの人気を集めている。
 
市は商標登録について、他地域で製造された商品と差別化を図る▽無関係な業者が商標を使った場合、使用停止を訴えることができる▽統一した商品名(商標)を使用することで知名度アップが期待できる−−などとし、地名と商品名を組み合わせた結合商標を予定。7月にも申請手続きを進めるという。
 
また、市は作り手の組織化を目指している。14日にあったバター餅製造者の衛生管理講習会には約60人が参加。技術の向上と品質の維持を図る必要があるとして、全国に発信できる組織作りに向け、設立準備会を発足させることを確認した。

スコープ2012:個人商店の魅力向上を 岡山商議所、支援へプロジェクトチーム /岡山

企業診断士など12人
岡山商工会議所は、個人商店の魅力を向上させるため、中小企業診断士など12人からなるプロジェクトチームを立ち上げた。現在対象の店舗を公募中で、これほど大規模な個人商店支援は同商議所では初。斜陽が続く商店街にとってJR岡山駅前(北区)へのイオン出店は死活問題で、商議所と商店主は「変わらなければ生き残れない」と動き出している。
 
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「ブランド価値」「マーケティング戦略」「クチコミを使う」。12日に岡山商議所(北区)であったプロジェクトチームのセミナーで、奉還町商店街の生花店主、小山裕史さん(63)は講師の話を細かくメモに取っていた。「背水の陣で店を変えたい」と小山さんは力を込めた。
 
小山さんは、創業が昭和7(1932)年と岡山市内で指折りの老舗生花店の3代目。商店街の人通りが減る中、花びらにメッセージを印刷した花を販売するなど工夫を重ねてきた。だが、06年にJR岡山駅の橋上駅舎に商業施設ができ、翌年、西口駅舎が閉鎖。人の流れは駅東口に向かい、それまで1日30人いた来店客は4、5人まで減ったという。
 
昨年9月にJR岡山駅前のイオン出店が決まると、「人の流れは完全に変わってしまう」とさらに危機感を募らせ、この春には店をたたむことも考えた。しかし周囲から説得され、「最後にもういちど頑張ってみよう」と思い直した。
 
今までは1000円台以上の花を中心に販売してきたが、今月から50円のホテイアオイなど、100円を切る花々を軒先に並べた。小山さんは「老舗の高級感を大切にしてきたが、少しでも客を引きつけるため、背に腹は代えられない」と話す。
 
商議所のプロジェクトチームを知ったのは先月のことだ。中小企業診断士や商議所の経営指導員、岡山市の商店街担当職員など12人が売り上げや客層を調査。品揃えや広告戦略などの支援計画を作り、原則、成果が現れるまで支援を続ける。7月に支援対象店舗を選定する予定で、小山さんも「第三者の目で、自分が気づかなかった課題を見つけてほしい」と応募した。
 
岡山市の調査では、昨年11月の表町、駅前、奉還町各商店街を合わせた空き店舗率は15%で5年前より4・2%増えた。プロジェクトチーム事務局で商議所専門指導センターの山形章弘課長は「岡山の商業環境は激変しており、今、個人商店が変わろうとするのは遅いくらい。やる気のある店の背中を押したい」と話す。

パナソニックが仰天の“駅ホーム広告”!まるでトリックアート

東京の主要駅や新大阪駅のホームに、ちょっと変わった家電の広告があるのをご存じだろうか。電車を待つ人たちを驚かせている、まるでトリックアートのような広告とは−。



ユニークな広告は、パナソニックのエコナビ搭載家電シリーズのもの。何気なく通り過ぎた後、「アレッ!?」と気づいて思わず後戻りしてしまうのが、冷蔵庫の広告だ。中央に「100%全開!」のコピーとともに配置された冷凍室の写真が、ボードの枠から上にはみ出ている。一瞬、何かの間違いかと思ってしまうが、ミスでも何でもない。

従来の冷蔵庫の野菜室や冷凍室の引き出しはフルに引き出せなかったが、パナソニックのワンダフルオープンなら100%全開できて、食品が見つけやすく取り出しやすくなっている。このワンダフルオープン機能を強く印象づけるために、わざとボードからはみ出させたのだ。

同じシリーズで、エアコンはホコリのついたフィルターの実物が張り付けられ、洗濯機はワイシャツやTシャツ、靴下など実際の衣類が広告面内に敷き詰められていて、これまたビックリ。

パナソニックアプライアンスマーケティングジャパン本部コミュニケーショングループの田上祥子さんは「エコナビ搭載家電は節電機能はいうまでもなく、家電製品として快適な機能をしっかり持っていることを、インパクトのある広告で表現しました」と、今回の広告の狙いを話す。

掲示されているのは、東京は東京駅のほか、新宿、渋谷、池袋などJRの主要15駅、大阪は新大阪駅の13〜16番ホーム。29日まで、ぜひ一度お近くの駅でお確かめを。

京都ホテル、外販強化 ギフトショップなど幅広い来館利用目指す

京都ホテルが京都市中心部の直営ホテルで外部販売を強化している。主力の京都ホテルオークラ(中京区)内に特選土産品のギフトショップを新設するなど、好立地を生かして幅広い来館利用の呼び込みを目指している。
 
新設ホテルとの競争や企業の経費削減などで宴会部門の受注、単価が落ちる中、収益拡大策としてオンラインショップを運営する外販課を4月から外販部に格上げして事業強化している。
 


京都ホテルオークラ内に新設したギフトショップ「レインツリー」は広さ62平方メートル。地下鉄駅と直結し、地下街「ゼスト御池」の改装効果で人の流れが増すと見込み、土産物約200種を扱う。絵描きの木村英輝さんがデザインしたバッグや手ぬぐい、遊墨漫画家の南久美子さんの額絵など京都在住の芸術家の作品を展示販売している。山田松香木店(上京区)の匂い袋や和束茶なども置いた。
 
パソコン6台やコピー機を備えたビジネスブース(28平方メートル)も併設し、商用の利用者にも目に付くようにしている。年中無休で午前8時〜午後9時。月間売上高目標は100万円。
 
また、からすま京都ホテル(下京区)は3月までの客室改装にあわせ3階宴会場(260平方メートル)を一新した。テーブル席のほか、烏丸通側に向いた窓際の席を設け、自然光を取り入れた開放的な空間にした。午前7〜10時の朝食バイキング会場などにし、宿泊客以外の来館客の獲得を目指している。

NTT東日本関東病院にタニタ食堂2号店−初日盛況、利用を諦める人も /東京

6月15日、NTT東日本関東病院(品川区東五反田5)の敷地内に「タニタ食堂」がオープンした。経営は「きちり」(渋谷区)。丸の内店に続く2店舗目となる。

同店は、タニタ社員食堂のメニューや運営スタイルを忠実に再現。来院者や病院関係者だけでなく、一般の人も利用できる。メニューは日替わり定食(800円)のみ。食券制で、「11:30〜12:00のお食事券」など30分ごとに時間が区切られ、整理券の役割を兼ねている。

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同社の広報担当・三上成文さんは「来院したら、まず券売機で食事予定時間の食券を購入してもらい、診察などの用事が済んだ後にご利用いただければ。丸の内店では整理券を配布しているが、こちらは病院の敷地内という特性もあり、このようなシステムにした」と話す。

オープン初日は12時30分の時点で14時30分までの食券が売り切れるなど、一時行列ができるほどの盛況となった。電話予約を受け付けていないため、希望時間帯の食券が買えずに引き返す人の姿も。

配膳はセルフサービスで、ご飯の盛り付けも客が行う。炊飯器横のデジタルクッキングスケールで、重さからカロリーを確認できる。

料理は、「柔らかく調理しすぎない」「具を大きくする」などの工夫でそしゃくの回数が多くなり、満腹感が得られるようになっている。この日訪れた60代女性は「確かに味が薄くてもおなかはいっぱいになる。ただ、店内にタニタ食堂のメニューについて説明がないので、意図が分からない人には煮物の野菜が生煮えのように感じるかも。ダイエット効果はあると思うので、タニタ食堂の本を買って自宅でもチャレンジしたい」と話す。

今後のメニュー予定は、6月16日=「豚肉の南部焼き定食」(555キロカロリー/塩分3.6グラム)、17日=「いかのみそだれ炒め定食」(444キロカロリー/塩分4.1グラム)、18日=「バーベキューチキン定食」(408キロカロリー/塩分3.5グラム)、19日=「オクラとナスの肉みそ炒め定食」(529キロカロリー/塩分2.5グラム)、20日=「鶏肉のなめこおろし煮定食」(464キロカロリー/塩分3.6グラム)、21日=「ピーナッツの酢鶏定食」(567キロカロリー/塩分3.8グラム)。定食のエネルギー量には、ご飯100グラム(160キロカロリー)を含む。

営業時間は11時〜17時。

恩返し、ゼップ仙台最終章 7月1日、12年間の営業終了

JR仙台駅東口にあるライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」は7月1日を最後に、12年間の営業を終了する。運営会社のZeppライブエンタテインメント(東京)は翌2日、楽屋にあるアーティストのサイン入り椅子などを販売するオークションを行い、売り上げの全額を仙台市に寄付する。



ゼップ仙台が立地する土地は、所有するJR東日本との定期借地契約が7月末で終了。現地で駅ビルの再開発が始まるため、ゼップ側が建物を解体し、JRに返却する。
 
営業最終日の7月1日は午後1時と6時から、有料イベント「ラスト ゼップ仙台」(各3900円、通し券6900円)を開催する。午後6時のイベントには石橋凌さんやスガシカオさん、ロックバンド「サンボマスター」などが出演する。
 
翌日、ホールで開催するオークションは楽屋内の椅子など20〜25点を対象にする。来場者に希望金額を書いた紙を提出してもらい、その場で現金購入してもらう。サインは活動に賛同するアーティストに依頼。「東京スカパラダイスオーケストラ」などが既に協力したという。
 
後藤宏行支配人は「東日本大震災では、安全上の問題で一時的な避難場所として使うこともできず、地域への貢献策を考えてきた。チャリティーオークションで、12年間お世話になった仙台に恩返ししたい」と話す。
 
ゼップ仙台は2000年8月、最大約1500人収容の東北初の本格的なライブホールとして整備された。JRとの定期借地契約は当初、10年7月までだったが、2年間延長されていた。
 
オークションは午後6時からで、参加対象は20歳以上。入場無料。連絡先はゼップ仙台022(257)7975。

銭湯:曳舟湯80年の歴史に幕 駅前再開発で 「最後の日もいつも通りに」 /東京

地域から愛された銭湯「曳舟湯」(墨田区京島1)が、京成曳舟駅前の再開発で17日に幕を閉じる。映画やドラマのロケにも使われた木造の建物で築80年がたつが、ほぼ当時の姿のまま残る。「長い間お世話になりました」。常連客は番台に声をかけ、歴史ある銭湯との別れを惜しんだ。
 
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曳舟湯周辺は、東京大空襲でも焼けずに残った木造住宅が密集する地区。火災や地震に強い街にしようと再開発が進む。曳舟湯の跡地には高層マンションが建つ。
 
経営する松本伸久さん(55)は、父から引き継ぎ、今は夫婦2人で営む。子どもは別の仕事に就き、後継ぎはいなかった。「70歳くらいで体がもたなくなったら閉じようと思っていたがちょっと早くなった」
 
今月から入り口に閉店を知らせる張り紙をした。「巨人勝ったの?」「いい病院知らない?」「消費税、上がるかね」。客との会話がやりがいだった。
 
各家庭に風呂がなかった1950年代は1日1000人が訪れたが、客は年々減り、今は100人。1人暮らしの高齢者が多く、人と話す機会が少ないため、大事なコミュニケーションの場だった。
 
松本さんは「銭湯の良さをもっと知ってほしい」と演劇やコンサートも開催。ドラマやハリウッド映画で何度もロケに使われた。
 
常連の女性(77)は「家に風呂はあるが毎日来ている。広いし、冬なんかは体が温まってね。友人もできて楽しかった」。松本さんは「最後の日は寂しいがいつも通り普通に店を開けて普通に終わりたい」と話している。

ハイトピア伊賀:オープン1カ月 にぎわい予想以上 周辺波及効果これから /三重

伊賀市の上野市駅前再開発ビル「ハイトピア伊賀」のグランドオープン(5月12日)から1カ月が経過した。上階からの眺めが良く、関係者の予想を上回る人出で連日にぎわっている。その半面、一部店舗区画に空きがあり、駐車場の確保に課題が残るほか、周辺の商業関係者からは「集客効果がみられない」との声も上がっている。
 
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市中心市街地推進課によると、生涯学習センターなどが入る5階の利用者数は4月16日のプレオープンから5月末までに約1万人、子育て包括支援センターなどが入る4階には同約3500人が訪れた(1、2階のテナントフロアの来場者数は集計中)。公共エリアの利用者数は事前予想の1・5倍という。

眺望目当てに
5階からは、小高い丘に建つ上野城天守閣や、南へ直線に伸びる銀座通りの眺望を楽しめる。これらの見物客は、来場者としてカウントされておらず、実数はさらに上回るとみられる。同課の東弘久課長は「出足は好調だ」としている。
 
昼食時間帯には、2階のパン店や喫茶店などが活気づく。パンを買いに来た同市猪田の吉村敏郎さん(66)は「市の中心部には空き店舗が多いが、ここならいろいろと買い物ができる」と歓迎する。

駐車場、周知課題
集客に欠かせない駐車場は、ビルの地下(22台)以外に、西側150メートルにも30台分を確保しているが、周知が進まず、地下駐車場に集中しがちだ。西側駐車場が満車になったのはこれまで1日だけで、同課は「周知に力を入れたい」としている。北側にある上野産業会館は7月にも撤去工事が始まり、今年度中に駅前ロータリー整備が完了する。これにより、68台分の駐車スペースが増設される。さらに今秋には、近くのビル跡地が40台分の臨時駐車場になる。

店舗埋まらず
課題となっている空き店舗は、解消の見通しが立たない。グランドオープン時に空いていた5区画のうち、1階の3区画には生花店の入居が決まり、残る2区画も具体的な出店交渉が進む。2階の2区画は、スペース分割も視野に業者と交渉しているという。同課は「夏までには全て埋まるようにしたい」としている。
 
一方、周辺への波及効果は今ひとつだ。近くでうどん店を経営する藤井孝一さん(55)は「昨年からのビル工事で落ち込んだ客が元に戻った程度。今は新奇性で来場者が多いだろうから、来年以降が勝負だと思う。たくさんイベントを企画して人を呼んでほしい」と期待する。近くの喫茶店関係者も「客足はまったく変わらない。駅前ロータリーの整備が完了すれば、人出の増加が期待できるかも」と言う。
 
ハイトピア周辺の商店約30店が加盟する「伊賀市上野東町商店街振興組合」代表理事の福山浩司さん(54)は「ハイトピアによる人出の増加を店の売り上げ増につなげるため、足並みを揃えて特売日を設けるなど自助努力が必要」と話している。

アサヒビール:西宮工場、8月22日でビール製造終了 統合先の電力問題クリア /兵庫

アサヒビール(東京都)は今年8月末に閉鎖する西宮工場(西宮市津門大塚町)について、同月22日でビールの製造を終了すると発表した。
 


同社は当初、昨年8月に西宮工場を閉鎖し吹田工場へ統合する予定だったが、昨夏の電力供給が不安視されたことから1年延期していた。今夏は、可動式の発電機を導入し、節電の必要な工場で使用するなど電力問題に対応可能となった。
 
14日にビールの元になる麦汁の最後の仕込みをして、8月22日に製造が完了する。年間10万人が訪れる工場見学は同月17日で終了する。
従業員約110人は吹田工場などに配置換えする方針。工場は流通機能を残し、14年までに製造部門の建物を解体し、跡地を売却する予定。
西宮市が10ヘクタールの跡地のうち4・5ヘクタールを購入する意向で、市は跡地に市立中央病院や西宮消防署、市立中央体育館の新築・移転を計画している。
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。
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