中小企業向け融資に改善傾向 倒産件数22年ぶり低水準の背景

 東京商工リサーチが9日発表した8月の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は819件で、1991年3月以来、22年5カ月ぶりの低水準となった。建設業が前年同月比36.5%減少したことに加え、金融機関の中小企業向け融資が底を打ち、改善傾向がみられたことも倒産の歯止めになったという。

 負債総額は23.3%減の1662億5900万円と2カ月連続で減少し、8月としては過去20年間で最少だった。負債10億円以上の大型倒産も今年最少の22件にとどまった。建設業の倒産減少は、公共事業の増加や住宅の駆け込み需要があったため。製造業(21.1%減)、卸売業(11.9%減)も減少した。

 3月に中小企業金融円滑化法が終了した後も、金融庁は金融機関に中小企業への積極融資を指導。この結果、07年9月から減少し続けた銀行の中小企業向け貸し出しが今年5月に5年9カ月ぶりにプラス転じ、中小企業の資金繰りを支える効果を発揮した。

編集後記
コンサル本といえば、理論や技法(ウェルチ流経営だのSWAT分析だの)を振り回す類の本が大半で、頭で理解できても実際にそれを当社がどの様に役に立てていったらよいのかわかりにくいという傾向がある。
その点で当書籍は著者自身の実体験を中心に実例を列挙しつつ解説してあるので、「当社に置き換え」ながら読むことができた。
個人的には『社員を活かす「目標作成マニュアル」』の部分が気に入っていて、早速当社でも試しており、少し効果が出てきた感じがある。
今後も各テーマに沿って「実体験を中心に」した続編が出ることを期待している。
一度会って話を聞いてみたい著者の一人である。

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100円コーヒーが想定外の人気! 販売目標を大幅に上方修正

 セブン&アイHLDGS傘下のセブン−イレブン・ジャパン(東京都千代田区二番町)が、今年1月から始めたセルフ式ドリップコーヒー「SEVEN CAFE」(セブンカフェ)の100円コーヒーR(ホット・アイス)が、飛ぶように売れている。

 「今年1月にスタートした時点では、1日1店舗当たり60杯、年間販売目標を3億杯と発表したのですが、直近7月の平均販売杯数は87杯を記録しました。7月は猛暑の影響もありアイスが8割も売れました。7月18日には販売数1億杯を突破、当初目標の4割増しで売れており、今年度の販売目標を4億5000万杯に上方修正しました」

 セブン−イレブンの「SEVEN CAFE」導入店は現在1万2800店。新しく設置スペースを作ったりすることで遅れていたが、9月中旬には1万5800店全店に導入できる見込みだ。

 「朝晩少し涼しくなってきた9月では、1日1店舗当たり100杯に迫る勢いで売れています」(広報センター)

 これまで日本マクドナルドの「マックカフェ」が年間3億杯を売り、トップだったが、「SEVEN CAFE」は開始して1年足らずで「マックカフェ」を追い抜き、日本一のコーヒー販売店の座に就くのは確実だ。マクドナルドが全国3300店舖くらいなのに、セブン−イレブンは、その5倍近い1万5800店舗。数の上からも勝負はついたといえる。

 「コーヒーは苦いというので近年、若者のコーヒー離れが起こっていました。けれども全国5万店を超すコンビニ各社がレギュラーコーヒー販売に本腰を入れることになれば、業界に与える影響力は非常に大きい。コンビニの客は若い男女が多いということでもあり、若者のコーヒー離れに歯止めがかかるのではないかと、期待しています」(全日本コーヒー協会)

 セブン−イレブンは「SEVEN CAFE」の大ヒットでファストフードやカフェ業界の領域を侵すと同時に、コーヒーのついで買いによるサンドイッチや焼き菓子、パン、スイーツなどの売り上げ増で、既存店の売上高を伸ばすことにも成功した。

 コーヒーは100円で販売しても粗利益が5〜6割も出るという“おいしい商材”だ。それなのになぜこれまでコーヒー販売に力を入れてこなかったのか。じつはセブン−イレブンも30年前の83年頃から淹れたてコーヒーの販売を手掛けてきた。デカンタ型の容器にコーヒーを作り置きしたり、カートリッジ式のマシンを使って提供したが、酸化や経時劣化のため定着しなかった。

 2001年〜02年頃、エスプレッソを主力とし、持ち帰り、歩き飲みができるスターバックスがブームになるとセブン−イレブンはエスプレッソ式のマシンを導入、「バリスターズ・カフェ」を2000店に展開した。この時期を経て現在の「SEVEN CAFE」が開発されるのである。


編集後記
最初のほうで、お金に頼る労務管理、つまり成果主義を正面から批判している。
例証としてホーソン向上の労働者達のことが書かれている。著者も「集団の雰囲気のなかで取り組んだ結果が生産性を向上させた」結論づけている。
それでも実際の工場や事務所では成果主義が復活するので経営学も取り上げてきたようだ。
結論としては労働意欲に関しては明確な解答はえられていないと書いている。
この点は労働現場にいるものとして教えられた。
この本は理論書というより経営学随想の印象を受けた。
そのため、さらっと読めるし、難しい概念と用語が次か次に出てくることもないので読了しやすかった。

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「健全な資本主義を成り立たせるには、営利主義や合理主義よりも大切な精神がある。日本企業が失ってしまったのはそれである。」自信と気迫を取り戻すには何をなすべきか。

豊田英二氏死去=トヨタ元社長、発展の礎築く

トヨタ自動車の草創期を支え、日本初の本格的な乗用車の開発や独自の合理的生産方式の徹底などを通じて同社を世界有数の自動車メーカーに育て上げた元社長で現最高顧問の豊田英二(とよだ・えいじ)氏が17日午前4時32分、心不全のため愛知県豊田市の病院で死去した。100歳だった。葬儀は近親者で執り行う。トヨタの主催で「お別れの会」を後日開くが、日時など詳細は未定。喪主は長男幹司郎(かんしろう)氏。

 1913年愛知県金城村(現名古屋市西区)生まれ。36年3月東京帝国大学工学部機械工学科を卒業後、トヨタの創業者でいとこの故豊田喜一郎氏(現社長の章男氏の祖父)の誘いで豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)に入社。37年8月同社の自動車部門が分離独立したトヨタ自動車工業に転籍し、喜一郎氏の右腕として国産乗用車の開発に従事した。45年5月取締役に選任され、副社長を経て67年10月社長に昇格した。

 トヨタ自工とトヨタ自動車販売の合併で現在のトヨタが設立された82年7月、喜一郎氏の長男の章一郎氏に社長の座を譲り、自らは会長に就任。その後も、日米自動車摩擦を乗り越え、米ゼネラル・モーターズ(GM)との米国での合弁生産にこぎ着けるなどトヨタの世界的な発展の基礎を築いた。 


11/1よりイオンの全423店舗で、レジ袋の無料配布を中止し有料化へ

イオンは11月1日より、総合スーパー「イオン」全423店舗でレジ袋の無料配布を中止し、環境に優しいバイオマス素材のレジ袋の有料提供を開始する。

○全423店舗でレジ袋の無料配布を中止

同店では、1991年に「買物袋持参運動」を始めて以来、「レジ袋の削減」に取り組んできた。2007年に全国チェーンの小売業として初めてレジ袋の無料配布中止を実施し、現在、レジ袋の無料配布を中止している店舗では、レジ袋辞退率は約80%となっている。

このほど、本州・四国・九州エリアの「イオン」203店舗の食品フロアでのレジ袋無料配布を中止する。既に北海道・沖縄エリアでは無料配布を中止しており、今回の取り組みで「イオン」全423店舗でレジ袋の無料配布を中止することとなる。

○レジ袋LL1枚を5円で提供

今回の取り組みは、さらなるCO2の削減と環境保全の取り組み促進を目的に実施するもの。レジ袋を希望する人には、環境負荷の小さいバイオマス素材のレジ袋を有料にて提供。有料レジ袋の収益金は地域の環境保全に取り組む団体に全額寄付し、レジ袋の利用者も環境活動に参加する仕組みになっている。

レジ袋の価格はLL1枚で5円(九州エリアはLL1枚5円、L1枚3円の2種類を提供)。なお、これまで行ってきた買物袋持参による2円引きは中止する。持ち帰り専用かご「マイバスケット」は引き続き販売する。




<消費増税>小売業に危機感 懸念56%

 毎日新聞が主要企業116社に対して行ったアンケートで、2014年4月に予定される消費増税の業績への影響について56.0%が「懸念がある」と回答した。特に小売業など消費者に近い業種では、消費の冷え込みに危機感を強めていることが分かった。ただ、財政再建や社会保障の財源確保の必要性への理解は広がっており、69.9%の企業が増税を支持した。

 アンケートは8月下旬から9月上旬にかけて実施。消費増税に懸念があると回答した企業に具体的な懸念(複数回答可)を聞いたところ「増税前の駆け込み需要と増税後の反動減が予測困難」(39社)▽「売上高の落ち込み」(23社)▽「会計システム変更など事務作業の増加」(15社)−−などが多かった。「懸念なし」は25.0%だった。

 自社の業績影響については「下押し要因になる」との回答が31.0%。「影響なし」は27.6%。安倍政権の経済政策「アベノミクス」効果で景況感が持ち直しているだけに、企業からは「(消費増税をきっかけに)景気が悪化する」(セブン&アイ・ホールディングス)と懸念する声も出た。増税の影響を緩和する景気対策(同)に関しては、「法人税減税」(77社)▽「住宅ローン減税の拡充」(36社)▽「生活必需品の税率を下げる軽減税率の導入」(26社)−−などを要望する声が上がった。政府は低所得者対策で「現金給付」を検討しているが、支持したのは6社だけで、恒常的な対策を求めている企業が多かった。

 消費増税を容認する企業は69.9%。ただ、経済状況などを見極めたり、段階的に税率を引き上げたりと「柔軟に考えるべきだ」との回答も12.9%あった。景気に関係なく、「増税すべきでない」は0.9%だった。


看護師に復職サポート、麻生区の病院がプログラム参加者を募集/川崎

 地域の看護師不足の解消などに貢献しようと、川崎市麻生区のたま日吉台病院は18日から27日まで、復職を目指す「潜在看護師」をサポートする「支援プログラム」を開催する。同病院は参加者を募集している。

 出産や育児などで医療現場を離れた潜在看護師が、復帰への一歩を踏み出すきっかけをつくる狙いもある。同プログラムは2008年に始まり、年2回のペースで実施しており、今回で12回目を数える。

 看護倫理や注射、輸血などの技術を現役看護師から学ぶほか、院内見学の時間も盛り込まれている。ブランクがあっても、看護師としての勘を取り戻せる充実した内容となっている。

 同病院の担当者は「患者さんたちがあなたの力を待っている。研修をきっかけにぜひ看護の現場に復帰してほしい」と呼び掛けている。

 18〜20日、25〜27日の計6日間。いずれも午前9時半〜午後0時半。定員10人。プログラム開始後も申し込みを受け付ける。参加費千円。

 問い合わせは、同病院電話044(955)8220。



家電量販店の「詐欺的」価格表示

なるべく安い値段で最新のスマホを買いたい……とは誰もが思うこと。でも、どの店が本当に安いのか、簡単には見分けがつかないのが昨今のケータイ販売事情だ。

「家電量販店の価格表示にダマされた」というBクンの事例に学んでみよう。

初スマホ、どれを買っていいか悩んでいるBクン。性能や使いやすさはやっぱり気になるけど、やはり重要なのは値段だ。あちこちの家電量販店を回ってみて思案すること2、3日、ようやく購入し、晴れてスマホデビューとなったわけだが……?

「やっぱり、スマホを見て回るときには詳しい友達と行くべきでしたよ。お店をいろいろ回っているうちにワケわかんなくなってしまって」

そう嘆くBクン。どうやら、自分で「一番安い」と思って選んだお店がハズレだったようだ。

「家電量販店でのスマホの価格表示があんなにわかりにくくなっているって知りませんでした。まずお店ごとに表示の方法が違いすぎ! 値札に大きな字で『0円!』って書いてあっても、ある店では『頭金』って小さく横に書いてあるし、別の店では『指定のサービスにご加入で、かつ2年間使った場合の実質負担金額です』って書いてある。

あと、お店によってはキャリアから受けられる割引額を引いた上での2年間の実質負担金がデカデカと書いてあって、そもそもの本体価格がよくわからないとか……。考えているうちに混乱しちゃって、まあここが安いだろうってお店で買って帰ったつもりなんですが、詳しい友達にレシートとかを見せたら『おまえ、それ高値づかみしてるよ』って言われて……。いったい何を信じたらいいんですか!」(Bクン)

もはや素人が安心してケータイを買うことはできないのか? ケータイ料金に詳しいフリーライターの後藤一泰氏がアドバイスする。

「一部の家電量販店での価格表示は、ある意味、詐欺的ではないかと思うことすらあります。表示価格そのものが、そもそも店が決めた料金プランや加入オプションを前提にした値段であり、それを拒否すると表示価格では買えないことになるのです。

また、月々の割引を引いた後の料金だけを大きく表示しているお店では、実際にそのスマホがいくらするのかわからないこともしばしばです。

オプションに関しても、入るのが当たり前と言わんばかりの態度ですね。『本体が高くなってもいいからオプションには入らない』と言うと、あからさまにいやな顔をする店員もいます。私の経験では、Androidのアプリが使い放題のオプション『auスマートパス』を、非対応のウィンドウズフォン『IS12T』購入時に『このオプションは必須です』と言われたことも(笑)

家電量販店でスマホを購入する際は、店員に『本体の価格はそもそもいくらなのか/月々の割引はいくらなのか/どんなオプションが必須なのか/オプション即解約ならお金がかからないのか』などをしっかり聞き、場合によってはメモを取ることも重要でしょう。『店内メモ禁止』なんて注意書きがあるお店もありますが、そんなのは無視ですよ! だって自分が買うものの金額なんですから」

今や、こうした落とし穴がない販売店を見つけるのはほとんど難しい。しっかりと条件をチェックし、納得してから購入したいものだ。

編集後記
まず、書いてあることが分かりやすい。
今まで、生活のいろんな場面で法律ギリギリの商売の話を耳にしてきたが、その手口が大概網羅されている。
この点で、大学生や社会人1年目の方には一読をおすすめしたい。

究極言えば、モノやサービスがどんな内容であったとしても、買う側がハッピーなら問題は生じない。
売り方が問題で、法に触れなければどんなやり方をしてもいいのか?というモラルには個人の違いがある。

アヤしいと感じるものには、はじめから話を聞かないのが一番だが、人は何がアヤしいのか判別できない。
この本は、自己防衛のヒントにはなると思う。

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モノが売れない時代でも一流の営業マンは売りまくる。彼らは、絶妙のタイミングで商品を薦め、必殺の決めゼリフを持ち、いつの間にか絶大な信頼感を勝ち取り、さらには「あなたは特別な人だ」と自尊心をくすぐりながら相手を気持ちよくさせ、必要のないモノまで買わせてしまう。商品説明などしなくとも、顧客は満足し、騙されたと訴えることもない。詐欺師と一流の営業マンは紙一重。十倍買わせる、きわどい営業のコツと心得を伝授!


簡単にできる 居酒屋で客単価をあげる方法

【客単価とは?】

あらためて、居酒屋の客単価とはどのようになっているのかを考えてみたいと思います。
 客単価=1人当たりの注文数×一品平均単価になります。
 そう考えると、客単価を上げるためには、注文数を増やしてもらうか、単価の高いメニューを注文してもらうかのどちらかになります。

【注文数を増やすためには?】

注文数を増やすためには、「ついで買い」をうながすことが大切です。「予定には入っていなかったけど、つい頼んでしまった。けど、頼んで良かった。」と、お客様に思ってもらえるような仕掛けが必要です。そこで、3つの切り口を紹介いたします。

1.利用シーン別の提案(時間別)

お客様の利用シーンごとにイメージができるメニュー構成にします。とりあえずの一品からデザートまで、時間の経過とともにどんな料理を食べれば良いのかが分かるように誘導していきます。

2.旬の料理の提案

期間限定商品は消費者の購買動機につながります。通常のオーダーにプラス一品の効果が期待できます。常連様に、定期的に季節の商品が提案できていることが、来店動機につながり、またこのことがお店の魅力ともなり、単価アップにもつながります。

3.味の違い、食べ比べを提案

お酒の利き酒セットなど、味の違いがある商品を両方頼んでもらえるように仕掛けて行きます。最近、流行りのB級グルメを食べ比べしてもらうなどの提案もおもしろいと思います。

【メニューの平均単価を高めるためには?】

最近では、単価をあげることが難しくなってきています。メニュー単価を上げるためには、(1)手間が掛かっている。(2)原材料にこだわっている。この2つの軸で、お客様にきちんとお値打ち感がある商品であるということを伝えていくことが、重要となります。

【提案力のトレーニング】

どちらの方法でも、最も重要なのは接客での提案力になります。お客様が、いまどのようなことを求めているかを見極め、それに対してどのような提案ができるかで、お店の数字は変わります。「お薦め」=「押し売り」と考えてしまう店長も多いですが、適切な情報提供や声掛けは、サービス業として大切なことです。ドリンクのおかわりトークも同様です。お客様が言いづらかったことをこちらから提案してあげる。売りたいものを売ろうとするのが押し売りで、お客様が欲しているものを提案することは、顧客満足につながり売上の向上につながります。

お客様は、居酒屋に来た時には自分なりの想定予算があります。お会計時にそれより高いと、値段が高いお店だと思われてしまいます。想定予算を意識して、予算内でどれだけ注文をいただき、お値打ち感を感じていただけるかが、ポイントだと思います。



大学3、4年生「正社員なれぬ 自己責任」 京のNPO、就職調査

 雇用環境の変化など社会の実情を学んでいない大学3、4年生の多くが「正社員の職が見つからないのは甘えや努力不足が原因」と考えていることが、若者への労働法教育に取り組むNPO法人「あったかサポート」(京都市下京区)の調査で分かった。専門家は「就職難が自己責任論に終始しないよう、問題意識や自尊心を持って就職に向き合えるような教育が必要」と指摘する。

 キャリア支援の課題を探るため、京都などの5大学430人を対象に今年4〜7月、学校で学んだ内容や就職への意識を調査した。
 このうち、3、4年生(約170人)は、約6割が大学で「自己分析」や「適性検査」の講座を受けていたが、「雇用環境の変化」や「労働者の権利」など働き続ける上で必要な労働教育を受けた人は、それぞれ約2割にとどまった。雇用環境の変化について学んでいない人の半数が、正社員になれないことを「自己責任」と考えていた。

 一方、アルバイト経験のある学生の3分の1が「バイト先の正社員の働き方や労働条件には問題がある」と回答。「問題がある」と答えた人は、「ない」と答えた人よりも「中高年や老後の生活に不安を感じる」割合が高く、アルバイト経験が労働観に与える影響が大きいことも見えた。
 調査を分析した法政大の筒井美紀准教授(教育社会学)は「大学の支援は、目先の就職を考えたキャリア教育に偏っている。アルバイト経験を学びにつなげるなど、雇用の現実や労使間で守るべきルールを知って働き続けるための教育も考えるべき」と指摘する。

 14日午後2時から同志社大(上京区)で開くシンポジウム「半身就活でいこう」で、筒井教授らが調査結果を報告する。500円(学生無料)。問い合わせは同NPO法人TEL075(352)2640。




代官山のセレクトショップ「ラブレス」移転−売り上げ好調、売り場2倍に /東京

 代官山・八幡通りに9月14日、セレクトショップ「LOVERESS代官山」(渋谷区代官山町、TEL 03-3770-1991)が移転オープンする。経営は三陽商会(新宿区)。

 国内外のハイブランドとクリエーティブブランドを提案するとともに、オリジナルブランド「ラブレス」「ギルドプライム」を扱う同店。同店とその姉妹店「ギルドプライム」を展開する同社のセレクトショップ事業の今年1月〜6月の売り上げは、前年比130%で推移するなど好調だという。

 そうした中、同所の契約満了を機に移転を決め、代官山蔦屋書店(猿楽町)のオープンに伴いにぎわいをみせている八幡通り側に店を移し、売り上げ向上を図る。旧代官山店は2008年、同じ八幡通りの商業施設「アドレス・ディセ」に出店していた。

 新代官山店の店舗面積はワンフロアで430平方メートル。旧店の約2倍に拡大。「天空の城」をテーマに、廃虚となった城をイメージしたがれきや壁面の植物の装飾などを施す。会計を待つ間など、商品購入客にコーヒーやジュースなどを無料で提供するバーカウンターも新たに設け、「ショッピング前後も楽しめる」工夫を施す。

 商品はウエア・アクセサリー・服飾雑貨をそろえ、メンズ・レディス合わせて100ブランド以上を展開。仏発「モンクレール」などを新たに取り扱い始めるほか、品ぞろえも拡大。オリジナルブランドと買い付けブランドの構成比は3対7程度。ドレッシーなアイテムを求める富裕層からカジュアルなアイテムを求める若い来街者までさまざまな客層が来店するため、商品も幅広くそろえる。代官山店の来店客は20代半ば〜30代が中心で、入店率は女性客の方が多いが、売り上げは男女半々ほどだという。

 買い付けブランドは、バッグを中心とした「MCM」や、ロンドン発「アレクダンサーマックイーン」、東コレに出展するメンズブランド「yoshio kubo」、レディスブランド「muller of yoshiokubo」ほか。エクスシーブルブランドやコラボアイテムなどに力を入れ、独自の世界観を表現する。

 営業時間は11時〜20時。

編集後記
この本は昨年の米国ビジネス書のベストセラーにランキングされている本で、原書で読もうと思っていたら、翻訳が出ました。
ビジネス書の中には、机上の空論の多いコンサルタントや大学教授の書物が多いなか、実際の経営者が経験から語る内容には迫力があります。
戦略とか、企画とか、ビジョンとか格好のよいことを言う人は多いですが、企業の競争力は、まさにそれを実現することにある訳で、それを忘れている経営者、学者が多いということを明確に示している本です。
「経営者は、ピラミッドの頂点で戦略的なことだけ思い描いておればよく、「実行」は現場がやればよい」と考えている大企業の経営者にぜひ読んでほしい本です。

【送料無料】経営は「実行」改訂新版 [ ラリー・ボシディ ]

戦略やビジョンも「実行」次第。このあたりまえのことを実現するにはどうしたらいいのか。
辣腕経営者と著名コンサルタントが、これまで語られることのなかった、経営における「実行」のノウハウを、多くの事例を交えて説く。

日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。
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