報酬は「お金」よりも「成長」を求める人が成功する。

あなたは会社に対して何を求めていますか。
報酬ですか、それともお金ですか。
会社に対してお金を求めるのか、成長を求めるのかのどちらに重点をおくかによって、これからの人生の成りゆきが変わります。

できる人は、必ず成長第一です。
会社はお金のための手段になってはいけません。
会社は自分の成長のための手段にすぎません。
会社の中で使われる身では、いつまでたっても本当に自分のやりたいことができません。
会社の利益が関係するからです。
しょせん、会社がもうかるための仕事です。
自分の人生は、会社のために一生をささげているわけではないはずです。
だからこそ、会社では成長を求めるのです。

報酬はお金でいただくのではなく、成長をいただきます。
お金のことは、あとから考えたほうがいい。
まずは成長が第一、お金が第二です。

成長すれば、いつか必ず自分の好きなことでお金を稼げるようになります。

「こんな好きなことばかりして、お金をもらっていいのかな」という気持ちになれば合格です。

好きをつらぬきましょう。
会社の奴隷になるのではなく、会社を通して自分を向上させていくのです。
人生では、お金をいくらもってるかによって幸せが決まるわけではありません。
人生はどれだけ自分の好きなことをつらぬいたかによって、幸せが決まるのです。
会社で成長をさせてもらったら、自分を試す場所を何も会社だけに限定する必要はありません。

今はインターネットが盛んになり、自分を表現する機会が増えました。
インターネットでなくても、人を通して新しい挑戦に出会うこともできます。
人を通さなくても、最後には自分で会社をつくってしまえばいいのです。
自分で会社をつくったら、そのすべてのノウハウ丸ごと学ぶことができます。
一気に成長できるのです。

たとえ失敗しても、失敗によってたくさんのことを学ぶことができます。
人生にむだはひとつもないのです。
どこまで自分をつらぬき通せるかは、会社でのお金か成長かのこだわりで、すでに決まっているのです。

編集後記
学ぶ前にざっくりつかめ!
リスクマネジメントの専門家であり中京大学の人気講師でもある著者が、これから企業リスクマネジメントを導入しようとする経営者、コンプライアンス担当者、法務担当者などを対象に、きわめてわかりやすく書き下ろした、リスクマネジメントの超入門書です。
リスクマネジメントという分野はまだまだ発展途上。
したがって、専門書によって見解や用語がバラバラなのが現状です。
本書はこれからリスクマネジメントを学ぼうとする企業担当者を対象に、本格的に学ぶ前の指針をレクチャーする内容となっております。
リスクは待ってはくれません。リスクマネジメントを完全習得したときにはすでに企業が倒産していた・・・・・・、などということがないように、まずは本書でキホンの「キ」を学んでいただければ、最短で必要最小限の企業リスクヘッジができるようになります。

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不況とは、忘れかけていた何かを思い出させてくれる時期。

社員との結束は、うまくいっているときにはできません。
うまくいって当たり前だからです。
仕事はあって当たり前。
契約が取れて当たり前。
右肩上がりの売り上げで当たり前。
社会経済が上向きなので、何をやってもうまくいきます。
好況のときには、仕事におけるすべての感動が小さい。

しかし、不況となるとそうはいきません。
仕事はどんどん減る。
契約もなかなか取れない。
右肩どころか、売り上げはどんどん落ちていく一方。
なかなかうまくいかない時期になって、ようやく仕事のありがたみ、喜び、うれしさ、感動に気がつきます。

健康は、あるときにはありがたみに気がつきませんが、失ったとき、ようやくその重要性に気がつくのと同じです。
毎日ニュースで流れる仕事を失っていく人たちを見て、思います。

「自分はまだ仕事がある。仕事があって幸せだ」
「仕事がある。仕事ができる」という当たり前の幸せに気がつけるのです。

本来、働けるというのは最高に幸せなことです。
自分が社会で生かされ、役に立っているという実感がもてるからです。

仕事を通して「生きている意味」「生きている実感」「生きる喜び」を感じ取ります。
不況は、そういう忘れていた感覚を取り戻す時期です。

仕事が、嫌いだ面倒だといっている場合ではないのです。
社員同士の結束は、不況の中ではぐくまれていきます。
大変な時期に、お互いに知恵を出し合い、協力し合い、努力を重ねることで、社員同士の結束が強くなるのです。
つらい時期だからこそ、情もはぐくまれやすくなります。

「青春のともは一生」と言います。

それは受験という大変な時期を一緒に戦ってきた友だからこそ、友情もはぐくまれていくのです。
不況のときに一緒に戦った同僚、またお客さまとの関係も、実は関係を太くするチャンスです。
大変な時期だからこそ、関係をよりいっそう太くしやすくなる時期なのです。
不況は、そうした忘れかけていた何かを思い出させてくれる時期です。
不況を乗り越える前と後とでは、そうした当たり前への認識が変わっていることでしょう。

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不況のときこそ、海外旅行へ行け!

不況になると、一般的に出無精になります。
社員はお金がないので、行動を控えたり、購入を控えたりします。
家の中にいる時間が増えたりします。
会社内でも影響し、どこか控えめで節約志向へと傾きます。
いつの間にか、考え、行動、発想が狭くなってしまう。
そういう状態になれば、余計に頭の回転も悪くなり、負のスパイラルになります。

「今年は不況だから、社員旅行は取りやめよう」

普通はそういう流れになります。
この負のスパイラルを脱するために、どうすればいいのでしょうか。
それが「海外旅行」なのです。
不況のときこそ、社員旅行はやめるのではなく、むしろ行くのです。
それも国内旅行ではなく、海外旅行です。

国内とは違って海外は、通貨・文化・言葉などが全然違います。
社員は、今まで見たこともないものをたくさん見ることができることでしょう。
頭の中をリフレッシュさせる効果があり、凝り固まった頭が柔らかくなります。
新しい文化に触れ、今まで見たこともない風景を見て感動します。
視野を広げ、新しいアイデアを生み出すきっかけになります。
そして海外旅行をするもうひとつの理由があります。

「危機感を持つため」です。

たっぷり遊んでストレス発散ができる一方、危機感を持ち始めます。
大不況のなか、海外へ社員旅行をしていると、誰でも「こんなことをしている場合じゃない」と思うことでしょう。

「ぜいたくはうれしいが、こんなにのほほんとしていいのか」

ぜいたくをしながらも、どこか罪悪感を持ちます。
これがいいのです。
いい意味で焦りや切迫感が生まれ、危機感が生まれます。

すると、海外旅行から帰ってきてから、仕事への取り組みがよくなるのです。
海外旅行で得られる視野の拡大と、ぜいたくをしたあとの危機感によって、仕事の効率がよくなるのです。
これが不況を脱するきっかけになります。
企業は人から成り立っています。
人を生き生きと活性化させることで、企業が活性化するのです。

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もたもた始める改善は、思ったほど不況対策にはならない。

不況には「コスト削減」という話が必ず出てきます。
経済が傾くうわさを耳にすると、社員大勢が集まり、会議を開きます。
「そろそろコスト削減が必要かな」という話が、ちらほらと出始めます。
不況が始まれば、また会議を開いて「どこか削れる部分はないか」とようやく重い腰を上げます。
みんな、あまり変化をしたくないし、痛みを感じたくない。
お互いの顔色をうかがいながら、無難な改善案を挙げます。

しかし、不況は進みます。
さらに不況が進むようならば「もっと削ろう、さらに削ろう」とまた会議を開きます。
その間に、小さな改善が繰り返され、小さな痛みを味わうことになりますが、なかなか立ち直るまでにはいかない。
ついに不況が深刻になったとき、腹を決めます。

「このままではいけない。改革を起こそう」

大胆で新しいやり方を決意します。

「それは無理だろう」という意見が出ますが、不況だからという理由で仕方なく進めます。
「数回の改善のあと、最後に改革」という流れです。

自然な流れですが、ちょっと待ってください。

段階を踏んで、じわじわとコストを下げていくのは、実は1番効率の悪い方法です。
実は1番痛みが大きいパターンであり、もっとも効果の小さなパターンです。

「数回の微痛のあと、最後に大激痛」という流れは、合計すると1番痛みを長く強く感じてしまう。

しかも不況の段階に合わせて、じわじわと進めるコストカットは、効果も小さい。
時間もかかり、遅いのです。
いい改善案が出ても、実施が遅ければ、効果も小さくなります。
もたもた始める改善は、思ったほど不況対策にはならないのです。

では、不況に強くなるためにはどうするか。
不況が近づいているとわかった段階で、いきなり大きなコスト削減に踏み切るのです。
はじめから「改善」ではなく、いきなり「改革」から始めます。
開く会議も、会議は必要最低限に抑えます。

コスト削減の目標も、5パーセントや10パーセントではなく、いきなり50パーセントでいきます。
100万円かかるものを、50万円でできないか、という発想です。
頭のねじがひとつ飛ぶくらいではいけない。
ねじが2つも3つも飛んだやり方のほうが、痛みは大きいですが、一度で済みます。

これまでのやり方を大胆に変えようという発想、それを実行しようとする行動力が出てきます。
根本的にシステムを見直す必要が出てきて、これが生き残る力になるのです。
大胆な決断は大きな痛みが伴いますが、痛いのは最初だけであり、一度だけです。
何度も小さな痛みを繰り返す「改善」よりも、一度の大きな痛みで済ませる「改革」のほうが、実は総合的な痛みが小さいのです。

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希望退職者を募集すれば、穏便に人の削減が可能になる。

不況が近づいて、人の削減に踏み切るときがあります。
そういうとき上司が独断で誰を切るのかを決めるのはよくありません。
仕事のできない人、キャリアの浅い人を切ればいいというのは単純な話ですが、そういう人を物であるかのように扱うこと自体が人権侵害です。
不況時にただでさえ、人の心には余裕がありません。

そういうときに「明日から来なくていいよ」という一方的な言い方では、誰でも納得がいきません。
人によっては不当だとして、訴訟問題を起こすケースもあるのです。
不況時、ただでさえ余裕がないときに、裁判ざたになるのはごめんです。
やはり心を持った人です。

生産性が低くかったり、キャリアが浅かったりする人でも「仕事を続けたい」「もっと仕事がしたい」という人を切るのはよくありません。
積極的な気持ちがあるのですから、できるだけそういう人には残ってほしい。
では、穏便に人の削減のためにはどうすればいいのか。

「希望退職者」を募ればいいのです。

可能な限り奮発した退職金を出して、退職希望者を募ります。
定年が近い人は、多くの退職金が出るのなら、前向きに検討してくれることでしょう。
そもそも転職を考えている人もいるかもしれません。
もちろん退職金が出るのは、企業にとっては出費になりますが、長期間給料を出し続けるほうがもっと苦しいことになります。

退職金だけでなく、ほかに贈れる何かがあれば付けてもいいでしょう。
例えば、アパレルメーカーであれば、不況で大量の服が売れ残っているはずです。
売れ残った商品をプレゼントという名目であれば、在庫処分と人の削減を、穏便に進めることができます。
飲料メーカーなら飲み物をプレゼント、家具メーカーであれば家具をプレゼントなどです。
お金をかけて在庫処分する手間もなくなり、しかも自分から辞めたいという人の意思も最大限に尊重することができます。
企業にとっても雇用者にとっても、前向きな案になるはずです。

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調子が悪いときほど、夜遅くではなく、朝早く。

不況で会社の調子が悪いときには、残業が多くなります。
少しでも売り上げを伸ばすために、社員が定時を過ぎても帰れない。
不況の時期には乗り越えるべき山がたくさんあります。
そうして遅くまで残り続け、終電ぎりぎりになって、急いで会社を飛び出す。
睡眠時間は短くなり、朝は慌てて出社する。
定時を過ぎると、人間は、異様に効率が悪くなります。

夜遅くになればなるほど生産性が低下して、時間の割にいい仕事ができなくなります。
問題は夜の暗さです。
外が暗いとなんだか元気が出てきません。
暗いので暗い発想した浮かばない。
こういう悪循環になります。

不況時こそ、会社全体のリズムを見直してください。
「夜遅く」ではなく「朝早く」を心がけるのです。
9時から出社のところは、8時に出社です。
少し眠いですが正念場です。

朝、1時間早く起きて行動するだけで、仕事の効率や回転は驚くほどよくなります。
1時間早く出社して、残業もいつもより1時間減らします。
結果として、労働時間そのものは変わりません。

しかし、朝に仕事をする時間が増えるため、仕事の質が上がるのです。
朝日には人を活性化させる力があります。
暗い夜に仕事をするよりも、少しでも明るいうちに仕事を続けるほうが、効率が上がります。
アメリカではスピード企業ほど、ブレックファストミーティングが行われています。

朝早くに朝食を食べながらミーティングを開くのです。
朝日を感じて話し合うと、前向きな意見が出やすく、企業が活性化されるのです。

編集後記
ビジネスパーソン必携!あなたの会社にレジリエンス(耐久性)はありますか?
米国トヨタのセクハラ訴訟、パロマ湯沸器事故、個人情報漏えい問題など、相次ぐ企業の不祥事は、なぜ起こるのか?どう対処すべきか?その防止策は?第一線で活躍する実務家が、100の事例を挙げてそのポイントをわかりやすく解説し、リスクマネジメント再構築のヒントを示す。

編集後記
企業の不確実性を最小化する道筋
日本の経営者のみなさま“リスクを把握していますか?”時代激変の中、起こりうるリスクを把握するために世界有数のプロフェッショナル・ファームが提供する羅針盤。

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本当にお客さまの役に立ち、喜ばれている会社に、不況は関係ない。

お客さまあっての経営です。
お客さまがひとりもいなくなれば、当然経営は破たんです。
売り上げさえ上げればいいと考え、本当にお客さまのことについて考えているのを忘れていませんか。
不況のときには、売り上げを少しでも伸ばそうと、巧みな心理テクニックに躍起になると裏目に出ます。

大して価値のない商品を無理やり買わせても、買った後「だまされた」という印象が強くなり、客離れが加速するのです。
心理テクニックは一時的には効果がありますが、長い目で見ると、大損をします。
では、不況のときは何を重視すればいいか。
売り上げの数字ではなく、お客さまを見ます。
徹底的にお客さま重視になって考えるのです。

「どうすればもっと喜んでもらえるだろうか」
「どうすればもっとお役に立てるだろうか」

そういうお客さまの立場に立って、本当に価値のある商品やサービスを考えます。
経営においてこれほど重要なことはありません。
利益をもたらすのは、お客さまです。

「いかに売り上げを伸ばすか」ではありません。
「いかに喜んでもらい、いかに役に立てるか」です。

心理テクニックを巧みに利用するのではなく、そもそもの商品力をつけることに目を向けることです。
お客さまに喜んでもらえる商品、本当に役に立つサービスであれば、心理テクニックなど利用しなくても、売り上げは伸びていきます。
不況だからこそ利益を出したいという気持ちが大きくなるところですが、逆にお客さまの視点に立ちます

「これは役に立つなあ」
「こういうサービスを待っていた」

財布のひもは固いけれど、こういうサービスをしてくれるなら、買ってもいいかなと思わせるアイデアを考えるのです。
そうすれば、利益はあとから自然とついてきます。
不況のときも関係ありません。
多くの人に喜んでもらい、役に立ってもらえることをする会社は、不況のときにも傾くことはないのです。

編集後記
なぜリスクは認識しにくいのでしょうか?その大きな原因のひとつに「どのような視点でリスクを捉えればよいかわかりにくい」ことがあげられます。この書籍は、現場担当者が持つべき「リスクの視点」を現場の目線にあわせて解説させていただいております。
認識できないリスクは管理できません。
現場担当者の方々に広くお役にたてていただきたい1冊として出版させていただきました。

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無理な買わせ方で売り上げを伸ばした会社ほど、不況時にあえぐ。

不況がやってきたときに、大打撃を受ける会社には共通点があります。
無理な買わせ方で売り上げを伸ばした会社です。
無理な買わせ方とは、人間心理を利用して、だませるような買わせ方のことを言います。

「期間限定」
「今だけ半額セール」
「3つ買えば、1つサービス」
「先着30名限り」

この手の心理テクニックは山ほどあります。
これまでとにかく売り上げを伸ばすためなら手段を選びませんでした。
売り上げの数字ばかりに目を向けて、あらゆる心理テクニックを巧みに利用し、消費を上げていた。
もちろんそれも売り上げを伸ばす方法のひとつです。
巧みな心理テクニックを利用して売り上げを伸ばすのは、どこの店舗でもやっている常とう手段のひとつになっています。
しかし、よくないのです。

本当にお客さまの立場になっていないからです。
お客さまに喜んでいただけることではなく、いかに売り上げを伸ばすかに重点を置いています。
そういう人間心理でだませるようなやり方で購入させた場合、購入後「役に立たない。買って損した」と目が覚めてしまいます。
好況のときには金回りがいいので、そういう方法でも売り上げを伸ばすことはできます。

「損はしたけど、まあいいか」と思う人が多い。

しかし、不況になれば一転します。
不況のときは人々の財布のひもが固くなり、会社をより慎重に選ぶようになります。
衝動買いが少なくなり、ひとつ購入するにも時間をかけます。
人間心理を巧みに利用して売り上げを伸ばそうとしても、慎重になった人々は、偽のサービスにだまされにくくなります。
また、万が一だまされたとすれば、お客さまは激怒します。

「客をなめるな!」

激しいクレームを突きつけます。
結果、売り上げ重視の会社は「あそこの会社はサービスが悪い」といって、客離れが加速するのです。
好況時に通用したやり方では、不況時には裏目に出ます。
そもそもお客さまを無視した売り方が、根本的に間違っています。
お客さまを無視し、売り上げ重視で経営をした会社が、不況のときにあえぐのです。

編集後記
ケ-スとスト-リ-でわかる
「水と安全はタダである」の神話が崩壊し、自己責任で経営リスクに対処していかなければならなくなりました。
『経営リスク=経営そのもの』であり、リスク管理は経営をコントロールする手法と同じであることを、わかりやすくストーリーを読み進むことで理解できる1冊です。

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お金に余裕がないとき、判断力は著しく低下する。

夜の町、ネオン街を歩いていると、融資をする看板やちらしを見かけます。

「電話1本、審査なし」
「即日で30万までご融資いたします」
「他社で断られた方でも問題なし」

誰がみても闇金であることは明白です。
明らかに怪しい。

「こんな広告に引っかかる人なんているのか」

これがいるのです。
引っかからないのは、今あなたがお金に困っていないからです。

借金を背負い、1円でもいいからお金が必要としている人は、ついこの手の広告につられてしまうのです。
たとえ闇金に手を出してはいけないとわかっていても、手を出しているのは、おしりに火がついているからです。
お金に余裕がないときは、冷静に考える余裕もない。
切羽詰まっているときには、われを忘れやすい。
普段は当たり前のようにわかることでも、わからなくなってしまうのです。

弱っているときには、普段だまされないような言葉にも誘惑されやすくなります。
人間は、弱っているとき、冷静な判断力を失います。
不況で会社があえいでいるときも同じです。
お金がなくて、困っているときには、判断力が著しく低下するのです。
不況で少しでも会社にお金があればいいと思っていると、社長の経営判断が弱くなりがちです。

「ああ、自分は今、余裕がないな」

そう感じたら無理をせず、ほかの人と一緒に話し合うことです。
会社内のほかに頼りにできる人間と話し合い、慎重になるのです。
これは社長に限った話ではありません。
部長でも課長でも同じです。
人間、お金がないときには、あらゆる判断力が低下するのです。
情緒も不安定になり、自暴自棄になりやすい。
他人の協力を仰ぐというのは重要なことです。

自殺者の原因を調べると、常に「借金」が第一位です。
それはお金がなくて余裕がなくなり、誤って死という選択をしてしまったからです。
判断力だけでなく、情緒も不安定になると、そういう判断ミスまでしてしまう。
お金がない人は、自分で考え、決めてはいけない。
どうしても冷静に考えられなくなります。
必ず頼りになる人と話し合えばいいのです。

弱さをさらけ出し、助けを求め、相談や助言を求めます。
複数人で知恵を出し合い決定するようにしましょう。

「今、何をどうするべきか」
「この大変なご時世、どうすれば生き残ることができるのか」

自分一人で抱え込むのではなく、頼りになる誰かと話し合えば、取り返しのつかないミスを防ぐことがでることでしょう。
そして意外な突破口を見いだすことができるはずです。

「お金がないとき、人間はあらゆる余裕がなくなる」

その法則を知っているだけでも、不況は乗り越えやすくなるのです。

編集後記
「内部統制」時代の与信管理
情報収集の方法、決算書の見方など取引先の分析におけるイロハから、企業における与信管理体制の構築、運用方法まで、独自の格付システムで企業の与信管理のあり方に一石を投じたリスクモンスターならではの実践的な指針を満載。
内部統制への整備が迫られる中、この一冊で企業が取り組むべき与信管理のすべてがわかる。

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社員が陰で会社の悪口を言っているところは、倒産しやすい

ある日、カフェでコーヒーを飲んでいると、若い女性2人が真横のテーブルに座りました。
ふと隣の人の会話が耳に入ってきました。

「久しぶりだね。元気してた。最近どうしている?」

休日、久しぶりに友人と会い、お互いの近状を伝え合っている様子でした。
聞こうと思って聞いているわけではありませんが、真横で話をされると、どうしても耳に入ります。
初めはたわいもない光景と、ありきたりな会話でした。
しかし、途中からだんだんと話がそれて行き始めました。

「うちの上司が無能で困っているんだ」
「社員への教育が全然なってなくて育っていない」
「うちの会社、結構やばいよ」

隣で聞いていて「おいおい。この会社は大丈夫か」と思ってしまいました。
そもそも会社の外で会社のことを口にする自体、よくないことです。

外部の人に会社の内部情報を漏らしているようなものです。
外で会社のことを話すのはよくないとわかっているのでしょうが、おそらく愛社精神が低下しているので、うっかり忘れているのでしょう。
なにより、彼女が会社内部の情報を口外している時点で「社員への教育がなっていない」というのが信用できました。

彼女が会社の内部の話をためらいもなく外で話すくらいですから、彼女のいう「教育が全然なっていない」というのは本当なのでしょう。
彼女以外にもその会社に勤めているほかの社員が、各地で会社の悪評をばらまいていると思うとぞっとします。
そういう状況自体が、すでに会社の危うさを物語ります。

私はその会社の経営状況は全く知りませんが、そういう会話を耳にすると、会社の内部が見えてくるのです。
案外、そういう本音は、会社の中では聞けません。
会社の中では、猫をかぶった社員を演じて礼儀もよく、上司の目もあるので、言いたいことがあっても言えないのです。

社内では言いたいことは言えず、外に出たとき、どっと吐き出してしまう。
会社内の状態というのは、社員が口にする言葉でわかるのです。

編集後記
デフレ・リストラ、どんとこい!
『塀の中の懲りない面々』といったベストセラーの印税で買いこんだ不動産。
値上がりを楽しみにしていたのに、あのバブルの崩壊で二束三文になってしまった。
残った負債はなんと総額四億円!離婚の慰謝料で全財産を手放し、本は売れなくなった。
この莫大な借金をどうやって返済すればいいのか-。美女の待つ銀座も、大好きな博奕も、そして暗黒街の「奥の手」も封印し、借金を返すためだけの毎日。
天下の流行作家から一転、超倹約生活に!浮き沈みの激しいジェットコースター人生を振り返る、懲りないマネーの反省記。

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日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。
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