本には低級も高級もありません。
本の評価は、本人のためになるかどうかで決まります。
ためになる本であれば、なんでもよいのです。
本が、うすいか分厚いかどうかは関係ありません。
うすい本でもためになる本はたくさんあります。
むしろうすい本のほうが、内容がわかりやすく書かれていて本人のためになる場合が多いです。
「小学生が読むような本をいまさら、買うなんてプライドがゆるさない」という人は、学ぶことはできません。
変な見えをはるから、読めもしない本を買うことになるのです。
文字が大きいとか小さいとかは、よい悪いには関係ありません。
大きい字でも、ためになる本はたくさんあります。
小さい字でも、全然ワケのわからない本だってたくさんあります。
私は今、とても幸せです。
ですから、みんなにこの幸せを分けてあげたいなと思って本を書いています。
私はみんなのために好きなことをやっています。
みんなのために本を書いていますから、わかりやすく読みやすくすることが、読者に喜ばれます。
読むことに負担がかからないからです。
私の本で使われる字は、あえて大きめのフォントにしています。
最初と最後のタイトルは、もっと大きいフォントにしています。
行間が狭いと読みにくいですから、行間も広くとっています。
余白をとることで、だいぶ読みやすくなっています。
だからといって、内容はしっかりしているつもりです。
「100パーセント」で本を書いています。
手は抜いていません。
本当に読者のことを考えたよくできた本なら「中身があること」と「読みやすい」という本になります。
読者のことを考えた本というのは、小さい字がどれだけ読みにくいか、大きい字がどれだけ読みやすいか、レイアウトがどれだけ読むことに影響するかを知っているからです。
読者にできるだけ負担がかからないように、わざと大きな字にしている本を見ると「この著者は読者のことをきちんと考えている人だな」とわかります。
私の本は、できるだけ大きい字でわかりやすく読んでもらえるように工夫しています。
本を手にとるために、まるでフェロモンを出しているかのような「タイトル」をつけています。
遠まわりではなく、単刀直入にタイトルを言いきっています。
この本のタイトルも「成功者になるコツ!」です。
成功者になりたいと思っている人なら、手にとってみたくなるタイトルです。
このタイトルに引かれて手にとった人がページをめくったとき「ムムム!」と思うようなレイアウトにしています。
「読みやすさ」です。
私は今までいろいろな本を読んできましたが、つい引きこまれて読んでしまう本と出合うことがあります。
引きこまれてしまう本には「中身があること」と「見やすいこと」という共通点があることに気がつきました。
ためになるかどうかは人それぞれですから、私は一生懸命書きます。
たいてい、このタイトルに引きつけられて読む人が、うなずいてくれる内容を書いているつもりです。
本屋で手にとる本は、自分が「あ、おもしろそうだな」と思う本です。
それが自分の好きな分野の本になります。
編集後記
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