長崎県雲仙市で元・ホテル東洋館運営の(株)東洋館が破産



長崎県雲仙市で元・雲仙温泉 ホテル東洋館運営の(株)東洋館は、3月31日に自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

昭和40年2月に本館などの現施設を「ホテル東洋館」としてオープン。以後、増築や改修などを重ね、客室数127室(約650名収容)、大・中宴会場、屋上展望露天風呂を備える雲仙地区最大級の規模を有する観光ホテルに成長した。
一般旅行客のほか、修学旅行客をはじめとする団体客を受け入れ、1991年6月期は年収入高約20億円を計上した。

しかし、90年以降は普賢岳の火山活動の影響に加え、雲仙・島原地区の観光需要低迷から団体客を中心に利用客が減少。2005年6月期以降は年収入高が10億円を下回る状況が続くなど、業績が悪化していた。
そうしたなか、設備投資に伴う有利子負債の返済負担が重く、資金繰りがひっ迫、借入金の返済猶予を受ける一方、経費削減などで立て直しを図っていたものの、2010年3月には借入金の一部がサービサー(債権回収会社)に債権譲渡される事態となっていた。

近時は、自社ホームページを活用して集客強化などにも取り組んだものの、2016年4月に発生した熊本地震の影響で利用客が減少。
その後、「九州ふっこう割」の利用客の取り込みなどで一時的に回復を見せたものの、再建の見通しが立たないと判断、2017年2月にホテル不動産を売却し、今回の措置となった。
なお、「ホテル東洋館」は別会社に事業を譲渡し、現在も運営を継続中。

会社名 (株)東洋館
業 種 元・「雲仙温泉 ホテル東洋館」運営
所在地 長崎県雲仙市
設 立 昭和39年3月
創 業 昭和20年10月
資本金 5000万円
負債額 37億円

てるみくらぶに連鎖!広告企画・制作の(株)デナリ・エージェンシーが弁護士一任

東京都千代田区で広告企画・制作の(株)デナリ・エージェンシーは、3月30日付けで事業を停止、破産申請を弁護士へ一任した。本社入口に「告示書」を張り出している。

「てるみくらぶ」の連鎖倒産はグループ会社の(株)自由自在、(株)てるみくらぶホールディングスの2社が3月30日に破産を申請しているが、グループ外では初の連鎖倒産となった。
旅行や健康食品、化粧品業界を対象に、広告仲介を手がけ、年商数億円を計上していた。格安旅行業の「(株)てるみくらぶ」との取引が拡大し、「てるみくらぶ」の平成27年9月期の未払費用に983万円の債権が記載されていた。
最近は取引額がさらに拡大していたが、29年3月27日に「てるみくらぶ」が約151億円の負債を抱えて東京地裁に破産を申請したため多額の焦付が発生し、資金繰りに行き詰まり、今回の措置となった。

会社名 (株)デナリ・エージェンシー
業 種 広告の企画・制作
所在地 東京都千代田区
設 立 平成7年3月6日
資本金 1000万円
負債額 調査中

神奈川県相模原市で環境装置製造の共立工業(株)他1社が弁護士一任



神奈川県相模原市で環境装置製造の共立工業(株)と関係会社の(株)共立は、3月31日に事後処理を弁護士に一任した。今後、民事再生法の適用を申請する見込み。

食品廃棄物や汚泥などを再資源化、減量化する乾燥機及び分別機を主力製品に、それらを組み合わせたプラント一式を製造していた。
国内では食品残渣や汚泥、廃棄物等の飼料化システムにおけるリーディングカンパニーとして認知されており、特に真空技術を活用した脱水機等は当社独自の技術とされ、日本全国の自治体、第3セクターをはじめとした有数の導入実績により、2014年7月期には年売上高約18億6300万円をあげていた。 
 
しかし、当社の主力としていた大規模リサイクルプラントは、各省庁からの補助金交付や許認可取得の遅れ等により納入が延期されるケースが散見され、案件の長期化による在庫滞留期間の長さや運転資金需要拡大に伴う借入負担が重荷となっていた。
また、大型案件の納入長期化はその後も改善されず、また、海外向け廃棄物リサイクルプラントの納入予定が先方都合により延期となるなどの悪条件が重なり、2016年7月期には年売上高約9億1000万円まで減少。前年の豪雨により浸水被害を受けた製品の棚卸資産廃棄損もあって最終損益は約2億1600万円の大幅欠損となっていた。
 
その後、先送りとなっていた案件の納入を続けたほか、欧州企業への技術ライセンス供与等による生き残りも画策していたものの、つなぎの運転資金をほぼ銀行借入に依存していたことから資金繰りが限界に達し、今回の事態となった。
 
(株)共立は、共立工業(株)が製造した製品を当社が納入し販売していたが、同社に連鎖した。
負債は、共立工業(株)が約13億円、(株)共立が約18億円。

会社名 共立工業(株)
業 種 環境装置製造
所在地 神奈川県相模原市
設 立 昭和31年8月
創 業 昭和22年6月
資本金 6500万円
負債額 31億円(2社合計)
従業員 32名

東京都渋谷区でクレジットカード決済情報処理事業などの(株)デジックス他2社が破産申請



東京都渋谷区でクレジットカード決済情報処理事業などの(株)デジックスと関連の(株)AIC、一般社団法人特定商取引協会は、3月30日に破産を申請した。
負債はデジックスが約40億4000万円、AICが7億1000円、特定商取引協会は約5億5000万円、3社合計は約53億円。

デジックスは、特許管理などを目的に(株)DC総研として設立。平成20年4月に流通関連の情報処理サービスへ主力事業を転換し、現商号に変更した。
電子決済処理を中心としたシステム開発等を手掛け、これまでに高額決済自動承認システム「プラズマシステム」、店舗POS決済システム「DIGI−CAT」などの開発実績があり、複数の特許なども有していた。

近年はクレジットカード決済情報処理事業、ECクラウドサービス(加盟店に対するウェブ委託販売サービス)などが牽引して業績を拡大し、28年6月期には過去最高の売上高約70億8800万円をあげていた。
また、関連会社を通じてリース保証事業やセキュリティーカメラサービス、個人認証サービス事業などの多角化も進めていた。
しかし、業績拡大の一方でシステム投資にかかる負担が経営を圧迫。従来より採算性が低く、資金繰りは厳しさを増し、28年12月26日、債務整理を弁護士に一任していた。
AICはクレジット決済サービスを行い、特定商取引協会はリースの窓口として事業を展開していたが、デジックスに連鎖した。

会社名 (株)デジックス
業 種 クレジットカード決済情報処理事業など
所在地 東京都渋谷区
設 立 平成18年10月
資本金 2億3800万円
負債額 53億円(3社合計)

福岡市南区でデザインスタジオの(株)エーアールユーが破産



福岡市南区でデザインスタジオの(株)エーアールユーは、3月10日に破産手続きの開始決定を受けた。

自社デザインのポストカード、カレンダー、ブライダルの招待状などを受注販売していた。
しかし、時代も変わり、パソコンが普及、ネット通販や百均で安価なものが出回り、同社の売上高は漸減、最近では資金繰りにも窮していた。

会社名 (株)エーアールユー
業 種 デザインスタジオ
所在地 福岡市南区
創 業 平成5年
負債額 調査中

神奈川県横浜市で女性探偵社のアンエージェンシー(株)が自己破産を申請



神奈川県横浜市で女性探偵社のアンエージェンシー(株)は、3月22日に申請処理を弁護士に一任して、自己破産を申請した。

広告費用に採算性を悪化させ、行き詰った。

会社名 アンエージェンシー(株)
業 種 女性探偵社
所在地 神奈川県横浜市
負債額 調査中

大分県速見郡日出町で人材派遣の(株)日本ソフト工業が自己破産を申請



大分県速見郡日出町で人材派遣の(株)日本ソフト工業は、3月20日に申請処理を弁護士に一任して、自己破産を申請した。

大分県のキャノン工場やIC工場に対し労働者の人材派遣を行っていたが、軒並み生産減少や撤退などに追い込まれ、日本の電子や電子精密機器の産業は崩壊、同社は受注が大幅減少し続け行き詰った。

会社名 (株)日本ソフト工業
業 種 人材派遣
所在地 大分県速見郡日出町
負債額 10億円

負債総額214億円!てるみくらぶの関連3社が破産



東京都渋谷区で格安旅行業者の(株)自由自在と、グループの持株会社の(株)てるみくらぶホールディングスは、3月30日破産を申請し同日ぶ破産開始決定を受けた。
負債は自由自在が約34億円、てるみくらぶホールディングスが約29億円、2社合計約63億円。自由自在ほとんどが旅行申込者、てるみくらぶホールディングスの負債の大半はグループ向けの債務保証。

自由自在は、(株)てるみくらぶの関連会社として設立された。格安旅行代理店として、ハワイや韓国、グアム行きの航空券やツアーを取り扱い、平成28年9月期は売上高約16億円を計上していた。しかし、てるみくらぶは資金繰りの悪化から3月27日に負債約151億円を抱え、破産を申請。自由自在もこれに連鎖し3月27日、営業を停止していた。
 
てるみくらぶホールディングスは、てるみくらぶと自由自在の100%株式を保有する持株会社だった。しかし、てるみくらぶの破産により連鎖した。
なお、3月27日に破産開始決定を受けている(株)てるみくらぶを合わせたグループ3社の負債合計は約214億円。
関係者によると、「てるみくらぶグループの法的清算はこの3社以外の予定はない」とコメントした。

会社名 (株)自由自在
業 種 旅行業
所在地 東京都渋谷区
設 立 平成17年12月12日
資本金 6000万円
負債額 214億円(3社合計)

大阪府門真市でブラウン管補修サービスのMT映像ディスプレイ(株)が特別清算へ



大阪府門真市でブラウン管補修サービスのMT映像ディスプレイ(株)は、平成30年11月に特別清算の申請をすることに決めた。

パナソニック(株)の連結子会社で、(株)東芝のブラウン管事業の合弁会社として事業をスタート。19年4月に東芝の出資分をパナソニックが取得し、以降は同社の100%子会社となっていた。

16年3月期の売上高は470億3100万円を計上していた。しかし、液晶パネルとの競争激化でブラウン管需要が減少し、市場価格も大幅に下落。恒常的な赤字体質で、18年3月期に債務超過に転落したため、ブラウン管事業から撤退、補修サービスのみを継続していたが、21年12月で事業活動を停止していた。
 
19年11月に公正取引委員会がテレビ用ブラウン管の価格カルテル調査に着手。この間、各国競争当局の調査や民事訴訟への対応を進めてきたが、調査および訴訟終結後の明確な方針を示すため、MT映像ディスプレイに対する調査および訴訟が終結次第、特別清算を実施することを決議した。
パナソニックはMT映像ディスプレイに対する債権全額を放棄する。
パナソニックは、28年3月期で関係会社株式評価損残高777億円を計上するとともに、将来の損失見積額につき関係会社事業損失引当金999億円を計上しており、29年3月期の連結決算への影響はないとしている。

会社名 MT映像ディスプレイ(株)
業 種 ブラウン管補修サービス
所在地 大阪府門真市
設 立 昭和43年
資本金 3000万円
負債額 調査中

長崎県西海市で七ツ釜鍾乳洞観光レジャー施設の(株)長崎西海楽園が破産



長崎県西海市で七ツ釜鍾乳洞観光レジャー施設の(株)長崎西海楽園は、3月10日に破産手続きの開始決定を受けた。

「七ツ釜観光ホテル」を核とする七ツ釜鍾乳洞のレジャー施設経営会社。
バブル時代に西海市の七ツ釜鍾乳洞近隣の約20万平方メートルに約20億円を投資して観光レジャー施設を開発、平成14年11月期には7億円台の売上高を計上していたが、その後は不況により来客が減少し続け、維持できなくなり、平成19年に施設を閉鎖していた。
施設では、高さ40mの七つ釜聖観音像や釈迦三尊堂を建立するなど、コンセプトが金ピカの仏教テーマパーク?、コンセプト共に集客対象があやふやだったことも客離れの一因かと見られる。

会社名 (株)長崎西海楽園
業 種 七ツ釜鍾乳洞観光レジャー施設
所在地 長崎県西海市
設 立 平成元年3月
負債額 12億円
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。