静岡県熱海市で病院経営の医療法人社団翔健会が倒産

倒産速報 明日はわが身です。静岡県熱海市で病院経営の医療法人社団翔健会(代表者:西田佳史)が倒産しました。2月10日付で自己破産を申請し倒産したことが明らかになりました。負債総額は25億円です。

会社について
医療法人社団翔健会は、病室数46室・病床数170床で内科・皮膚科・整形外科を診療科目とする「熱海温泉病院」の経営を手掛け、同病院は温泉を利用したリハビリ・診療を行うなどの特徴を有していました。

しかし、看護師の水増しなどにより少なくとも2006年9月から2011年8月までに約20億円の診療報酬を不正受給していたほか、介護報酬の不正受給も明らかになるなど信用が失墜すると、不正受給額の返還が困難となったため事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

同会によると、同会は負債が資産を上回る債務超過の状態。熱海温泉病院の診療報酬の不正受給額は約20億円にのぼり、4割の加算金などを含めて返還しなければならない見通し。この額は負債総額の約25億円とは別で、経営の継続は困難と判断したという。約80人の入院患者がいるという。

同会は、同病院職員に対して3月末での解雇を予告。入院患者は今月6日から、熱海市内の別の病院への転院を始めている。

同病院では2010年11月、介護報酬をめぐっても、看護師数の水増しなどで約4億3千万円の不正受給が県の監査で発覚している。同市や伊東市を含む静岡県、神奈川県、東京都の20余の市区町から、加算金を含め約6億3千万円の返還請求を受けた。

熱海市は昨年2月、最多の約4億8千万円の返還を請求。さらに今年1月、同会の約2カ月分の診療報酬に当たる約1億円を差し押さえた。
同会の現理事長は昨年5月、前理事長から経営権の譲渡を受けている。
経営破綻(はたん)により地元の患者や雇用に影響が出始めている。月1回通院している女性(87)は「(閉院は)初めて聞いた。近くで便利だったが、突然、ほかの病院を探すように言われた。不便になる人は多いと思う」と話した。

熱海市の斉藤栄市長は「民間病院なので(守る)義務はないが、多くの患者がおり、方策を探りたい」と話す。介護報酬の返還が進んでいないことには「市民の税金なので放置できない。ルールに基づき、返済を求めていく」と話した。

編集後記
医療機関の不正受給はもっと厳格に行って欲しいですね。薬についても製造数量と使用数量で大きな差が出ているのは周知の話です。

私の見た不正経理 社会保障の検査を中心として

本書は、元会計検査院調査官の実地検査の克明な記録。検査現場で収集した情報が「指摘事項」として会計検査報告に掲記されるまでのプロセスが、赤裸々に記されています。

兵庫県神戸市中央区で旅客輸送業の海上アクセス(株)が倒産

倒産速報 明日はわが身です。兵庫県神戸市中央区で旅客輸送業の海上アクセス(株)(代表者:松ア昭)が倒産しました。近く民事再生法の適用を申請する予定にあることが、2月13日わかりました。負債総額は138億6106万円です。

会社と倒産の経緯
海上アクセス(株)は当初は、関西空港の開港にあわせて「K−JET」の名称で、神戸ポートアイランド〜関西国際空港を結ぶマリンジェット旅客輸送業務を展開していた。
しかし、旅客需要に関する見通しの甘さや採算性が合わない収益構造から毎期10億円以上にもなる多額の赤字を計上し、平成14年2月航路廃止に至った。
その後、約4年半は社有不動産の賃貸業務を行うに留まっていたが18年2月、神戸空港開港を契機として運航が再開された。

以降は徐々に認知度も向上し、22年3月期に年商9億1537万円を計上したのに続き、23年3月期は年商9億7756万円にまで拡大、2期連続の最終黒字を確保した。
しかし、過去からの累損は大きく、大幅な債務超過を脱することは困難な状態となっていた。

このため、最大の出資者で債権の大半を有する神戸市及び同市の外郭団体は、当社の再建を検討するなか、債務整理にあたって債務の株式化による手法を選択、民事再生手続による再建を図ることとなった。

なお、これに伴い神戸市、外郭団体の当社に対する貸付金約133億円が約2億円の株式に時価換算され、差額を市や外郭団体が損失処理する見通し。
また当社自体は民事再生手続を進め債務を整理することで、補助金を受けずに事業を継続していくとしている。

編集後記
神戸市では次々と外郭団体の見直しが行われていますが、他の県や市町村でも同じような状況ではないでしょうか。
公務員という温存された仕事場に甘んじていないで、早く膿を出して欲しいですね。

公務員の異常な世界 給料・手当・官舎・休暇

「公務員は日本の最高権力」と指摘する著書は、なぜそうなってしまったのかを議員に取材し、「ほとんどの議会は八百長。公務員が書いたシナリオを議員が読み合う学芸会」(元知事)「日本は議員内閣制でなく官僚内閣制」(大臣)という答えを得る。
読み終えて、国や役所に対して感じてきた疑問が解けて、もやもやした気分がすかっと昇華した。
本にあるように、情報公開を進めて役所に情報を独占させないことが大切だろう。
議員や党がどんな政策をしたか、選挙のときまでしっかり覚えておいて投票しようと思った。


兵庫県神戸市中央区で外郭団体の神戸市住宅供給公社が倒産

倒産速報 明日はわが身です。兵庫県神戸市中央区で外郭団体の神戸市住宅供給公社(代表者:石井陽一)が倒産しました。平成24年中に民事再生法の適用を申請し、今後解散する予定です。負債総額は547億1819万円です。

会社について
神戸市住宅供給公社は昭和40年6月の地方住宅供給公社法の施行に基づいて、同年11月に設立された住宅供給公社。
当時の高度経済成長による住宅需要の高まりを受けて地元における住宅供給業務を中心に事業を展開、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災以後の復興事業では民間企業との連携によるいろいろな住宅インフラの回復に努め、賃貸管理事業(賃貸住宅管理事業・賃貸施設管理事業)を主力として、分譲事業(分譲住宅事業・分譲宅地事業)、受託事業、長期割賦事業を手掛けていた。

倒産の経緯
しかし、平成13年度以後は民間事業者による住宅供給の進展等を背景として大規模開発・供給方の分譲事業からは撤退、神戸市営住宅の管理業務に関しては22年3月期をもって終了するなど事業規模の縮小傾向が続いてきた。
また、過年度における分譲用事業資産並びに賃貸事業資産に対する資金負担が大きく、年間収入を大幅に超える有利子負債を抱えてきたほか、16年3月期には最終的に91億6567万円の赤字を計上したため同期末時点において64億1750万円の債務超過へと転落、以後の7期間は黒字を計上してきたが、23年3月期末時点で21億6592万円の債務超過と財務体質は劣化していた。
このようななか、神戸市の外郭団体の見直し議論を検討していた「都市計画総局外郭団体あり方検討委員会」から「清算型民事再生案の手続きを経たうえで、最終的には解散、清算することが適切」という内容の報告を受けた。
なお、公社清算に必要とされる市費は現状で200億円以上が見込まれるとされ、財政への負担を分散・抑制していくために第三セクター等改革推進債を活用したい、としている。

編集後記
株式会社神戸市と言われるほど、公社経営では順調に推移してきていましたが、次第にほころびが出てきましたね。
神戸市住宅供給公社以外にも多額の負債を抱えている外郭団体があるのではないでしょうか。

土地開発公社が自治体を侵食する

本当に、公務員(特別公務員も含む)は、公金にたかることしか考えてないのかと考えたくなる内容です。興味は尽きないのですが、読めば読むほど、世の中がいやになります。

石川県金沢市で元・焼肉店経営の潟tーズ・フォーラスが特別清算へ

倒産速報 明日はわが身です。石川県金沢市で元・焼肉店経営の潟tーズ・フォーラス(代表清算人:大村安孝)が倒産しました。2011年7月8日に解散を決議していたが、2月10日に特別清算を申請しました。負債総額は17億7857万円です。

会社について
潟tーズ・フォーラスは、1997年(平成9年)5月に富山県高岡市内で創業、翌98年(平成10年)9月に法人改組した焼肉店経営業者。
創業から9年間で店舗を6店舗まで拡大し、2006年12月に北陸3県での出店を見込んで、本店を富山県高岡市から石川県金沢市へ移転した。
本店移転後も積極的に出店を続け、「100円えびす」と銘打っての超低価格商品や30品以上の商品を半額で提供するなど、テレビコマーシャルを含めた積極的な宣伝活動を行うとともに、徹底した接客教育で若年層を中心に顧客支持を集めた。
結果、年売上高は漸増し、2010年3月期にはピークとなる約17億2800万円を計上していた。
また、同年7月には関東地区で初の出店となる横浜上白根店を開店し、関東出店攻勢の足がかりとし、北陸3県内に16店舗、神奈川県で4店舗の計20店舗を経営するに至っていた。

倒産の経緯
しかし、当社の福井渕店で食事をした男児が2011年4月27日に食中毒で死亡。
その後も食中毒による死亡者・症状患者の発生により、4月29日をもって全店舗の営業を停止した。
一時は自力再建を模索したが、事件の長期化から再開のメドが立たず同年6月8日に従業員を解雇、6月29日に子会社2社を設立して建物等資産を分割し、7月29日付で譲渡契約を締結。同年11月22日には子会社2社とも譲渡先に合併された。
その後、食中毒症状で死亡した5名を含む181名の食中毒患者の補償額の認定を行っていた。

編集後記
不祥事を起こすと信用を失って経営に致命的な打撃を与えますね。
飲食店の食事で死亡事故を起こすとは、前代未聞ですね。

不祥事はなぜ繰り返されるのか 日本人のためのリスク・マネジメント

なぜ不祥事が繰り返されるのかについて、その理由を文章ではっきり伝えようとしているというより、リスクマネジメントが重要であるということを切々と説いていると思います。
解釈すれば、不祥事が繰り返されるのは、リスクマネジメントが十分に機能していないということなのでしょう。
この本では、仕事におけるリスク、社会的なリスク、そして自分自身の生活・人生におけるリスクについても書かれてあり、身近なものとしても感じることができると思います。
またこういう制度を作ればいいといった、著者の提言もあって、とても研究されてきたことをまとめたものなのだなあと思えます。

福島県二本松市でゴルフ場経営の安達太良観光開発鰍ェ倒産

倒産速報 明日はわが身です。福島県二本松市でゴルフ場経営の安達太良観光開発梶i代表者:渡辺勝)が倒産しました。2月6日に民事再生手続開始を申し立て、同日保全命令を受けています。負債総額は13億円です。

会社と倒産の経緯
安達太良観光開発鰍ヘ、安達太良カントリークラブを運営する法人で、昭和41年9月にオープンしたゴルフ場。
平成3年12月期の年商9億4700万円内外がピーク。平成23年10月末に預託金の償還期限を迎えていたが、東日本大震災と同時に発生した原発事故の影響で客足が急落。
また、今後の経営を不安視した会員からの預託金返還請求が増加、12億円あまりの預託金返還の実行が困難な見通しとなっていた。
近年では、3億円台の売り上げで推移していたが、赤字決算も見られるようになっていた。
平成23年12月期決算では売り上げが2億円台まで落ち込み、原発事故の影響が大きくなっていた。
現状は冬期の休業中であるが、3月からの営業再開を予定し、再生計画については7月頃までの提出を予定しているという。しかし、特に第三者への営業譲渡等は考えていないという。
会員数は1500人内外で、原発事故発生前まではある程度あった首都圏からの客がほとんどなくなっていた。

福島県内のゴルフ場はいずれも同様の状況にあるが、東京電力に対する賠償金請求に対する実行が進まず、経営が厳しくなっている業者が多い。
社長が会長を務めていた福島県ゴルフ連盟には10社が加盟し、そのうち8社が損害賠償請求を行っているという。
二本松市の場合、先の放射線量の高いコンクリートの問題もあって、悪い意味で話題となってしまったことも大きく影響しているものと見られるが、県内のゴルフ場については、客が半減しているところも多く、早くから東京電力に対する賠償金請求を行っている業者もあった。

編集後記
東日本大地震や福島第一原発の事故など、本当に想定外のことが起きたわけですが、明日はわが身と思って、「想定外」をそ「想定」しておくことが大切だと思い知らされました。
特にBCPの作成は絶対に必要ですよ。

「想定外」に強い事業継続計画のすすめ BS25999で高める危機対応力 (単行本・ムック) / 丸山満彦/編著 本木賢太郎/編著 尾嶋博之/編著 前中敬一郎/編著

事業継続計画(BCP)の策定方法、事業継続マネジメント(BCM)の構築手段と構築上のポイントについて、基本的な考え方から手順を追って解説。
また、組織における各部門の役割や、業界別BCPの特徴についても説明している。さらに本書では、BCMの規格である英国基準(BS25999)の説明にも多くの紙面を割いている。

木造5階建の旅館!新潟県佐渡市で旅館の糾八屋旅館が倒産

倒産速報 明日はわが身です。新潟県佐渡市で旅館の糾八屋旅館が倒産しました。1月25日に破産手続きの開始決定を受けています。負債総額は調査中です。

会社について
糾八屋旅館は木造5階建てで、1905年(明治38年)に建てられ、1928年(昭和3年)に増築された建物で、2006年に登録有形文化財(建造物)として指定されています。
小木港海岸線に平行して通る国道に西面して建つ。
桁行12.1m,梁間9.1mの規模で,木造5階建,寄棟造,鉄板葺とする。1階に居間等を配し,2階,4階,5階を客室とする。2階正面はせり出しとし,3階以上は増築であり,旧正面の形式を残す。

編集後記
歴史的建造物で旅館を経営されていたのですが、倒産ということになって本当にもったいないないですね。
旅館業ではなくても、観光客が訪れることが出来るものとして残して欲しいですね。

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神奈川県横須賀市で産廃業者の関東クリーンアシスト鰍ェ破産

倒産速報 明日はわが身です。神奈川県横須賀市で産廃業者の関東クリーンアシスト梶i代表者:黒田秀男)が倒産しました。2011年3月29日に民事再生法の適用を申請していましたが、2012年1月26日に破産手続きの開始決定を受けています。負債総額は8億円です。

会社と倒産の経緯
関東クリーンアシスト鰍ヘ1999年(平成11)年4月19日に設立された産業廃棄物収集運搬業。
従業員は30名でした。
景気低迷における売上不振により、リサイクルセンターへの投資負担が重荷になって今回の事態に至った。

編集後記
関東クリーンアシスト鰍ヘ民事再生法の適用申請から破産開始決定までに、10ケ月も要したのですね。
これだけの日数がかかれば従業員は当然辞めるでしょうし、取引先も相手をしていられませんよね。
何があったのかは分かりませんが、民事再生で再建を目指すのであればスピードが大切です。

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アイデアが不足?鳥取県米子市で運送業のあさひ物流鰍ェ倒産

倒産速報 明日はわが身です。鳥取県米子市で運送業のあさひ物流梶i代表者:影山八千代)が倒産しました。2月1日に事業を停止し、自己破産申請の手続きに入っています。負債総額は6億5000万円です。

会社と倒産の経緯
あさひ物流鰍ヘ1983年設立。
一般貨物自動車運送をメーンに手がけ、他社の営業権を買収するなどして事業を拡大し、ピーク時の99年6月期の年商は約11億円あった。
しかし、顧客からの運賃の値下げ要請や他社との競合などにより営業が悪化。07年からは、年商が6億円台に落ち込んでいたという。

編集後記
価格競争がとても激しい業界ですから、経営の合理化はとても大切ですが、人件費比率の高い業界・業種はアイデアが勝負ではないでしょうか。

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基本的に縦書きの、経営者向けの本で、「ビジネス・グル」(発明者)と「アイデア・プラクティショナー」(実務者)の二元論で語っている。
GEのウェルチの本が好きな人には、同一ジャンルの本として役に立つと思います。

宮城県仙台市青葉区で作並温泉旅館岩泉の距キ館岩泉が破産へ

倒産速報 明日はわが身です。宮城県仙台市青葉区で作並温泉旅館岩泉の距キ館岩泉(代表者:高橋良子)が倒産しました。2月2日に東日本大震災の影響で事業を停止し、破産申請の準備に入っています。負債総額は2億6400万円で、震災の影響による県内の倒産は24件目。

会社と倒産の経緯
距キ館岩泉は1967年設立。
作並温泉の露天風呂の宿として家族客らを取り込み、95年5月期の売上高は約2億円を計上した。
だが、景気低迷の影響で経営が悪化。震災で建物被害は免れたが、2011年5月期の売上高は約1億円に減少した。
2011年5月ごろまではボランティアらで客数が増えたが、夏以降は客足が伸びず、1月末に事業を停止したという。

編集後記
作並温泉旅館岩泉は評判が良かっただけに残念です。
東日本大震災という想像もできなかったほどの大きな地震によって観光客が減少し、倒産に追い込まれる。
これは誰にでも起きる可能性があると思って対応すべき方策を常に考えておく必要があるでしょうね。

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BCPや防災マニュアルをつくろうとしていた矢先、いい本と出会いました。
こういう本はずいぶん読みましたが、こんなにわかりやすく、すぐ使える本ははじめてです。
テロ、大災害を自分の目で見て、現場を自分で歩いてきた著者ならではの視点。実践的で具体的なQ&Aはお勧めです。
総務や防災担当者だけでなく、経営者や幹部にも読んでほしい本です。

【続報】放射性セシウムを含んでいた稲わらを食べていた肉牛!轄臚館の倒産要因

倒産速報 明日はわが身です。岐阜県羽島郡岐南町で肉料理専門店の轄臚館(代表者:川嶋清治)が倒産しました。1月31日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入り倒産する見通しが明らかになりました。負債総額は10億円です。

会社と倒産の経緯
轄臚館は、御肉料理処「こうろかん」を筆頭に、「焼肉 川嶋屋」や「やきにくもりもり」などを愛知県や岐阜県内で積極的に展開していた。
しかし、景気低迷による個人消費の冷え込みから、売上高は平成20年3月期の22億円内外から平成23年3月期には17億9500万円内外まで漸次減少し、1億円内外の赤字となるなど、債務超過に陥っていた。

また、東日本大震災の復興支援の一環として福島県の農家から牛肉を仕入れていたが、その中に放射性セシウムを含んでいた稲わらを食べていた肉牛のものがあり、それをお客に提供していたことが判明したことも業績悪化に拍車を掛けた模様。

閉鎖したのは直営店10店舗(「こうろかん」「焼肉 川嶋屋(中村店)」「やきにくもりもり(北名古屋徳重店、鳴子店、江南店、日進店、岐南店、岐阜則武店、鶉店)」「炭火焼肉 大手道」)であり、フランチャイズ店舗については今後、個々に運営していくとしている。

編集後記
肉についてはプロだったはずなのに、大きな失敗をしましたね。
食品の安全・安心については、消費者はかなり過敏になっていますから。特に目に見えない、いつ体調不良や病気につながるかもしれないセシウムともなれば簡単には許せなくなりますね。

食品の安全と企業倫理 消費者の権利を求めて

BSE、遺伝子組換え食品、食品偽装表示、健康食品など、著者がかかわってきた食の安全をめぐる問題についてわかりやすく解説。消費者の権利の確立が急務であると訴える。
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。