東京都中央区でゴルフ場の椛セ陽カントリークラブが破産

倒産速報 明日はわが身です。東京都中央区でゴルフ場の椛セ陽カントリークラブ(代表者:高橋孝氏)が倒産しました。9月7日に債権者から破産を申し立てられていたが、10月24日に破産手続き開始決定を受けました。負債総額は52億7000万円( うち預託金は約35億円)です。

会社について
椛セ陽カントリークラブは、1970年(昭和45年)1月に設立。71年10月にゴルフ場「太陽カントリークラブ」(静岡県駿東郡、18ホール)を完成させ、80年7月に9ホールを増設していた。コース設計は緩やかで距離も短く、初心者や女性客にも好評を得て、2002年8月期には年収入高約11億5700万円を計上していた。

倒産の経緯
しかし、その後は集客が低迷していたため合理化を進めるなどしていたが、2010年9月の集中豪雨の影響により、以後、27ホール中9ホールが閉鎖されさらに収入がダウン、2011年8月期の年収入高は約5億1900万円となっていた。こうしたなか、平成21年にはそれまで10年間凍結されていた預託金約40億円の分割返還が開始され、資金繰りは逼迫状態に陥っていた。ゴルフ場地権者など取引先に対する未払いが発生し、今回の措置となった。

編集後記
経営危機から家族を守る
中小零細企業には、倒産のリスクは付き物である。
もし、経営危機に陥ったら…。 零細企業は「家族を巻き添えにしてまで継続してはいけない」。
そこには「事業を続けない勇気」と零細企業経営者が知っておかなければならない「智慧」が必要である。
10の倒産事例を基に、倒産に至る予兆、経緯、決断のタイミング・分岐点を客観的に判断するノウハウを伝授する。

企業再生倒産回避

岡山県笠岡市でバス会社の井笠鉄道鰍ェ事業停止へ

倒産速報 明日はわが身です。岡山県笠岡市でバス会社の井笠鉄道梶i代表者:関藤篤志)が倒産しました。10月12日に債務整理を弁護士に一任し、10月31日に事業を停止することを記者会見にて発表した。負債総額は32億3600円の見込み。

会社について
井笠鉄道鰍ヘ、1911年(明治44年)7月に設立した老舗の旅客自動車運送業者。
もともと鉄道事業を主業としていたが、1971年に撤退、バス専業となっていた。
岡山県西部から広島県東部地区までをカバーする定期路線を運行。地元では「井笠バス」の名称で親しまれ、地域の足として生活路線を担う一方、貸し切りバスの運行のほか一部不動産賃貸事業も手がけて、2003年3月期は年収入高約14億5400万円をあげていた。

倒産の経緯
しかし、マイカー通勤の増加や路線地域の過疎化などが進むなか、運行地域での鉄道開通などもあって乗客数は大幅に減少していた。
このため、赤字路線の統廃合や遊休資産売却、経営多角化などの対応をとってきたが、中小業者の参入が相次いで低運賃化による競争が激化、収入高の減少に歯止めがかからず、2012年3月期の年収入高は約9億円に落ち込み、燃料価格の高騰もあって大幅な赤字を計上していた。
その後も不採算路線の廃止などリストラを進めたものの、借入金負担が資金繰りを圧迫する状況が続き、乗客数が増える見通しも立たないことから、事業の継続を断念した。
10月31日に71路線の運行を停止することを決定し、うち主要路線を11月1日より同業他社に引き継ぐことを検討し、近日中に決定する見通しとしている。

編集後記
隣の経営者はなぜ成功したか
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東京都渋谷区でコンサート企画の潟tリップサイドが破産手続き開始決定

倒産速報 明日はわが身です。東京都渋谷区でコンサート企画の潟tリップサイド(代表者:高山昌芳)が倒産しました。9月27日に自己破産を申請、9月28日に破産手続き開始決定を受けました。負債総額は約8億2480万円です。

会社について
潟tリップサイドは、1983年(昭和58年)4月に設立されたコンサート企画・制作、チケット販売業者。業界内では上位2〜3番手に位置する準大手クラスに位置し、東京を主体に北関東エリアにおける興行権を有して年間で大小450本ものコンサートを手がけていた。

アーティストが所属するプロダクションやレコード会社と幅広く提携、「THE ALFEE」、「中島みゆき」、「スピッツ」、「松山千春」などの著名なミュージシャンの興行を手がけるほか、無名アーティストの発掘・育成も積極的に手がけ、高い知名度を有していた。
2004年3月期には年収入高約45億2000万円を計上していた。

倒産の経緯
もっとも、採算面では97〜98年頃から慢性的な赤字体質となっており、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。
ネット音楽配信などの技術革新と市場環境の激変があり、当社の集客力は大きく低下。自社企画コンサートの不振が続くなか、業績は下降線をたどり、2009年3月期の年収入高は約37億円にまで落ち込んでいた。

このため、返済のリスケジュールなどでしのいでいたものの、2011年3月の東日本大震災後は公演の延期、中止等が相次ぎ、業況が一段と悪化。今年8月に決済難に陥り事業を停止、今回の措置となった。

編集後記
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青森県弘前市で運送会社の挙。田物流は破産

倒産速報 明日はわが身です。青森県弘前市で運送会社の挙。田物流(代表者:吉田直文)が倒産しました。9月25日付で破産開始決定を受けました。負債総額は6億5000万円です。

会社と倒産の経緯
挙。田物流は98年創業。
農協や青果物卸売業者を中心に事業展開し、福島県郡山市、仙台市、岩手県に営業所を開くなど業容を拡大。
今年3月期には最高売り上げを計上したが、東日本大震災で仙台営業所が被災した損失を計上して赤字決算に陥り、債務超過になったという。

編集後記
売上が最高になった翌会計年度に倒産するとはとても珍しいケースです。
仙台営業所の損失がどの程度であったか不明ですが、年間売上が最高になっても、債務超過状況から抜け出すことができなかったことから、相当なものだったでしょう。

事業の拡大は正しい方向性だったと思いますが、天災には勝てなかったというところでしょう。
破産せずに民事再生の選択はなかったのでしょうか。


内紛で倒産!福岡県久留米市で「木下病院」経営の医療法人木下会

倒産速報 明日はわが身です。福岡県久留米市で「木下病院」経営の医療法人木下会(代表者:宮野滋)が倒産しました。9月28日に民事再生法の適用を申請し、同日付で保全監督命令を受けました。負債総額は8億7000万円で、営業は継続しています。

会社について
医療法人木下会は昭和24年創業の医療法人。
同法人が運営する療養型の「木下病院」は、内科、胃腸科、外科、形成外科、リハビリテーション科、放射線科、肛門科があり、地域に密着した営業を続けていた。
同法人は、トータルケアセンターやグループホームなども運営し、2011年3月期には7億8924万円の売り上げがあった。

倒産の経緯
矢継ぎ早の老人ホーム展開、過去の累積赤字で債務超過が続いていた。
12年3月期には、債務超過を解消したものの、診療報酬改定で収入減に陥り借入負担重たく内紛勃発していた。
入院患者・ホーム入居者に影響することを避けるため、混乱収集のため今回の事態に至った。

編集後記
内紛が起きたために民事再生の道を選んだなっていますが、医師・事務長だけの問題であればこれほどこじれることはなかったと思います。

恐らく、医師の家族が首を突っ込んできて、話がこじれてしまったのではないでしょうか。
常識的に、赤字になれば会社の役員の給与やボーナスは引き下げますが、医師はそこまで行っていないようです。

医療と経営をハッキリと分離させて、誰にでも分かる経営内容にする必要があるのではないでしょうか。

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佐賀県神埼市でゴルフ場経営の肥前観光開発鰍ェ倒産

倒産速報 明日はわが身です。佐賀県神埼市でゴルフ場経営の肥前観光開発梶i代表者:大井博周)が倒産しました。10月2日に民事再生手続開始を申し立てました。負債総額は37億円です。

会社について
肥前観光開発鰍ヘ昭和47年9月、当時轄イ賀新聞社副社長であった中尾清登氏等、地元有志が出資し設立したもので、昭和51年9月、9ホールのハーフコースとして「日の隈カンツリークラブ」の名称でオープンした。
その後、昭和61年10月、現轄イ賀新聞社社長である中尾清一郎氏が3代目社長に就任、平成8年には18ホールに増設、クラブハウスの新設等を実施し集客を図った。

倒産の経緯
しかし、同業者との競合や市況低迷等の影響を受け、思うように集客は伸びなかった。
近年の業績でも平成22年6月期で2億1,295万円の年商に対し、4,423万円の大幅赤字となり、連続赤字であったことから同期の累積赤字は2億3,000万円弱に膨らみ、設備投資負担等もあって資金面でも余裕を欠いていた。

そうした中、平成23年9月ゴルフ場の不動産を京都府の竃セ輝建設が購入。
肥前観光開発鰍フ運営は現代表である大井博周氏らが譲り受け再スタートを切っていたものの、預託金返還訴訟が続出したため、今回の措置を選択した。

編集後記
またまたゴルフ場経営の会社が倒産しました。
ゴルフ場を経営するのに、自己資金や金融機関からの借入だけでなく、預託金という制度でお金を集めています。

自己資金は大切に扱うでしょうし、借入金は期限や催促を金融機関が管理しますので、それなりの対応をします。

ところが、預託金は普段は管理されることがないので、ついおろそかな扱いになってしまっているようです。

企業では売上は一生懸命になって追いかけるが、経費・仕入や利益にはあまり管理をしていない人が多いのと同じです。

経営はバランスです。売上だけでなく、経費・仕入・利益もしっかりと管理しましょう。


【続報】負債額合計1891億円!東京都港区でゴルフ場経営の椛セ平洋クラブが会社更生法へ

倒産速報 明日はわが身です。東京都港区でゴルフ場経営の椛セ平洋クラブ(代表者:桐明幸弘)と関 連の椛セ平洋ゴルフサービス、椛セ平洋アリエス、太平洋ティ・ケー・エス梶A太平洋ヒルクレスト葛yび太平洋トリアス鰍フ計6社は 2012年1月23日、負債額合計1891億円を抱え、東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請していた。

しかし、10月3日、同社グループの再生計画案が否決されたことが、裁判所より発表された。同社グループは、裁判所より民事再生手続き廃止決定を受け、会社更生法の適用申請に切り替え再申請、同日付けで同裁判所は、同社の保全管理命令を発令した。

なお、同社は9月28日にも債権者から会社更生法の適用申請を申し立てられていた。
今後、経営者は経営責任を問われ退任の可能性が高く、新たな会社更生人により再建されることになる。

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桜島の噴火で!鹿児島県鹿児島市でホテル経営の褐テ里観光が倒産

倒産速報 明日はわが身です。鹿児島県鹿児島市でホテル経営の褐テ里観光(代表者:上村美智雄)が倒産しました。9月30日に事業を停止し、10月2日付で破産手続の開始決定を受けました。負債総額は7億6000万円です。

会社について
1935年に創業の褐テ里観光は桜島の麓の旅館を買い取るなどし、1961年に現在の「ふるさと観光ホテル」を新築オープンした。錦江湾を一望できる龍神露天風呂などで人気を集めていた

倒産の経緯
景気低迷による旅行需要の落ち込み、霧島、指宿地区との競争の激化で厳しい経営が続く中、2010年にホテルで火災が発生したことに加え、桜島の降灰で宿泊客が減って売上が落ち込んでいたということです。
資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

編集後記
建設業の不況、観光客の減少などと不況要因はたくさん言われていますが、いつまで続くのでしょうか。

反対に、今の不況が普通であって、景気の良いときが異常とも考えることができます。

どちらにしても、農作物にみらるように、豊作のときもあれば、不作のときもあるのが自然の営みですから、経営にも豊作のときと不作のときがあると思って取り組んだほうが気分的にはとても楽になりそうですね。


内紛で倒産へ!埼玉県さいたま市大宮区でビル管理の椛S日

倒産速報 明日はわが身です。埼玉県さいたま市大宮区でビル管理の椛S日(代表者:本橋和子)が倒産しました。10月1日に申請処理を弁護士に一任して、自己破産申請しました。負債総額は16億円です。

会社について
椛S日は、官庁主体に清掃、設備点検、警備、指定管理者など行う総合ビル管理業者。
平成20年3月期には19億円台の売上高を計上していた。

倒産の経緯
しかし、最近は官庁の入札価格低下や民間工事も不況から受注低迷、平成24年期には15億円台の売上高まで落ち、赤字に陥り、内紛も生じ経営がゴチャゴチャとなり行き詰った。

編集後記
どのような規模の会社であても内紛が起きれば経営が悪化します。

夫婦喧嘩をすると売上が20%減少するといわれています。
経営を抜きにしても仲良くしましょう。

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【続報】名物会社「フリップサイド」の倒産で表面化した、コンサートビジネスの行き詰まり

ここ5〜6年の音楽業界では、CDの売上低下を補うように、コンサートビジネスが活発化している。中堅の歌手やバンドが、年2回のコンサートツアーを行うのは当たり前となり、コンサート会場で販売されるグッズも数多く企画・開発されてきた。しかし、チケットの売れ行きに異変が起きているという。あるイベント関係者が解説する。

「ここ1〜2年で、チケットが瞬時に売れてしまう公演と、いつまでたっても売れない公演が二極化する傾向にあるんです。人気の夏フェスや、Mr.ChildrenAKB48などのチケットは熱心なファンでも入手困難な状況ですが、中堅バンドになると6〜7割も売れればいいほうで、開催日間際のディスカウント販売も当たり前になってきています。そのため、人気公演をめぐって、コンサート企画会社やチケット販売会社が熾烈な争いを繰り広げています」

そんな中、音楽業界ではよく知られたコンサート企画・運営会社である「フリップサイド」が9月26日、二度目の資金ショートを起こして経営破綻したと報じられた。

メディアの報道では、松山千春中島みゆきなどを手がけてきたと報じられたが、2000年以降の同社はDIR EN GREYなどのビジュアルバンドや、Jポップ関連の大型公演も積極的に手がけていたという。

「フリップサイドは豪腕で知られる高山昌芳社長の個性が前に出た会社で、スタッフはその意向に忠実に従っているという印象でした。大物バンドや歌手からの信頼も厚かったのですが、ここ数年で生じたイベンター(コンサート企画運営会社)の業態変化に順応できなかった部分もあるのでは」(レコード会社関係者)

近年に音楽業界で起きた変化とは、大手レコード会社や有力事務所によるコンサート企画とチケットの卸販売が一般化したことだという。

「エイベックスを筆頭に、多くのレコード会社がコンサートビジネスに進出し、従来のイベンターを制作会社として起用するようになりました。この場合、チケットの売れ行きにかかわらず制作料が入ってくるため、安全なビジネスではあるのですが、大きな利幅は望めません。また制作請負だけでは、大きなコンサートを企画するための資金も稼げない。フリップサイドはあくまでもコンサート企画にこだわり、“下請け”をほとんどやらなかったことが苦境につながったのではないか」(前出のイベント関係者)

 一部の人気公演だけが“金のなる木”となっている現状の音楽業界。レコード会社をはじめとする有力プレイヤーには、有力公演を取り合ったり、囲い込んだりするだけでなく、有望な若手や中堅の発掘にも力を入れてもらいたいものだ。
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。