日本振興銀行の破綻で!東京都豊島区で飲食店経営の潟tーディーズが倒産

倒産速報 明日はわが身です。東京都豊島区で飲食店経営の潟tーディーズ(代表者:久保田恭章)が倒産しました。8月31日付で破産手続の開始決定を受けました。負債総額は80億2825万円です。

会社について
潟tーディーズは200年に設立。時の居酒屋「刻(KIZAMI)」「個室焼肉 牛の刻」「和風ダイニング きざみ」などの運営や「黒字ネット」の名でフランチャイズ展開などの開店支援事業を手掛け、2008年には「中小企業飲食機構」および「中小企業保証機構」が主要株主となり「日本振興銀行」を中心とする「中小企業振興ネットワーク」へ参加するなど事業を拡大していました。

倒産の経緯
しかし、日本振興銀行が2010年に経営破綻すると、資金の後ろ盾を失い150店舗以上あった店舗も20店舗あまりまで減少、別会社に店舗を移譲するなどして営業を続けていた。
事業規模の縮小を余儀なくされたほか、債権が整理回収機構へ譲渡されるなど資金繰りが行き詰まり、遂に債権者より破産の申し立てが行われ今回の措置に至ったようです。

編集後記
「栄枯盛衰」「奢る者久しからずや」で成長した暁には、成熟期へ向かい、最後は衰退期を迎えるのです。
成長期や成熟期にどのような経営方針にするかで、衰退期を迎えなくても済む方法もあるのですが、潟tーディーズは日本振興銀行と手を携えて経営規模の拡大に邁進したのです。

しかし、銀行が倒産したことによってたちまち潟tーディーズの経営も行き詰ったのです。
3歩進んで1歩下がるような慎重さが経営には必要であることを教えてくれた倒産ではないでしょうか。


内部から崩壊!東京都豊島区で巣鴨病院運営の医療法人社団青水会の倒産

倒産速報 明日はわが身です。東京都豊島区で巣鴨病院運営の医療法人社団青水会(代表者:吉利晃治)が倒産しました。8月22日に破産手続きの開始決定を受けました。負債総額は11億円です。

会社について
医療法人社団青水会は救急指定病院の巣鴨病院を運営し、2010年3月期には約7億円の医業収入があった。
 
倒産の経緯
しかし、最新医療機器の導入、人件費負担の増加などで、借り入れへの依存が大きくなった上、医療コンサルティング会社への支払いをめぐるトラブルなどで、多額の債務超過に陥り、苦しい資金繰りが続いていた。
 
こうした状況から税金の滞納状態が続き、2011年5月に病院不動産は競売に掛けられ、不動産業者の手に渡っていた。その後、病院側と業者側で買い戻し交渉が行われたが、交渉不成立となり、9月には閉院していた。


編集後記
医療法人社団青水会は2007年にトラブルを起こして逮捕者まで出していたのです。
ニュースによると

東京・豊島区の「巣鴨病院」の元理事が、収益金など3800万円を着服したとして警視庁に逮捕された。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、豊島区の巣鴨病院で財務担当の理事を務めていた日向和満こと吉田和満容疑者。
吉田容疑者は2000年4月から10月にかけて、診療報酬などの病院の収益金を口座から引き出し、約3800万円を着服した疑いが持たれている。

医療法人社団青水会の社風にも問題があったのではないでしょうか。


シナリオを書き間違えた!和歌山県伊都郡かつらぎ町で健康施設経営の竃半の里が倒産

倒産速報 明日はわが身です。和歌山県伊都郡かつらぎ町で健康施設経営の竃半の里(代表者:中神住春)が倒産しました。8月26日に事業を停止し、事後を弁護士に一任し、破産申請の準備に入りました。負債総額は9億円です。

会社について
竃半の里は1789年(寛政元年)の創業の老舗企業。
長らく酒造業を営んでいたが、平成8年に業態を変更、清酒製造を続けながら酒蔵を利用した飲食店・土産店運営を開始したほかドイツからビール醸造設備を輸入して「木の国野半ビール」の名称で地ビールの製造に着手し業容を拡大した。

平成12年には、竃半酒造店から竃半の里に商号を変更。
さらに、15年には天然温泉を活用した温泉浴・健康施設「蔵乃湯」を開設、23年9月にはこれまで運営していた鍼灸院を「あとぴぃ醫仁舘」としてリニューアル、温泉を活用したアトピー性皮膚炎の治療施設も開設するなどで総合的な施設として運営、県内外から集客して相応の知名度を築いていた。

倒産の経緯
平成10年にピークとなる年商約4億4000万円を計上したが、以降は積極的な施設の開設にも関わらず競争激化もあって売上は伸び悩み、近年は年商約4億円で推移していた。
また、たび重なる新規施設の開設、既存施設の改装、温泉の掘削などで多額の資金を要し金融依存度も高まっていた。

そうしたなか、ここに来て資金繰りが逼迫、今月に入ってからは仕入先への支払延期要請などで凌いでいたものの遂に力尽き、今回の措置となった。

編集後記
観光客が減少する中で、無理な設備投資が倒産要因ですが、地ビールや日本酒の売上がジリ貧になる中で、経営を多角化を狙ったのでしょうね。

気持ちは充分理解できますが、売上や利益に見合う投資でなければ経営が苦しくなるのは当たり前です。

人間って設備投資を計画するときに、必ず最良の結果を想像してしまうのですね。金融機関からの借入のためにも、どうしてもバラ色の計画書になってしまうものです。

新規事業を始めたり、設備投資を行う場合には、最低でも3つのシナリオ・パターンを用意しましょう。



つまり、良くなる・現状維持・悪化するの3つのシナリオ・パターンでです。金融機関に提出するには良くなるを使いますが、実際には悪化するを基準にしたほうが正しいようです。

預託金返還請求に耐えられず!石川県金沢市でゴルフ場経営のツインフィールズ鰍ェ倒産

倒産速報 明日はわが身です。石川県金沢市でゴルフ場経営のツインフィールズ梶i代表者:吉村高太)が倒産しました。8月27日に民事再生法の適用を申請しました。負債総額は189億7000万円です。

会社について
ツインフィールズ鰍ヘ、1989年(平成1年)3月に、金沢市に本社がある不動産賃貸業者が中心となり、地元金融機関などの出資も得てゴルフクラブ『ツインフィールズ』の経営を目的に設立されたものである。

石川県内17番目と後発のゴルフ場ながら、法人、個人を合わせた会員は当初約2800名にのぼり、ゴルフ場造成費用を確保して順調な滑り出しとなった。
92年10月に2コース、36ホールの規模でゴルフコースをオープン。その後の積極的な営業活動で顧客を確保し、ピーク時である96年3月期は年収入高約19億円を計上していた。
また、99年5月には日本プロゴルフ選手権を開催するなど、県内指折りのゴルフ場として知名度を有していた。

倒産の経緯
しかし、長引く不況下において、企業の経費節減や個人消費の低迷から入場者数が徐々に減少、業界の価格競争激化も加わって業績が低迷するなかで、預託金返還年度となった2002年には会員権の相場下落から預託金返還請求が相次ぎ、会員権の分割や償還の据え置きを会員に提案。
同年6月20日前代表者である吉村外茂勝氏が死去したこともあって、返還請求は一時期沈静化していた。

しかし、その後も業績は毎期落ち込み、2012年3月期の年収入高は約4億7800万円まで減少していた。
こうしたなか、延長していた償還年度である2012年に入って、会員からの預託金返還訴訟が相次ぎ、同訴訟にも敗訴したことから、今回の事態となった。

編集後記
売上が半分になっても生き残れる場合もありますが、4分の1になれば借入金が無い場合だけしか生き残れないでしょうな。

名称は預託金という預かり金ですが、実質的には利息の付かない借入金ですから、経営が窮していたことは簡単に想像できます。

ゴルフ場の会員権は投資だと思っていたほうが正しいですね。一応ゴルフ場が元金を保証している形になっていますが、倒産してしまえば紙くずです。
株式を購入するのと同じだと考えるようにしましょう。

実際に倒産してしまった、ツインフィールズ鰍フ預託金は10パーセント以下しか返還されないでしょう。
失ったものをいつまでも嘆くよりも、残されたものの中から人生に役立つものを見つけるように、前向きに進むほうが正しいのではないでしょうか。


開業から10年で倒産した!神奈川県横浜市都筑区で眼科クリニック経営の医療法人養栄會

倒産速報 明日はわが身です。神奈川県横浜市都筑区で眼科クリニック経営の医療法人養栄會(代表者:太田道夫)が倒産しました。破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。負債総額は1億5000万円です。

会社と倒産の経緯
医療法人養栄會は2003年10月の設立。
横浜市内のショッピングモールで「つづ中眼科」のほか、一時は内科、脳神経外科、小児科の「つづ中クリニック」も経営していた。
 
診療所の設備投資や人件費の負担が増える一方で、患者数は伸び悩み、2007年3月末時点で1億790万円だった資産総額は、翌年には半分に減少。
2009年1月に「つづ中クリニック」を閉鎖したものの、赤字経営に歯止めがかからず、同年3月末時点で1638万円の債務超過に転落した。

編集後記
病院はべつにしても医師は儲かる職業だと思っていましたが、そうでもないですね。特に新規の開業医の場合には億単位の設備投資が必要になるとのことですね。

カルテが電子化されて、コンピューターは電気店で買うのとそれほど金額の差はないようですが、ソフトはべらぼうに高いようです。
2代目の歯科医で、土地・建物は親から譲り受けたものを使っていますが、簡単なソフトを入れ替えただけで500万円もかかったと嘆いていました。

ソフト会社にしても、歯科医院の要望を聞いて、ソフトを作成し、使えるようにバグをチェックして、さらに歯科医院で使いこなせるように教えなければなりませんので、それほど多額の利益を得ているとは思えません。

医師になる人の多くは経営感覚を身に付けていないでしょうから、優秀な税理士や公認会計士などと常にコンタクトをとって赤字を防ぐ手段を構築して、システム化する必要があるのでしょうね。


時代の流れを読めなかった!東京都新宿区で出版業の鞄本放射線技師会出版会が破産

倒産速報 明日はわが身です。東京都新宿区で出版業の鞄本放射線技師会出版会(代表者:中村幸子)が、8月8日に破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。負債総額は1億6300万円です。

会社と倒産の経緯
鞄本放射線技師会出版会は2003年11月の設立。
日本放射線技師会からの委託で、会報誌「JART」や情報誌「Network Now」などを編集・出版。
2006年9月期には約2億900万円の年売上高を上げていたが、ここ数年、業務の大半を占める同会からの受注が減少し、2011年末には事業を停止していた。

編集後記
特定の取引先だけから受注をしていた場合に、取引先が発注量を削減したときには一気に経営が悪化するのですね。
官公庁を相手にしていた土木業界と同じような構図だと思います。

自社の経営資源を活かせる途を常に模索し続けていなければなりません。レコードがなくなってCDに変わったときのレコード針製造業者、ブラウン管テレビがなくなって、ブラウン管のノウハウしかなかった下請け会社、携帯電話がスマートフォンに変わったときの携帯電話部品会社など、時代の流れ、商品の進化によって衰退したり、消滅する商品や部品があることを常に肝に銘じておきましょう。


井脇 ノブ子の不明朗な資金繰りで?高校経営の学校法人南陵学園が再生手続き開始決定

倒産速報 明日はわが身です。静岡県菊川市と和歌山県日高川町で高校経営の学校法人南陵学園(前理事長:井脇 ノブ子)が倒産しました。平成23年12月22日に民事再生申請し、8月8日に再生手続きの開始決定を受けました。負債総額は12億7000万円です。

前理事長の井脇 ノブ子は1946年2月11日に漁師の9人兄妹の末っ子として、大分県南海部郡鶴見町(現佐伯市)で誕生。
家は決して裕福ではなく、海でアワビやサザエを採取して市場で売り家計を助けていた。

1964年に佐伯学園佐伯高等学校(現・日本文理大学附属高校)を卒業し、別府大学文学部史学科に進学。
1968年3月に別府大を卒業し、拓殖大学大学院経済学研究科修士課程に進む。
この時当時の拓大の総長であった中曽根康弘元総理の秘書となり、9月には総理府主催第2回青年の船に団員として参加。
学生運動でも、70年安保闘争で民族派学生3万6000人を率いて議員会館を取り囲んだ。

1985年4月、学校法人国際開洋学園を設立、理事長に就任、国際開洋第一高等学校(静岡県)を設立し学校長に就任。

選挙では、1972年落選、1995年落選、1996年落選、1998年落選、2000年落選、2001年落選、2005年 自由民主党公認で大阪11区より出馬し地方区では落選するが、比例で復活当選をする。

2000年の選挙の時には、高等学校の教職員を選挙運動に動員した。そのため、国際開洋第一高等学校では、およそ1ヶ月に渡り授業が正常に行われなかった。

表向きは少子化により生徒数が減少して経営が苦しくなったとされていますが、不明瞭な資金繰りが最大の倒産要因ではないでしょうか。


【続報】ワンマン経営で破産!群馬県桐生市で眼科診療所の(財)臨床眼科研究所

倒産速報 明日はわが身です。群馬県桐生市で眼科診療所の(財)臨床眼科研究所(代表者:百瀬皓)が倒産しました。8月1日に破産手続開始決定を受けました。負債総額は23億1900万円です。

百瀬皓氏は眼科医として、日本で初めてレーシック手術を行い、そのときは眼科学会から「危険な手術だ」と多くの非難を浴びせられました。

しかし、その後はレーシックが広まり、世界的にも著名な眼科医として活躍していましたが、本業である病院には不在のときが多くなり、勤務医と経営方針について争いが起こり、退職していったのです。

私は事務長がしっかりしていなかったと思っていたのですが、実際には超ワンマン経営だったのですね。

眼科としては珍しく136床ものベッドで入院設備もありましたが、勤務医の減少によってベッド数を減らして診療を続けていましたが、2003年には閉院していました。

眼科医としては優秀でしたが、経営者としては残念ながら失格だったのですね。
こういうケースは他の業種にも数多く見受けられます。職人肌の経営者は借入金なしで経営をすることが原則ではないでしょうか。


眼科医のブラックジャックと呼ばれた!群馬県桐生市で眼科診療所の(財)臨床眼科研究所が倒産

倒産速報 明日はわが身です。群馬県桐生市で眼科診療所の(財)臨床眼科研究所(代表者:百瀬皓)が倒産しました。8月1日に破産手続開始決定を受けました。負債総額は23億1900万円です。

会社について
(財)臨床眼科研究所は眼疾患の研究と眼科診療所の運営を目的に設立。昭和54年に延床面積5914uの建物を建設し、「桐生眼科クリニック」を開業した。

理事長は現在、近視治療で流行しているLASIK(レーシック)に発展した放射状角膜切開術(通称:RK)による治療を昭和56年から国内で初めて行い、数多くの患者に治療を行ってきた実績をもつ。
こうして法人としては診療所の収入を中心に年間約12億円を売り上げてきた。

倒産の経緯
しかし、理事長は国外での医療活動も個人で積極的に行っていたことから法人の運営がおろそかとなりがちで、財務内容が悪化していった。
このため平成17年には診療所施設が競売処分され、18年以降は診療所の運営は行っていなかった。
その後は一部所有していた不動産の賃貸収入で年間約300万円の収入を得ていたが、過去に借り入れた金融債務の残債と、これに伴う利息が膨らみ、破産手続きをすすめていた。

編集後記
多くの眼科医や眼科学会からは危険な手術だと非難を受けたレーシック手術を日本で初めて行い、世界的にも有名な理事長である百瀬皓氏であれば保険診療ではないから適正な利益を得ることは決して難しいことはないと思えるのですがね。
もちろん、レーシック手術の競争相手がどんどん増えてきたことは分かりますが、事務長はなにをやっていたのか不思議でなりません。

眼科医としては一流であり、眼科のブラックジャックとまで呼ばれていたのですから、仕事もたくさん抱えていたはずです。
大阪大学では鉄腕アトムの原作者の手塚治と同級生で、現在77歳にもなる眼科の研究家に資金繰りのことまで理事長に押し付けるのは無茶ではないでしょうか。経営の優秀なパートナーが不在であったことが残念でたまりません。


成熟期を迎えたネット販売!。老舗ネットショッピングサイトが潟Jフェグローブ・ドット・コム倒産

倒産速報 明日はわが身です。東京都千代田区でインターネットショッピングサイト運営の潟Jフェグローブ・ドット・コム(代表者:河野貴久子)が倒産しました。7月23日に準自己破産を申請し、8月10日に破産手続き開始決定を受けました。負債総額は1億900万円です。

会社について
潟Jフェグローブ・ドット・コムは1999年(平成11年)11月に設立されたインターネットショッピングサイト運営でした。
女性をターゲットとしたファッション・ビューティーサイト「cafeglobe.com」を運営するほか、法人向けWebソリューション事業、広告宣伝事業を手がけ、2006年12月期には年収入高約7億200万円をあげていました。

倒産の経緯
しかし、その後は広告収入の伸び悩みなどから業績が低迷。
このため商品構成の見直しや従業員の削減などを図っていたが、東日本大震災の影響などから2011年12月期の年収入高は約3億5500万円に落ち込んでいた。

倒産からの感想
売上が半分になって倒産するとは本当に粗利益が低すぎるのか、借入金による利子や元金の返済が身の丈に合っていなかったのでしょうね。
借入金が全くなければ従業員9名程度の潟Jフェグローブ・ドット・コムであれば、3億円の売上で充分経費がまかなえるなずです。

老舗インターネットショッピングサイトで、運営方法には優れたノウハウを持っていたのでしょうが、楽天、セブンイレブンなどがネット販売に次々と参入して競争が激化しているのでしょうね。

インターネットショッピングは導入期・成長期を過ぎて成熟期に突入したものと思われます。
今後のインターネットショッピングは大手と魅力や個性のあるところしか生き残っていかないのでしょうね。


日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。