中国との関係悪化でチャイナトラベルネットワークが倒産

2004年に中国旅行を専門に扱う旅行業者として(有)チャイナトラベルネットワークが設立されました。

新規参入であることから楽な経営だとは思っていませんでしたが、地道な営業活動が実って次第に実績が積み重なっていました。

しかし、日本と中国との関係が悪化したり、中国の国内事情から旅行客が減少し倒産に追い込まれたものです。

新規参入や中国専門の旅行業者であることは織り込み済みで会社を作ったのでしょうが、まさか日中関係がこれほど悪化するとは思っていなかったのではないでしょうか。

危機管理という言葉がありますが、どこまでが危機なのかを判断することは本当にむつかしいですね。

海外旅行を扱う業者では2013年度には、日東トラベル・パーフェクトアイズ・トラベル世界・サザンツーリストやサザンツーリストなどが倒産しています。

レジャーの多様化や団体旅行の減少などで苦しい経営環境になっている旅行代理店に明るい光が差し込むように日本の外交を改善してほしいですね。

会社名 (有)チャイナトラベルネットワーク
業 種 旅行代理店
所在地 愛知県名古屋市中区丸の内1-14-24 ライオンズビル第2丸の内203
設 立 2004年
資本金 950万円
負債額 1億3000万円





地域活性化のために作られた商業施設が破産!ショッピングセンター「パルル」

富山県射水市で小売業・飲食業やサービス業など17店が入居しているショッピングセンター「パルル」の運営会社である協同組合大門ショッピングセンターが4月4日に破産手続き開始が決定しました。

1987年5月にオープンしたショッピングセンター「パルル」は、地域の商業活性化を狙って無利子あるいは低利子の融資を受けて作られたものです。

このようなショッピングセンターは全国各地に作られましたが、それらの多くは苦しい経営に追い込まれて、倒産したケースは少なくありません。

一流の店舗を作り、二流の商品を扱い、三流の販売員では競争するお店がないことが前提でなければ成り立ちませんね。

1999年にはリニューアルしましたが、2012年10月にイオンモール高岡店が出店したことで売上が激減。

負債が4億円とは少なくてよかったと思っています。

私の近くの協同組合形式のショッピングセンターでは、15億円近い負債を抱えて倒産し、自殺者まで出ていますからね。

現在残っている17店舗は営業を継続したいとのことですが、固定資産税さえ払いきれないのではないでしょうか。

数年後には土地建物は競売になり立ち退きを要求される可能性も高いですね。

会社名 協同組合大門ショッピングセンター
業 種 ショッピングセンター「パルル」を運営
所在地 富山県射水市大門62−4
設 立 1986年7月31日
代表者  橋本由美子
負債額 4億円





創業99年の老舗旅館が倒産!山形県・赤湯温泉の「いきかえりの宿瀧波」

山形県南陽市の赤湯温泉で、老舗旅館「赤湯温泉 いきかえりの宿 瀧波」が4月18日に民事再生法の適用を申請。

1915年(大正4年)創業で、客室数35室のこじんまりとし、料理がおいしく、雰囲気もよく、気合も感じられるとして、楽天トラベルで4.63というとても高い総合評価がされていました。



2004年8月期には5億円の売上があり、200万円の利益を出していました。

しかし、2005年8月期には4億8000万円の売上で、1900万円の赤字になっていました。

2006年以降は不明となっていますが、帝国データバンクや東京商工リサーチからの問い合わせに返事をしていなかったものだと思われます。

営業はこれまで通りに継続していくとされていますが、取引先が従来通りに取引をしてくれるか心配はありますね。

評判の良かった「いきかえりの宿滝波」の倒産要因ははっきりしませんが、年商に対して負債総額が大きいですね。

設備投資に多額を要したのでしょうか。

後継者となる息子さんもいるようですから、ぜひとも再建してほしいですね。

そのためには今までの税理士さんではなく、税務署に申告を行うだけでなく経営にも参画してもらえる方を使うようにしてほしいですね。

無料で税理士さんを紹介してくれますので、ぜひとも一度相談してみてください。

バナー原稿 100×60_c (130607)imp

会社名 赤湯温泉 いきかえりの宿 瀧波
業 種 赤湯温泉旅館経営
所在地 山形県南陽市赤湯3005
設 立 1994年
創 業 1915年(大正4年)
代表者 須藤清市
負債額 9億円

経営が悪化して開き直った社長 定山渓観光ホテル山渓苑

北海道札幌市の奥座敷として有名な定山渓温泉で、定山渓観光ホテル山渓苑の経営者が経営を放棄して2月から従業員に給料を支払わずに、私は辞任したから関係ないと開き直っています。

定山渓観光ホテル山渓苑は客室数60室で、従業員は3月31日付で解雇されましたが、予約客が入っていたために無償でお客さんに対応していました。



しかし、いつまでもボランティアで営業を続けることは難しく、4月27日付で営業を終了することになりました。

楽天トラベルでの評判は総合評価としてはかなり良く、値段が手ごろで、料理がおいしく、従業員の対応も良いですが、施設の老朽化が目立つとなっていました。

経営が悪化して倒産するときに、経営者が夜逃げをするケースはたまにありますが、今回のように開き直る経営者は初めてですね。

これでは誰も助けてくれないでしょうね。

おそらく頑固でワンマンな経営者だと思われますね。

1965年(昭和40年)の創業ですから、現在の社長さんは2代目だと思われますが、親の教育にも問題があったのではないでしょうか。

素晴らしい従業員がいたのに、無能な経営者のために苦労されたことを気の毒に思われます。

おそらく破産に向かうでしょうが、経営者の個人資産をできるだけ早く差し押さえて、従業員の給料を確保してほしいですね。


会社名 定山渓観光ホテル山渓苑
業 種 定山渓温泉ホテル経営
所在地 北海道札幌市南区定山渓温泉東4丁目321番地
創 業 1965年8月
代表者 鶉橋(うずらばし)浩行
負債額 調査中

詐欺の疑いもある!ビットコインの(株)MTGOXが破産

(株)MTGOX(マウントゴックス )は、ネット上で流通するデジタル通貨・ビットコインの取引仲介サイト『Mt.Gox(マウントゴックス)』を運営していた(株)TIBANNEを引き継いで事業を行っていました。

60万人の会員を有し、取扱量は世界最大級ともいわれ、2013年3月期には1億3500万円の収入があったとされていますが、今となっては疑われています。

(株)MTGOXは保有していた預かっていた75万ビットコインと会社保有の10万ビットコインがサイバー攻撃で失ったとして、2014年2月28日に民事再生を申請。

85万ビットコインは当時の価値では480億円とも言われていました。

その後、残っていたものがあったとして、負債総額は65億円にまで減っています。

不明瞭な点が多く残されている資産が少なくて民事再生は無理だと判断されたようで、破産が決定しました。

ビットコインが盗まれたというのはウソで、他に流用してなくなったり、どこかに資産を隠しているのではないかと疑われています。

ビットコイン取引に関する法律が整備されていなくてカルプレス・マルク・マリ・ロベート社長が罪に問われないケースもあるようです。

高級マンションで暮らし、高額の報酬を得ていたカルプレス・マルク・マリ・ロベート社長と(株)MTGOXは今後どのようになるのか注目されます。


会社名 (株)MTGOX
業 種 デジタル通貨・ビットコインの取引仲介サイト
所在地 東京都渋谷区渋谷2−11−5
設 立 平成23年8月
代表者 カルプレス・マルク・マリ・ロベート
資本金 500万円
負債額 65億111万円

高知県で老舗ゴルフ場が事業停止!高南カントリークラブ

高知県高岡郡四万十町でゴルフ場経営の高南観光開発(株)が4月23日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任しています。

高南観光開発(株)が運営するゴルフ場「高南カントリークラブ」は、1973年9月にオープンし、ピーク時の1994年4月期には5億円の売上がありました。

しかし、景気の悪化・レジャーの多様化や競合するゴルフ場ができたために売上が激減し、2013年4月期の売上は1億1000万円にまで落ち込んでいました。

プレー料金の値下げなどで来場客の増加に力を入れていましたが、思ったような業績に届かず今回の措置となったものです。

1400名いるといわれる会員からの預り金は2億5000万円ともいわれています。


会社名 高南観光開発(株)
業 種 ゴルフ場「高南カントリークラブ」経営
所在地 高知県高岡郡四万十町八千数310
設 立 1972年5月
代表者 佐竹洋子
年 商 1億1000万円(2013年4月期)
負債額 3億3000万円

債務整理

銀行から「お金を使ってください」と言われたのか?(株)村瀬海運の倒産

熊本県熊本市で沿海貨物海運・不動産賃貸の(株) 村瀬海運は、ピーク時となる2001年12月期には12億2900万円の売上がありました。

しかし、景気の悪化でリーマンショック直後の2008年12月期には8億5000万円にまで落ち込んでいました。

沿海貨物海運での船舶建造費、不動産賃貸での不動産取得費や修繕費の負担が重たくなり、2009年8月には民事再生を申請していました。

人員削減や船舶売却など経営の合理化を進めましたが思ったように好転せず、2013年6月17日に再生手続廃止を受けた結果、2014年4月3日に破産手続き開始決定を受けました。

12億円の売上に対して25億円の負債額とは大きすぎますね。

一発逆転を狙っての部分もあったかもしれませんが、借入金によって経営内容を良くしたり、経営規模を拡大できる人物はとても少ないです。

12億円の売上であれば、できるだけ自己資本比率を高めて、本業で出た利益を不動産事業につぎ込むようにすることが本来の姿です。

銀行から「お金を貸しますから不動産を取得しませんか?」というような話があっただろうと想像されますが、身の丈を忘れて倒産するのでは残念です。

会社名 (株)村瀬海運
業 種 沿海貨物海運・不動産賃貸
所在地 熊本県熊本市中央区安政町8−16
設 立 1969年1月
創 業 1961年2月
代表者 西尾寿信
負債額 25億5000万円





家族が力を合わせて起業したが?(有)三希サービスが破産

電子部品メーカーで働いていた黒岩繁氏が2005年に設立した運送業の(有)三希サービスは、

父親が運送会社のドライバーであったことから、愛知県の運送業者の下請けとしてスタートし、主に大手プラスチック容器メーカーの製品を運んでいました。

2011年10月期には1億7100万円の売上がありましたが、下請けであったために収益性の低い内容になっていました。

2011年6月に過労防止義務違反などで行政処分を受けたことが影響して、売上が減少していました。

経営規模を大きくしようとしてトラックを購入したときの借入金の返済に困り、2012年9月には借りていた金融機関が信用保証協会からの代位弁済となったのです。

2013年1月には税金の滞納で不動産が差押えとなり、事業を続けることは無理だと思い2013年2月20日までに事業を停止しました。

2014年4月9日に破産手続き開始決定を受けたのですが、典型的な下請けの悲惨さを見せつけられたように思えてなりません。

起業をするにあたっては、家族とも話し合って出された結論だったのでしょうが、結果論かいえばサラリーマンを続けていたほうが良かったですね。

真面目に一生懸命になって働いた結果が破産とは本当に気の毒ですね。

起業するにはコンサルタント料金が必要になりますが、できるだけ多くの人から意見を聞き、家族が路頭に迷うことがないようにしましょう。


会社名 (有)三希サービス
業 種 貨物自動車運送業
所在地 群馬県北群馬郡吉岡町上野田1329−16
設 立 2005年4月
代表者 黒岩繁
負債額 3億円






レジャーの多様化に対応できずパルコール嬬恋が倒産

レジャーの多様化やスキー客の減少で、リゾートホテル、スキー場、ゴルフ場経営のパルコール嬬恋(株)が2014年3月31日に倒産し、民事再生を申請しています。

パルコール嬬恋(株)は第三セクターとして1988年に設立しましたが赤字が続き、2005年に現在の経営者が経営を行っていました。

リゾートホテルは客室数135室のバラギ高原 パルコール嬬恋リゾートホテルで、 パルコール嬬恋スキーリゾートと直結していました。



冬はスキーを夏はゴルフと、年間を通じて楽しめ、ゴルフ場は上信越自動車道・碓氷軽井沢インターから45kmと首都圏からも便利な場所にありました。

2007年3月期には11億4000万円の売上がありましたが、景気の悪化や東日本大震災の影響などがあって、売上が減少し2013年3月期には7億2800万円にまで落ち込んでいました。

過去の借入金の負担が重く、売上の回復が見込めないことから民事再生を選択したものです。

7億円の売上で27億円の借金を返済することは常識的には難しいですね。

通常、倒産する場合の負債額は年商と同程度といわれていますので、パルコール嬬恋(株)の借入金などの負債がいかに大きかったかがわかります。

このような状態に追い込まれる前に相談をする必要があったでしょうが、経営者が自力で解決出来ると思っていたのでしょうね。

民事再生がスタートするときには、良いパートナーをぜひ見つけてほしいですね。

バナー原稿 100×60_a (130607)imp


会社名 パルコール嬬恋(株)
業 種 リゾートホテル、スキー場、ゴルフ場の経営
所在地  群馬県吾妻郡嬬恋村大笹1832-1
設 立 2005年(平成17年)3月
創 業 1988年(昭和63年)3月
代表者 伊藤明夫
資本金 1000万円
年 商 7億2800万円(2013年3月期)
負債額 27億円
従業員 25名

天皇・皇后両陛下が宿泊!益田国際観光ホテル島田家が破産

1840年頃に創業し、平成6年には天皇・皇后両陛下が宿泊されて老舗の(有)益田国際観光ホテル島田家が破産しました。

平成10年7月には2億円の売上がありましたが、景気の悪化などで宿泊客が減少し、半分以下になる7000万円にまで落ち込んでいました。

益田市のシンボル的な存在だっただけに破産は寂しい限りです。

はっきり言って売上が20%減少しても経営が苦しくなり、半分になると倒産に追い込まれるといわれています。

半分以下の売上になってから16年間も経営が継続していたとは驚きというしかありません。

経営者はかな苦しい思いをされていたのではないかと想像できます。

(有)益田国際観光ホテル島田家を調べてみますと、すっぽん料理が看板で、収容人員は50名でした。

収容人員50名で宿泊料金や稼働率から考えると、2億円の売上があったからには、宴会部門が頑張っていたのでしょうね。

ただ頑張れば良いというものでもないような気がします。
本当に行き詰る前に、具体的には返済に窮するような借金があって赤字になったときには出来るだけ相談するようにしてほしいですね。

ジャパンネット法務事務所は成功する個人再生 を行っていますので、ぜひ相談をしてほしいですね。


会社名 (有)益田国際観光ホテル島田家
業 種 ホテル
所在地 島根県益田市本町3−15
設 立 昭和59年11月
創 業 天保年間
代表者 島田覚
資本金 1000万円
年 商 7000万円(平成25年7月期)
負債額 3億2400万円
従業員 19名

日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。