身の丈にあった経営をしていたはずなのに!キッチンハウス風の音が倒産

20年ほど前に鹿児島市から霧島市に移住して、お肉屋さんと手作りハム・ベーコンの製造を行っていました。

やがて、惣菜を作り販売をしていたところ、近くに住む人たちから「食事ができるところが欲しい」という要望がたくさん寄せられるようなり、2007年に自宅を改造して「キッチンハウス 風の音」をオープンしました。

ランチだけの提供でしたが、美味しくボリュームたっぷりでマスコミにも取り上げられるほどの人気のお店になったのです。


テラス席があって、霧島の山々や草原を眺めながらの開放的なランチは他のレストランでは味わうことのできない贅沢でした。

佐藤さん夫婦と息子さんだけで営業し、黒豚などメインにランチだけの提供でしたので売上金額としては多くはなかったと思いますが、無理をせずに身の丈にあった経営だと思っていただけに倒産して残念です。


鹿児島県霧島市でキッチンハウスの兜翌フ音は、11月7日に鹿児島地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。
破産管財人には、田中佐和子弁護士(電話099-210-7758)が選任されている。

会社名 兜翌フ音
業 種 キッチンハウス 
所在地 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3233-41
創 業 2007年(平成19年)
代表者 佐藤万佐子
負債額 調査中


病院も不況?東京都板橋区で羽田共生病院の医療法人社団赤仁会が破産

1953年(昭和28年)に東京都大田区内で「市川第一病院」と「市川第二病院」の運営を行ってきた。

債務超過に陥るなど経営難により2009年12月にオーナーが交代し、2010年に「市川第一診療所」を閉鎖、「市川第二病院」は「羽田共生病院」となったものです。

代表者が頻繁に代わることで、経営方針などが目まぐるしく変わり混乱もしていました。


決定的な状況に追い込まれたのは、2012年3月に所有不動産を東京都医業健康保険組合から差し押さえ登記が行われたことです。

その後も東京都などから差し押さえを受け、2012年9月1日付で休診していました。

病院は倒産しないし、医師は高額な報酬が得られると思われていましたが、現状はかなり違っているのですね。

診療報酬の改定がたびたび行われ、病院経営が難しくなっているのでしょうね。

でも看護師さんは恵まれていると思いますね。看護師の求人・転職【CBネット】などがあって、転職先を探すのも簡単だし、勤務条件さえクリア出来れば簡単に就職できるのですよね。

手に職を持っていても簡単に転職先を見つけ出すことが難しい時代ですからね。


東京都板橋区で羽田共生病院の医療法人社団赤仁会は、8月12日に債権者より東京地裁に破産手続開始を申し立てられていたが、11月18日に同地裁より破産手続開始決定を受けたことが判明した。
破産管財人は鈴木道夫弁護士。

同病院は2012年9月閉鎖され、成り行きが注目されていたが、債権者の破産申し立てにより、今回の破産決定となった。

会社名 医療法人社団赤仁会
業 種 「羽田共生病院」経営
所在地 東京都板橋区向原2-35-2
設 立 1956年(昭和31年)7月
創 業 1953年(昭和28年)
代表者 江川稔
年 商 9億3512万円(2011年3月期)
負債額 11億8900万円

兵庫県神戸市中央区でテーマパーク経営の渇ヤ鳥園が民事再生へ

静岡県掛川市で掛川花鳥園経営の加茂元照氏が、2006年3月に神戸・ポートアイランドに開園した神戸花鳥園は、2008年3月期には65万人の来園者があり、12億8300万円の売上がありました。

関西三大動物園のひとつに数えられる神戸市立王子動物園(神戸市灘区王子町3-1)は、大人の入園料が600円で130万人の来園者があり、入園料が1500円の神戸花鳥園の65万人の来園者は頑張っていたといえます。

しかし、2008年のリーマンショックで入園者が激減し、ピーク時の半分以下になる30万人になっていました。


当然、レストランや土産物の売上にも影響が出て、2010年からは4期連続の赤字に陥っていました。

淡路島には2017年にテーマパーク「淡路マンガ・アニメアイランド」の計画があり、リピーターの増える事業計画を立てなければ、再建は難しいです。

神戸・ポートアイランドはイケア・UCCコーヒー博物館やみなと異人館などもあって、訪れる人は少なくありませんので、相乗効果が得られると再建できるかも。

神戸花鳥園の営業は引き続き行われています。


兵庫県神戸市中央区でテーマパーク経営の渇ヤ鳥園は、11月20日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は前山信之弁護士。

会社名 渇ヤ鳥園
業 種 テーマパーク「神戸花鳥園」経営
所在地 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
設 立 2004年(平成16年)5月
代表者 加茂元照
資本金 2500万円
年 商 6億5000万円(2013年3月期)
負債額 12億円

投資額に見合わない売上?熊本県熊本市で結婚式場経営の潟Oラヴィスが破産

少人数で温もりのある結婚式ができるというプライベートウェディングを売り物にして結婚式場を経営していた潟Oラヴィスが破産しましたが、負債総額が10億円とビックリするほど多かったです。

小さな結婚式と披露宴をテーマにしたのは良かったと思いますし、クチコミでも教会や披露宴会場が綺麗でよかったということが書き込まれています。

ただ、結婚式や披露宴に対しての知識や経験が少ないスタッフが多かったのではないでしょうか。

結婚式がないときはレストランとして営業していたようで、両方が中途半端になった気がしてなりません。


同じものを作るにしても、レストランがメインで、結婚式や披露宴が出来るというのとでは投資額が大きく違っていて、倒産を回避することができたかもしれませんね。

さらに、結婚式に限定するのではなく、結婚記念日・誕生日や還暦・喜寿などのさまざまなイベントに対応するようにしていたらと思われます。


熊本県熊本市中央区で結婚式場経営の潟Oラヴィスは、10月31日に熊本地裁において、破産手続きの開始決定を受けた。
破産管財人には、東健一郎弁護士が選任されている。

会社名 潟Oラヴィス
業 種 結婚式場経営
所在地 熊本県熊本市中央区辛島町2−1
代表者 野口将宏
負債額 10億円

自殺者が出ないことを祈っています!尾道中央商店街振興組合が自己破産へ

路面の商店街振興組合の倒産という珍しいニュースが入ってきました。

商店街振興組合は全国各地にたくさんありますが、倒産にいたるほどの借入金があるところが少ないためか尾道中央商店街振興組合が自己破産を申請する予定になっているのは珍しいですね。

尾道中央商店街振興組合は1993年にコミュニティー施設「絵のまち館」と駐車場経営を中心事業として、100名以上の組合員によって結成されました。


当時は商店街に駐車場が少ないということが叫ばれて、高度化資金から無利子と5年間据え置きの条件で4億3380万円を借入してコミュニティー施設「絵のまち館」と立体駐車場を作ったものです。

計画では組合員が年間15万円を負担し、駐車場や貸し会場の収益などで、毎年約2892万円ずつ15年間で返済する計画でした。

しかし、事業計画に反対をする企業もあって組合員は82名に減少し、コミュニティー施設「絵のまち館」と駐車場からは予定した収益が得られず、経費が想像以上に負担となって、今までに返済できたのは8910万円でした。

計画が甘かったといえばそれまでですが、20年先の収益計画を立てること自体に無理があったのではないでしょうか。

住宅ローンを組んだ場合でも20年以上先の計画を立てる場合がありますが、支払が完了する、完了しないにかかわらず、最終的には自己責任が残ります。

同様の事態が尾道中央商店街振興組合でも起きたわけで、連帯保証人になっている16名の方は私財をすべて差し出すことになってくるでしょう。

悲惨な結末で残念ですね。

私の住んでいる近くでは、協同組合で高度化資金を借入していてショッピングセンターを作りましたが倒産し、自殺者を出したという噂も流れたほどでした。


広島県尾道市でコミュニティー施設「絵のまち館」等の尾道中央商店街振興組合は、11月17日に経営難から自己破産申請を予定していると発表しました。

会社名 尾道中央商店街振興組合
業 種 コミュニティー施設「絵のまち館」と駐車場経営
所在地 広島県尾道市十四日元町1−7
設 立 1993年
代表者 藤井央
負債額 3億5000万円

山形県鶴岡市で湯殿山スキー場を運営する第三セクターが解散か?

山形県鶴岡市で湯殿山スキー場を運営する第三セクター「湯殿山観光開発公社」は、2014年夏までに解散し、スキー場の運営と管理を鶴岡市に委ねる計画があると発表しました。

会社名 湯殿山観光開発公社
業 種 第三セクター「湯殿山スキー場」運営
所在地 山形県鶴岡市田麦俣字六十里山104-5
代表者 佐藤芳弥

湯殿山スキー場は山形県庄内地方最大のスキー場で、雪質が良く、初心者から上級者まで楽しめるボードパーク、全長300mで最大斜度35度の「上級コース」、全長2000mでなだらかな「林間コース」まで実力別の4コースがあり、家族でも楽しめるスキー場として人気がありました。


ピークの1993年には18万2400人の利用者がありましたが、レジャーの多様化や東日本大震災などの影響で利用者が減少し、2012年度は3万7300人にまで減っていました。

この結果、JA庄内たがわから借りている1億1396万円の返済が難しく、施設の維持管理にも困難が予想されること明らかになりました。

2008年から資金繰りが苦しくなり、毎年4月には鶴岡市から3000万円を借り入れて、翌年の3月末に利子とともに返済を行うという自転車操業に陥っていました。

そこで、湯殿山観光開発公社は所有している不動産や施設を鶴岡市に買い取ってもらう形をとって、鶴岡市から借入している3000万円の相殺と、JA庄内たがわの借入金を肩代わりしてもらう予定です。

具体的には11月22日の臨時株主総会で協議されますが、湯殿山スキー場そのものは予定通りに12月7日オープンする予定です。

リーズナブルなホテルが一つ減りました!秋田県潟上市の株ェ郎潟ハイツが破産

八郎潟ハイツはリーズナブルな価格で宿泊できることから人気がありましたが、倒産してとても残念です。

株ェ郎潟ハイツが経営する八郎潟ハイツの建物は秋田県潟上市の所有で、会議室を備えた客室数22室のホテルで、八郎潟の田園風景や男鹿半島の山々を見渡す景色と比内鶏のだまこ鍋きりたんぽやキノコ料理が評判良く、合宿や団体客に利用されていました。

しかし、レジャーの多様化で観光客が減少する中、東日本大震災が起こり、宿泊客が激減して回復を見込めないことから事業の停止を決めたものです。


秋田県潟上市で観光ホテル経営の株ェ郎潟ハイツは、9月17日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任していましたが、11月7日に秋田地裁において破産手続きの開始決定を受けた。

会社名 株ェ郎潟ハイツ
業 種 観光ホテル「八郎潟ハイツ」経営
所在地 秋田県潟上市飯田川下虻川井戸沢41
設 立 1974年(昭和49年)5月
代表者 北條侑聰
負債額 6000万円
従業員 31名

十和田湖が廃れてしまう!遊覧船運航の十和田湖観光汽船鰍フ再生手続の廃止決定

十和田湖観光汽船鰍ヘ明治45年に十和田湖観光の目玉として子ノ口から休屋間などで運航開始した歴史のある遊覧船でした。

観光に限らずレジャーが多様化したことで十和田湖の遊覧船利用客が減少する中で、2011年に起きた東日本大震災の影響で観光客が激減し、苦しい資金繰りに陥っていました。

その後も、福島第一原発の爆発があって、様々な風評が飛び交い、修学旅行の対象地としては取り上げられるなったり、団体客の激減で2012年8月17日に民事再生手続きの開始を申請していました。

しかし、乗船客は震災前の70%程度にしか戻らず、11月14日に再生手続の廃止が決定しました。


十和田湖から遊覧船がなくなることでさらに観光客が減少し、近隣の宿泊施設・レストランや土産物店にも大きな影響があるのではないでしょうか。

遊覧船に代わる観光の目玉を早急に作らないと、東北新幹線八戸駅から2時間、青森駅から3時間という場所にありますので、廃れてしまう心配さえあります。


青森県青森市で遊覧船運航の十和田湖観光汽船鰍ヘ、2012年8月17日に青森地裁へ民事再生手続きの開始を申請していましたが、2013年11月14日付で同地方裁判所より再生手続の廃止決定を受けたことが明らかになりました。

会社名 十和田湖観光汽船
業 種 海運業
所在地 青森県青森市大字浜田字豊田139-21
設 立 1964年(昭和39年)
創 業 1912年(明治45年)8月12日
代表者 松橋泰彰
負債額 5億7000万円

宣教師が創業した旅行業者が倒産!東京都豊島区の潟Wャコアンドワールド

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韓国ツアーを中心に旅行業を行っていた潟Wャコアンドワールドでしたが、韓流ブームが下火になったこと、竹島問題などで韓国との関係が悪化したこと、円安で海外旅行のメリットが減ったことなどで韓国ツアー客が減少したことが最大の倒産要因ですね。

布教活動をしながら韓国人宣教師が始めたというユニークな旅行業者で、大阪や韓国にも営業所を作って事業を拡大していました。

宣教師という職業柄、経営や経理をはじめ時代の流れを読む先見力に欠けていた部分があったのかもしれません。


経済や政治などの問題で潟Wャコアンドワールドが倒産に追い込まれたという外部要因がありますが、自己資本が少なかったことや、無理な事業拡大が裏目にでたという内部要因もありましたね。


東京都豊島区で旅行業の潟Wャコアンドワールドは、10月30日に東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。
破産管財人には、佐藤りえ子弁護士が選任されている。

会社名 潟Wャコアンドワールド
業 種 旅行業
所在地 東京都豊島区西池袋5-4-7 池袋トーセイビル9階
設 立 1991年(平成3年)4月
代表者  新井正
資本金 5000万円
負債額 1億5000万円

踏んだり蹴ったりの状況で破産か?京都府京都市伏見区でゴルフ場経営の葛椏s国際

ゴルフ場「京都国際カントリー倶楽部」は立地の悪さから、スタート当初はプレーする人が少なかったですが、京滋バイパスの開通で来場客が増え、標高400mから見下ろす京都・大阪の眺望が人気を得ていました。

しかし、バブル崩壊で売上が激減し、2004年には金融債務はサービサーに譲渡されていたり、2012年の売上は2億2000万円で、債務超過に陥っていました。

1997年に新規会員を募集して預かっていた預託金の返還が2012年10月から始まることを受けて、民事再生を申請していたものです。


2013年8月8日に再生計画が認可されて経営を再建を目指していましたが、9月の台風18号で、京都国際カントリー倶楽部へのアクセス道路やコースが被害を受けて休業に追い込まれていました。

資金的にコースを整備して再開するだけの力はないと判断して、今回の破産手続きへ移行する見込みとなったものです。

民事再生にしても一度倒産すると再建するのはとても難しいです。
場合によっては再建するよりも、新規に創業した方がベターな場合も少なくありません。


京都府京都市伏見区でゴルフ場経営の葛椏s国際は、2012年10月1日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けて、2013年8月8日に再生計画認可決定が確定していた。
しかし、10月31日に再生手続き廃止となり、保全管理命令を受けた。今後、破産手続きへ移行する見込み。
保全管理人は、宮崎裕二弁護士。

会社名 葛椏s国際
業 種 ゴルフ場「京都国際カントリー倶楽部」経営
所在地 京都府京都市伏見区醍醐陀羅谷1
設 立 1962年(昭和37年)5月
創 業 1953年(昭和28年)3月
代表者 中村一博
資本金 1500万円
負債額 30億円

日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。