東京都品川区で大崎病院・東京ハートセンターの医療法人社団冠心会は、令和元年7月31日に破産手続きにおける包括的禁止命令および保全管理命令を受けた。債権者から破産を申し立てられていた。令和3年5月20日付で令和元年8月27日に出されていた管理命令を取り消され、再生債務者について監督委員による監督を命じられました。
心臓病専門病院「大崎病院・東京ハートセンター」として開業、運営している医療法人。
理事長は心臓・血管疾患治療のエキスパートで当法人は平成30年3月期には約41億円の売上高を計上していた。
しかし、経営は施設への投資負担などから債務超過が続き、一部債権者との間で支払いをめぐり、トラブルなど発生し、動向が注目されていた。
令和3年4月には週刊誌で理事長夫人の資金流用疑惑も報じられ信用を低下させていた。
それに加え、4月24日に負債額約17億円を抱え、民事再生を申請した(医)一成会(さいたま市)の理事長も一時兼務していたことから、関係も取りざたされていた。
会社名 医療法人社団冠心会
業 種 大崎病院・東京ハートセンター
所在地 東京都品川区
設 立 平成6年3月
負債額 34億6255万円