テナント撤退で売上が激減した潟gウベニの倒産

倒産速報です。福岡県北九州市若松区で不動産業を行っていた潟gウベニが倒産しました。自己破産の予定です。負債総額は6億7千万円です。

潟gウベニは1989年に創業した不動産業者で、不動産物件の賃貸を手がけると言う堅実な経営を行っていました。潟gウベニの2004年の売上は4300万円でしたね。

しかし、こんな堅実を経営方針としてた潟gウベニにも不況の波が押し寄せて倒産になったのですから、本当に明日はわが身と思っていてください。

では、なぜ潟gウベニが倒産したのかといえば、バブル崩壊を受けてお金を潤沢に使える企業が大きく減ってしまったのですね。単純には潟gウベニにとって高収益をもたらしていたテナントが撤退したいったのですね。

さらに、不動産業者間での価格競争が激化して、家賃を下げるしか方法がなくなっていたのです。今後はこのようなテナントの撤退やマンション住居者が収入減によってより安い賃貸物件へと移る可能性は非常に高いでしょね。

そんな中で、不動産業者が生き残る道を模索していかなければならない時代になったということですよね。今までは、看板を出して、お客さんが来るのを待っていた不動産業者が多かったでしょうが、今後は攻める不動産業者へと変身する必要があるのではないでしょうか。

潟gウベニのような不動産業者だけでなく、すべての業種や業態が今後は守りの経営から攻めの経営へとチェンジしてください。

今年最大の倒産を更新した樺央コーポレーションの倒産

倒産速報です。東証と名証の2部に上場していた愛知県名古屋市中区で不動産開発を行っていた樺央コーポレーションが倒産しました。民事再生の予定です。負債総額は340億円で先日倒産したアシストテクノロジーズジャパン(株)の320億円を更新した今年最大の倒産ではないでしょか。

樺央コーポレーションはカタカナを使っている会社なので比較的新しい会社のように思えるかも知れませんが、実は明治7年に紡績会社として創業された老舗の企業なのです。樺央コーポレーションは昭和2年に日商梶i現・双日梶jに事業を吸収されますが、昭和17年に紡績会社として独立するという経緯を経ている会社です。

しかし、樺央コーポレーションでは昭和17年以降も双日鰍ェ筆頭株主として紡績事業を行っていましたが、外国から安い繊維製品がどんどん輸入されるようになり、平成12年には41億円あった売上が平成17年には29億円にまで落ち込んでいました。

平成17年には株式の公開買い付けによって新興不動産の潟[クス(東京都港区・東証1部)の傘下企業となっています。紆余曲折のあった樺央コーポレーションでは、平成17年以降は不動産事業に積極的に参入し、不動産流動化やマンション分譲などで実績を積み上げ、金融機関の金利の安さや株式の低迷によって資金が不動産へと流れ込んできて、樺央コーポレーションの売上は順調に伸びて、平成20年の売上は390億円になり、経常利益も23億円と順調に業績を拡大していました。

しかし、樺央コーポレーションではバブル崩壊やリーマンショックなどでマンションの販売先からキャンセルを受けたりして、資金繰りに窮していました。平成21年には地下の下落などによってマンションや不動産の評価損が発生し、金融機関や建設会社への支払いが出来ずに手形のジャンプなども行われていたと聞いています。

売上が1000分の1になった潟<Kーズの倒産とは?

倒産速報です。千葉県千葉市花見川区で不動産賃貸や不動産の管理を行っていた潟<Kーズが倒産しました。負債総額は138億円です。破産手続きが決定しました。

潟<Kーズは昭和49年に東京都江戸川区で家電小売業として創業し、昭和52年には鰍ィかじま電器と名称を変更して、郊外型の電器量販店として積極的に店舗展開をして平成14年には14店舗にまで拡大していました。そんな拡大路線をとる潟<Kーズが千葉県花見川区の幕張に中核店をオープンさせたことによって、千葉県での営業をどんどん拡大していったのです。

潟<Kーズでは家電販売だけでなく、書籍、ゲームソフトの販売・中古買取などにも積極的に取り組み平成11年には年間売り上げが335億円にまで成長していました。潟<Kーズではこの平成11年の売上がピークでしたね。

平成11年以降には潟<Kーズの商圏に次々と大手家電量販店が進出してきて、減収になるという事態になっていました。

さまざまな紆余曲折を経て潟<Kーズは、家電をあきらめて書籍、CD、ゲームソフトの専門店へと業種を変換させ、不採算店舗の閉店、遊休不動産の売却などを進めていましたが、それでも潟<Kーズの業績は回復せずに、平成13年には小売業から全て徹底してしまいました。

その後潟<Kーズは不動産賃貸と不動産の管理会社となりましたが、年商は5千万円以下になっていました。

それにしても極端ですね。売上が5年で335億円から5千万円にまで落ち込んだわけですからね。
チョット考えられないような潟<Kーズのケースですね。それにしては負債総額が138億円とはちょっと多すぎるような気がしますね。

多角経営で成功したかに見えた東証1部(株)アゼル

倒産速報です。東証・大証1部 (株)アゼルが倒産しました。東京都大田区のマンション分譲・遊技場経営で東証・大証1部 (株)アゼルが破産手続開始決定されました。負債総額は442億円ですね。

平成21年3月16日に破産の申し立てをしていた(株)アゼルの破産が決定したわけですね。(株)アゼルは昭和31年に建設業として創業した会社です。その後は不動産、リゾート、レジャー(パチンコ店)等の事業にも手を広げて業務内容をどんどん拡大していったのです。

昭和58年には東証2部へ株式を上場し、昭和61年には東証1部の指定を受けると言う順調な歩みをしていたのです。

(株)アゼルでは分譲マンション「エンゼル」シリーズも順調で、東京や沖縄での遊技場経営も順調に推移していました。ところがバブル崩壊から不安定な経営状態が続くようになり、平成16年には主力銀行から代表を招き経営再建に取り組みましたが結局は不景気の波に飲み込まれて倒産に至りました。

事業を拡大した(株)アゼルですが、最大の失敗は地理的経営戦略が欠けていたのではないでしょか。東京を中心に日本全国に展開しようと思う心意気には感じるところがありますが、結局は倒産になったわけですから、(株)アゼルが反省するしかないでしょうね。東証1部にまで登りつめたのに非常に残念ですね。

WTCが倒産!泥沼に足を突っ込んだ大阪市

倒産速報です。大阪府大阪市住之江区WTC大阪ワールドトレードセンタービルディング)が倒産しましたね。会社更生法の申請です。負債額は600億円とのことです。

WTC(大阪ワールドトレードセンタービルディング)は2004年に経営破綻をして再建を目指していたのですが、業績は回復することなく大阪府の庁舎移転構想が大阪府議会で否決されたことによっての倒産です。

WTC(大阪ワールドトレードセンタービルディング)は大阪市を中心にして第3セクターとして設立されましたが、空室が目立ち思うように家賃収入をあげることができませんでした。いままでに大阪市は491億円を負担していまして、今回の倒産までに投入した公金は655億円となっています。

このままでは1000億円の公金を投入する事態になりそうなので、大阪市としては税金からの投入を避けるために、USJの株売却、USJへの貸付金の回収などで340億円ほどを捻出するとしています。

不足する分については起債で賄うといっていますが、起債の利息はどこで負担するのでしょうかね。
また、USJに出資しているお金はどこから払っているのか考えているのでしょうか。

何となく泥沼に足を突っ込んでもがいていて、どんどん深みにはまって行くように見えてなりません。もう一度第3セクター方式を見直すわけにはいかないものでしょうかね。

悔しさとむなしさが残る北陵興発鰍フ倒産

倒産速報です。北海道札幌市中央区の建設工事を行っていた北陵興発鰍ェ倒産しました。民事再生を申請しています。負債総額は11億円です。

北陵興発鰍ヘ昭和27年に創業した北海道では老舗の建設工事業者でした。官公庁の工事に加えて、賃貸マンションの企画・建設を手がけ、平成18年には36億円の売上がありました。

しかし、平成17年に北陵興発鰍フブランド「セレナールシリーズ」のマンション分譲で思うように売ることが出来ず、値下げをしての販売になってしまったのです。この「セレナールシリーズ」の売上不振が北陵興発鰍フ利益を食いつぶして、大幅な赤字に転落してしまったのです。

平成20年にはピーク時の半分の売上になってしまったのです。さらに北陵興発鰍ナは販売したマンションの代金回収が遅れて資金繰りが悪化し、取引先への支払い延期などで資金繰りをしていましたが、さすがに限界に来てしまったようです。

北陵興発鰍ナは官公庁からの受注が減少して、民間建設工事へとシフトしていったのでしょうが、結局は裏目に出てしまったのですね。

口で簡単に裏目に出たと言うのは簡単ですが、実際に北陵興発鰍ナのマンション販売が吉と出るか、凶と出るかは誰にも予測出来ないのです。

しかも、北陵興発鰍ナは順調に売上を伸ばしていたのですから、積極的な経営をしていくことは当然だったでしょね。

どこで北陵興発鰍ェ倒産のきっかけを作ったかを考えると、2008年の不景気があげられますが、それだけでは片付けられないような気がします。

北陵興発鰍ヘ悔しさとむなしさが残る倒産としか言いようがありませんね。

不良債権を抱え込んで倒産した潟_イドーサービス

倒産速報です。兵庫県西宮市マンション販売潟_イドーサービス倒産しました。負債総額は140億円です。民事再生の申し立てをしています。

潟_イドーサービスは大同建設株の賃貸管理部門として昭和50年に設立し、平成5年ごろからマンションや分譲住宅の事業を行っていました。「ロイヤルシリーズ」でマンション販売を展開し、戸建て住宅販売の潟_イドーコーポレーションと共に実績を積み上げてきました。

平成13年には西宮市内でマンション供給戸数第一位になるまでに成長してきまして、平成16年には140億円の年間売り上げを計上していました。

しかし、他のマンション販売業者と同様に2008年後半の不景気やリーマンショックなどで売上が減少する中で、グループ会社のダイドー住販が倒産した影響を受けて潟_イドーサービスへも信用不安が広まっていました。

さらに、ロイヤルシリーズの建設を行っていた叶V井組の倒産により、マンションの建設が中断される事態となったのです。

さらに、芦屋市内で販売していた戸建て分譲住宅が売れずに、大幅な値下げと家具を付けての販売に踏み切りましたが思うようにうれなかったのです。完全に資金繰りに行き詰っての倒産となったのです。

潟_イドーサービスには複合的な倒産要因が考えられますね。最大の倒産要因は叶V井組の倒産ではないでしょうか。

取引先の倒産によって不良債権を抱えることは決して珍しいことではありません。しかし、不良債権が自社で処理できる範囲内であれば全く問題は起こらないのですが、自社で処理しきれない場合には倒産することがあることを知っておいてください。

踏んだり蹴ったりで倒産した(株)エスグラントコーポレーション

倒産速報 明日はわが身です。東京都品川区で不動産流動化事業を展開していた(株)エスグラントコーポレーションが倒産しました。民事再生の手続に入っています。負債総額は291億円です。上場企業の倒産は今年に入って13社目です。

(株)エスグラントコーポレーションは平成16年に名証セントレックスに上場して知名度をあげ、積極的な営業活動を行っていました。

(株)エスグラントコーポレーションは不動産業に進出して9年目という新興デベロッパーで、東京都周辺を中心に、投資用高級ワンルームマンションを開発・販売。また、オフィスビル、商業ビル販売の仲介、賃貸管理等も手がけ、さらに、近年では不動産流動化事業への取り組みも拡大していましたね。

(株)エスグラントコーポレーションが事業拡大をするにはそれなりの理由があったでしょうが、従業員88名と少ない人数でそれぞれの事業の専門家が (株)エスグラントコーポレーションの会社内にいたのでしょうか。

(株)エスグラントコーポレーションはマンションブームや不動産投資の需要の高まりを受けて急成長したのですが、人、モノ、金がバランスよく動いていなかったのではないでしょうか。

平成19年には354億円の売上がありましたが、一気に不動産市況が悪化し、平成20年6月期のはゴーイングコンサーンが注記されるという、事業継続に問題ありと監査法人から言われたのですね。

平成20年1月には資金難で債務不履行を起こし、自力での債権は困難と判断して、ユニマットグループから9億円近くの出資を得て再建を図っていたのです。

(株)エスグラントコーポレーションの倒産要因を列記してみますと
不動産市況の悪化で、在庫資産を急いで売却したために損失が出た
金融機関による口座の凍結
金融機関からの返済金額の増額要請
開発中のマンションでゼネコンの破綻
などとなってきます。

パシフィックHDの倒産は3月危機のスタートか?

倒産速報です。大きな倒産のニュースが入ってきました。東京都千代田区の不動産ファンド大手パシフィックホールディングスの倒産です。更生法を申請をしています。負債総額は1636億円です。

東証1部上場の不動産ファンドですが、不動産市況の低迷などで、2008年11月の連結純損失が730億円になり、53億円の債務超過に陥っていたのです。

2008年後半のサブプライムローン問題などで金融機関の融資体制が大きく変わって厳格になり、不動産市況の急速な悪化にともない、パシフィックホールディングスの不動産の売却が全く進まず、購入の契約をしていた土地などの不動産について、契約を破棄したがための違約金が発生し損失が大きく膨らんだのです。

パシフィックホールディングスは大和證券グループと話し合いを続けていましたが、大和證券が資本参加を見合わせたために、今回の倒産の引き金になったことは間違いないでしょう。

パシフィックホールディングスは第三者割当増資も行いましたが、資金調達予定額468億円のうち180億円程度しか集めることができませんでした。

パシフィックホールディングスは様々な手段を講じて倒産の危機から逃れようとしましたが、全てで失敗に終わっています。監査法人からも意見不表明をうけるなど、パシフィックホールディングスは注目されていましたが、結局は倒産の道を選んだのですね。

株式上場を計画していた潟gップハウスの破産

倒産速報です。三重県津市の不動産売買業者戸建住宅マンション分譲を主力としていた潟gップハウス倒産しました。破産の予定です。負債総額は76億円です。

潟gップハウスは平成2年の創業で、不動産売買業者で戸建住宅、マンションの分譲を中心事業にすえて地元三重県はもちろん、北勢・中勢築に商圏を広げ、積極的な営業を展開していました。

平成19年には44億円の売上を計上し、平成23年には株式の上場を目指していたという、優良企業だったのです。

しかし平成19年の売上がウソではなかったかと思えるほどに売上が激減したのです。不動産市況の悪化で平成23年の上場は断念しましたが、その後も潟gップハウスの業績は回復することなく平成20年12月27日に事業停止を決めたものです。その後弁護士に一任していました、事業の再開が難しいと判断されての破産手続きとなったのですね。

本当に2008年後半の不景気での倒産が多いですね。放漫経営も重なっての倒産もありますが、営業努力を重ねて、株式の上場まで視野にいれていた潟gップハウスの倒産は本当に寂しいものがあります。

なぜ、このような倒産が多いのか、本当に2008年後半の不景気だけが影響しているのか疑問を持たざるを得ません。

2008年後半の不景気で倒産したという企業のうちで、2005年ごろから経営が悪化していた企業も少なくありません。人間って調子が良いと、この調子が永遠につづくかのように錯覚する場合が多々あるようです。

赤字企業であっても、資金が回っていると赤字を実感することができなくなったりもするのです。もう一度経営の原点を見直すようにしてください。
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。