悔しさとむなしさが残る北陵興発鰍フ倒産

倒産速報です。北海道札幌市中央区の建設工事を行っていた北陵興発鰍ェ倒産しました。民事再生を申請しています。負債総額は11億円です。

北陵興発鰍ヘ昭和27年に創業した北海道では老舗の建設工事業者でした。官公庁の工事に加えて、賃貸マンションの企画・建設を手がけ、平成18年には36億円の売上がありました。

しかし、平成17年に北陵興発鰍フブランド「セレナールシリーズ」のマンション分譲で思うように売ることが出来ず、値下げをしての販売になってしまったのです。この「セレナールシリーズ」の売上不振が北陵興発鰍フ利益を食いつぶして、大幅な赤字に転落してしまったのです。

平成20年にはピーク時の半分の売上になってしまったのです。さらに北陵興発鰍ナは販売したマンションの代金回収が遅れて資金繰りが悪化し、取引先への支払い延期などで資金繰りをしていましたが、さすがに限界に来てしまったようです。

北陵興発鰍ナは官公庁からの受注が減少して、民間建設工事へとシフトしていったのでしょうが、結局は裏目に出てしまったのですね。

口で簡単に裏目に出たと言うのは簡単ですが、実際に北陵興発鰍ナのマンション販売が吉と出るか、凶と出るかは誰にも予測出来ないのです。

しかも、北陵興発鰍ナは順調に売上を伸ばしていたのですから、積極的な経営をしていくことは当然だったでしょね。

どこで北陵興発鰍ェ倒産のきっかけを作ったかを考えると、2008年の不景気があげられますが、それだけでは片付けられないような気がします。

北陵興発鰍ヘ悔しさとむなしさが残る倒産としか言いようがありませんね。

不良債権を抱え込んで倒産した潟_イドーサービス

倒産速報です。兵庫県西宮市マンション販売潟_イドーサービス倒産しました。負債総額は140億円です。民事再生の申し立てをしています。

潟_イドーサービスは大同建設株の賃貸管理部門として昭和50年に設立し、平成5年ごろからマンションや分譲住宅の事業を行っていました。「ロイヤルシリーズ」でマンション販売を展開し、戸建て住宅販売の潟_イドーコーポレーションと共に実績を積み上げてきました。

平成13年には西宮市内でマンション供給戸数第一位になるまでに成長してきまして、平成16年には140億円の年間売り上げを計上していました。

しかし、他のマンション販売業者と同様に2008年後半の不景気やリーマンショックなどで売上が減少する中で、グループ会社のダイドー住販が倒産した影響を受けて潟_イドーサービスへも信用不安が広まっていました。

さらに、ロイヤルシリーズの建設を行っていた叶V井組の倒産により、マンションの建設が中断される事態となったのです。

さらに、芦屋市内で販売していた戸建て分譲住宅が売れずに、大幅な値下げと家具を付けての販売に踏み切りましたが思うようにうれなかったのです。完全に資金繰りに行き詰っての倒産となったのです。

潟_イドーサービスには複合的な倒産要因が考えられますね。最大の倒産要因は叶V井組の倒産ではないでしょうか。

取引先の倒産によって不良債権を抱えることは決して珍しいことではありません。しかし、不良債権が自社で処理できる範囲内であれば全く問題は起こらないのですが、自社で処理しきれない場合には倒産することがあることを知っておいてください。

踏んだり蹴ったりで倒産した(株)エスグラントコーポレーション

倒産速報 明日はわが身です。東京都品川区で不動産流動化事業を展開していた(株)エスグラントコーポレーションが倒産しました。民事再生の手続に入っています。負債総額は291億円です。上場企業の倒産は今年に入って13社目です。

(株)エスグラントコーポレーションは平成16年に名証セントレックスに上場して知名度をあげ、積極的な営業活動を行っていました。

(株)エスグラントコーポレーションは不動産業に進出して9年目という新興デベロッパーで、東京都周辺を中心に、投資用高級ワンルームマンションを開発・販売。また、オフィスビル、商業ビル販売の仲介、賃貸管理等も手がけ、さらに、近年では不動産流動化事業への取り組みも拡大していましたね。

(株)エスグラントコーポレーションが事業拡大をするにはそれなりの理由があったでしょうが、従業員88名と少ない人数でそれぞれの事業の専門家が (株)エスグラントコーポレーションの会社内にいたのでしょうか。

(株)エスグラントコーポレーションはマンションブームや不動産投資の需要の高まりを受けて急成長したのですが、人、モノ、金がバランスよく動いていなかったのではないでしょうか。

平成19年には354億円の売上がありましたが、一気に不動産市況が悪化し、平成20年6月期のはゴーイングコンサーンが注記されるという、事業継続に問題ありと監査法人から言われたのですね。

平成20年1月には資金難で債務不履行を起こし、自力での債権は困難と判断して、ユニマットグループから9億円近くの出資を得て再建を図っていたのです。

(株)エスグラントコーポレーションの倒産要因を列記してみますと
不動産市況の悪化で、在庫資産を急いで売却したために損失が出た
金融機関による口座の凍結
金融機関からの返済金額の増額要請
開発中のマンションでゼネコンの破綻
などとなってきます。

パシフィックHDの倒産は3月危機のスタートか?

倒産速報です。大きな倒産のニュースが入ってきました。東京都千代田区の不動産ファンド大手パシフィックホールディングスの倒産です。更生法を申請をしています。負債総額は1636億円です。

東証1部上場の不動産ファンドですが、不動産市況の低迷などで、2008年11月の連結純損失が730億円になり、53億円の債務超過に陥っていたのです。

2008年後半のサブプライムローン問題などで金融機関の融資体制が大きく変わって厳格になり、不動産市況の急速な悪化にともない、パシフィックホールディングスの不動産の売却が全く進まず、購入の契約をしていた土地などの不動産について、契約を破棄したがための違約金が発生し損失が大きく膨らんだのです。

パシフィックホールディングスは大和證券グループと話し合いを続けていましたが、大和證券が資本参加を見合わせたために、今回の倒産の引き金になったことは間違いないでしょう。

パシフィックホールディングスは第三者割当増資も行いましたが、資金調達予定額468億円のうち180億円程度しか集めることができませんでした。

パシフィックホールディングスは様々な手段を講じて倒産の危機から逃れようとしましたが、全てで失敗に終わっています。監査法人からも意見不表明をうけるなど、パシフィックホールディングスは注目されていましたが、結局は倒産の道を選んだのですね。

株式上場を計画していた潟gップハウスの破産

倒産速報です。三重県津市の不動産売買業者戸建住宅マンション分譲を主力としていた潟gップハウス倒産しました。破産の予定です。負債総額は76億円です。

潟gップハウスは平成2年の創業で、不動産売買業者で戸建住宅、マンションの分譲を中心事業にすえて地元三重県はもちろん、北勢・中勢築に商圏を広げ、積極的な営業を展開していました。

平成19年には44億円の売上を計上し、平成23年には株式の上場を目指していたという、優良企業だったのです。

しかし平成19年の売上がウソではなかったかと思えるほどに売上が激減したのです。不動産市況の悪化で平成23年の上場は断念しましたが、その後も潟gップハウスの業績は回復することなく平成20年12月27日に事業停止を決めたものです。その後弁護士に一任していました、事業の再開が難しいと判断されての破産手続きとなったのですね。

本当に2008年後半の不景気での倒産が多いですね。放漫経営も重なっての倒産もありますが、営業努力を重ねて、株式の上場まで視野にいれていた潟gップハウスの倒産は本当に寂しいものがあります。

なぜ、このような倒産が多いのか、本当に2008年後半の不景気だけが影響しているのか疑問を持たざるを得ません。

2008年後半の不景気で倒産したという企業のうちで、2005年ごろから経営が悪化していた企業も少なくありません。人間って調子が良いと、この調子が永遠につづくかのように錯覚する場合が多々あるようです。

赤字企業であっても、資金が回っていると赤字を実感することができなくなったりもするのです。もう一度経営の原点を見直すようにしてください。

土地神話を信じ続けた司建物管理

倒産速報です。東京都品川区ウィークリーマンションを運営していた司建物管理倒産しました。破産が決定しています。負債総額は790億円と大型です。

司建物管理鰍ヘ家具付きのウィークリーマンションを短期で貸すパイオニアとして全国でウィークリーマンションを展開していました。司建物管理鰍フピークは平成2年で売上は118億円でした。

しかし、1,000億円の借入金があり、金利負担だけでも相当なものがありましたね。平成2年の総量規制から急速に信用力が低下し、大幅な債務超過に陥り、金融機関から整理回収機構へと債権が移管されました。その中で、司建物管理鰍ヘウィークリーマンションの売却を進めながら再建を図っていたのです。

しかし、司建物管理鰍フウィークリーマンションの売却は思うように進まず、平成19年には金融債権者が司建物管理鰍フウィークリーマンションの売上の大半を差し押さえるという事態にまで発展してしまいました。

債務超過に陥った最大の原因はバブル後の不動産価格下落にあるとも言われています。司建物管理鰍ノ限らず、不動産価格は上がることはあっても、下がることはないと全く根拠のないことを信じていたからでしょうね。

司建物管理鰍フ倒産を考えていましたら、やはり無謀ともいえる借入金ですかね。

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戸建て分譲(株)カプリスの典型的な倒産

倒産速報です。東京都港区(株)カプリス(旧商号(株)フルハウス)が倒産しましたね。民事再生の申立を行いました。(株)カプリスの負債総額は105億円ですね。

(株)カプリスは戸建て分譲不動産業と認知症の人を対象とした介護施設の運営を行っていました。(株)カプリスは戸建て分譲にひとつの大きな工夫をこらしていました。それは南フランスプロバンス風の家を首都圏を中心に展開していたのです。しかも(株)カプリスの南フランスプロバンス風の家は3階建てで結構人気が高かったですよ。

しかし、建築偽装問題が大きく取り上げられて以来、建築基準法が改正され建築確認申請後の建築許可が遅れる事態が起こりました。この影響で着工がどんどん遅れ資金繰りに窮する時もあったようです。

しかし、着工の遅れには何とか対応していた(株)カプリスでしたが、景気の悪化で住宅の購買意欲が減退し、(株)カプリスでは売れ残りが増えてくるようになったのです。

その中でも(株)カプリスは経営改善に取り組んでいましたが、マンションの値引き販売が急速に増えてきた影響もあって、(株)カプリスが希望する販売価格では売れなくなってきて、今回の倒産となったわけです。

アメリカの不動産王が倒産

緊急の倒産速報が入りました。アメリカの不動産王として有名なドナルド・トランプ氏が取締役会長であるカジノホテル運営会社が倒産しました。

負債総額は1560億円とのことですが、ドナルド・トランプ氏のいままでの報道から推測すると負債金額が意外と少ないような気がしています。

昨年倒産した広島県のアーバンコーポレーションの2000億円と比較すると、ドナルド・トランプ氏であれば、1560億円は少ないですよね。いくら円高であったにしてもですよ。それに、ドナルド・トランプ氏は個人資産が3000億円以上あるとの話も流れていたのですからね。

ドナルド・トランプ氏は1990年代前半に不動産で失敗して、いくつかの子会社を破綻させるなど苦境に陥っていたが、1990年代後半には不動産ブームの再来によって奇跡的に復活している。

2004年にもカジノホテルの経営で失敗していて、今回で3回目の倒産を経験するドナルド。トランプ氏ですが、3回目の奇跡的な復活がはあるのでしょうか。

ドナルド・トランプ氏は現在61歳のはずですから、決して復活が不可能な年齢ではありませんがね。

景気を読み間違えた日本総合地所(株)

東京都港区高輪にあるマンション分譲で東証1部に上場されていた日本総合地所(株)倒産しましたね。負債額はなんと2000億円を超えるようです。

また従業員も317名と、倒産による今後の影響が大きいと懸念されますね。倒産速報によりますと、倒産の原因はマンション建設用に取得した土地が銀行からの借り入れだったために金利負担も大きく、最終的に銀行が資金の貸し出しを中止したための倒産ですね。

土地取得という投資の失敗が最大の原因になっているのでしょうね。無理があった場合には一歩引き下がって考える習慣をつける必要がありますね。

当然のことですが、銀行には銀行の判断があってのことでしょうが、大型倒産についての影響がほとんど考慮されずに新たな貸し出しを中止しているようですね。

マスコミにも取り上げられることのない、従業員の方々にとってはつらい状況だと思われます。
また、日本総合地所(株)に就職が内定していた大学生に対して内定取り消しをしたことでも悪名を出しているのです。

日本に限らずアメリカやヨーロッパでも倒産に対してのセーフティーネットが全くと言っていいほど備わっていませんね。自己責任のない人が連帯責任を負わされたようなものですよね。

会社更生法で出来るだけ早く立ち直ることを祈っています。


倒産の淵から蘇った会社達
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。