東京都日野市で電子電源機器装置製造の(株)ボルテックスと関連の(株)ボルテックスシステムは、7月1日に破産手続き開始決定を受けた。
負債は、ボルテックスが約10億円、ボルテックスシステムが約1億7000万円
ボルテックスは、電子電源機器装置の製造を手掛け、ハイビジョンカメラ用電源、カスタマーテレビカメラ用電源、ポータブルテレビカメラ用電源などを製造、近年は医療用の輸液ポンプ電源、レーザーメス用電源、人工透析・血漿装置用電源などを手掛けていた。 2005年2月に中国の青島に100%出資の現地法人を設立。内製化を進めて採算の改善を図り、ピークの2009年3月期は売上高約9億8700万円を計上した。
しかし、医療用向け製品部門で医療費抑制の余波などを受けて受注が落ち込み、2019年3月期の売上高は2億643万円まで減少した。
採算性も悪化し借入負担が重みを増すなか、「新型コロナウイルス」の影響により中国現地法人の活動が停止し、輸入が約1カ月間ストップする事態が発生。さらに採算が悪化し資金繰りも逼迫したことから、今回の措置となった。
ボルテックスシステムは関連会社として本社不動産などの資産管理を手掛けていたが、ボルテックスに連鎖した。
会社名 (株)ボルテックス
業 種 電子電源機器装置製造
所在地 東京都日野市
設 立 昭和48年3月
創 業 昭和45年5月
資本金 1億円
負債額 11億7000万円(2社合計)