「姫路の不動産王」が運営するANGELOに破産法による保全管理命令が

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兵庫県姫路市で不動産賃貸業の(株)ANGELOとグループ会社の(株)CALMOおよび(株)Ysngの計3社は、1月7日に破産法による保全管理命令を受けた。

 (株)ANGELOは代表者が新聞配達員および販売店の店長時代から個人で始めた不動産賃貸事業を法人化したもので、姫路市を中心に、神戸市・大阪市などにマンションやテナントビル、月極駐車場など多数の物件を保有。プロサッカーチームのキャンプスポンサーを務めるほか、代表者氏自身の著書出版やメディア出演などによる知名度向上もあって収益物件の取得を進め、2019年2月期には年収入高約13億7100万円を計上していた。

しかし、新たに取得した賃貸物件の稼働状況が低調だったうえ、過剰な広告宣伝費や100億円を超える借り入れに伴う利息負担などが重なり、同期に約5億9200万円の当期純損失を計上し、大幅な債務超過に転落。この間に一部取引先への支払い遅延が発生するなど、ずさんな経営管理体制が露見していた。
このため、2019年9月までに金融機関に対して返済猶予を要請するとともに、経営再建のために新たに賃料回収業務を不動産管理会社に委託したが、その不動産管理会社とも回収をめぐるトラブルが発生したことで資金繰りは一層悪化。弁護士を立て、改めて金融機関に借入金返済猶予の交渉を進めていたが、2020年9月に銀行取引停止処分を受けた後、所有していた不動産の売却を進めていたが、今回の措置となった。

負債は、ANGELOが125億3700万円、CALMOが81億円、Ysngが38億1600万円。不動産売却により減少している可能性があり流動的。

会社名 (株)ANGELO
業 種 不動産賃貸業
所在地 兵庫県姫路市
設 立 2013年(平成25年)4月
資本金 4億8700万円
負債額 244億5300万円(3社合計)
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