【続報】兵庫県で観光クルーズ船運航のルミナスクルーズ(株)が破産へ

兵庫県神戸市で観光クルーズ船運航のルミナスクルーズ(株)は、3月2日に民事再生法の適用を申請、5月14日に再生手続きの開始決定を受けました。しかし、9月23日に再生手続き廃止決定および保全管理命令を受けた。今後、破産手続きに移行する予定。

レストランクルーズ船「ルミナス神戸2」の運営母体。神戸ハーバーランド内の観光スポットとして一定の知名度を誇り観光客を中心に集客していたほか、ブライダルや各種イベントも開催し、ピーク時の年間売上高は10億円を超えていた。
しかし、船舶の償却負担や燃料高騰により、赤字決算が続き、債務超過が常態化。資金繰りの悪化から金融機関に返済条件の変更を要請していた。
このようななか、2018年は大阪北部地震、豪雨、台風21号と自然災害が続き、2019年に入ってからも台風による運行中止が相次いだ結果、2019年5月期の売上高は8億円台にまで落ち込んだ。さらに、近時は新型コロナウイルスの影響に伴う多数のキャンセルが発生し、2020年3月に民事再生法を申請した。
 
民事再生手続きのなかで、神戸港においてレストランクルーズ船「コンチェルト」を運営する(株)神戸クルーザー親会社のファースト・パシフィック・キャピタル(有)(東京都)より、事業再生支援の表明を受け、「コンチェルト」への振替え乗船を行ない顧客に対する救済策を打ち出すなどして再建を図ってきた。
しかし、収束の目処が立たないコロナ禍の影響で資金繰りは改善せず、再生手続き廃止となった。

会社名 ルミナスクルーズ(株)
業 種 観光クルーズ船運航
所在地 兵庫県神戸市
設 立 昭和60年2月
資本金 1000万円
負債額 12億9600万円(2019年5月期決算時点)
従業員 13名
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