兵庫県尼崎市で大型LEDビジョン開発製造の赤見電機(株)が破産申請

兵庫県尼崎市で大型LEDビジョン開発製造の赤見電機(株)は、7月9日に事業を停止し、事後処理をに一任、自己破産申請の準備に入っていたが、9月2日に自己破産を申請した。

当初は小型乾式変圧器などの電磁機器の製造会社だった。現在は、フルカラースーパービジョンライザを中心に全国展開していた。
「LISA(ライザ)」のブランド名で大型LED映像システムの開発から製造・販売・メンテナンスまでを手掛けるほか、産業用電子自動制御システムの開発・製造なども行っていた。
当社の映像システムは日中の太陽下でも高輝度・高画質な表示が可能で、広視野角度であることから、駅やビルの壁面、スポーツ施設、競技場などの大型ビジョンで採用され、過去には「渋谷109フォーラムビジョン」やヨドバシカメラ梅田店の「YODOBASHI VISION」、「JR博多シティビジョン」などを手掛けていたほか、1994年9月には中国上海市に309uという当時世界最大級のLED表示装置の納入を実現し話題を呼んでいた。ピークとなる1999年2月期には年売上高約22億9300万円を計上していた。

しかし、安価な中国製品の台頭と国内景気の低迷で売り上げは漸減。北京オリンピック関連の中国向け大口受注や鉄道会社からの受注はあったものの業績は改善せず、2018年2月期の年売上高は約5億1800万円にまで落ち込んでいた。
その間、北京オリンピックでの受注において回収不能が発生し、資金繰りは悪化。加えて、今年2月には前代表が死去したことで代表交代を余儀なくされていた。
5月には金融機関へリスケ要請し、その後もリストラや経費削減を続けてきたが、リスケ要請後に不適切な会計処理が発覚。ここへ来て先行きの見通しが立たなくなり今回の事態となった。

会社名 赤見電機(株)
業 種 大型LEDビジョン開発製造
所在地 兵庫県尼崎市
創 業 昭和26年
資本金 3600万円
負債額 11億円
従業員 45名
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