山形県で冷凍調理食品製造の三桃食品(株)東北工場が民事再生廃止

山形県米沢市で冷凍調理食品製造の三桃食品(株)東北工場は、2月15日に民事再生法の適用を申請し、3月18日に再生手続き開始決定を受けていたが、7月17日に再生手続の廃止決定を受け、保全管理を命じられた。

三桃食品(株)(静岡県焼津市、平成27年4月破産)の協力工場として設立。大手流通業者やスーパーマーケット業界を得意先として、餃子や中華まん、焼売などのチルド食品製造を行っていた。特に餃子製品では「桃ちゃん餃子」の愛称で知名度があり、チルド餃子ではグループとして全国トップクラスを誇り、当社としては近年のピークである平成18年4月期の年売上高は約16億4600万円を計上していた。

しかし、消費低迷と食品業界の低価格志向が強まったことにより、受注単価の低下から収益性が低調となったほか、設備投資負担が重かったことにより近年では欠損計上が続いていた。また、設立当初より資本・人的関係があった三桃食品の倒産が当社の信用低下につながるとともに、同社に対する不良債権の発生も経営を圧迫。平成27年4月期以降は債務超過が続いていた。
こうしたなか、事業再生を目指すなかで、スポンサー企業に対し当社の営業権を円滑に移行することが困難となったことから、自力での再建を断念し今回の措置となった。
今後は、地元スポンサーの協力を得ながら事業再生を進めていく意向でした。

会社名 三桃食品(株)東北工場
業 種 冷凍調理食品製造
所在地 山形県米沢市
設 立 昭和47年5月
資本金 4745万円
負債額 11億900万円(平成30年4月期末時点)
従業員 38名
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