大阪府堺市でタッチパネル事業等の(株)大和産業が自己破産申請

大阪府堺市でタッチパネル事業等光学デバイス製品製造の(株)大和産業は、5月31日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入っていたが、7月19日に自己破産を申請した。

工業用ゴム製品の製造を目的に創業。その後、自転車ゴム部品やプラスチック部品、光学デバイスなど他分野へ進出し、2008年3月期にはディスプレイ事業での需要拡大もあって売上高は105億5136万円に伸長。しかし、2009年3月期以降はリーマン・ショックの影響や受注の落ち込みにより、2011年3月期には売上高が38億4588万円まで縮小した。
スマートフォン・ゲーム機・光学デバイス関連が順調に推移し、2013年3月期には売上高は67億8219万円まで回復。しかし、2000年代中頃から行っていた中国投資が失敗に終わり、同期には子会社整理損や株式評価損を計上するなどして2億3053万円の赤字を計上した。
以降は、タッチパネル事業や浄水システムなど健康・環境システムの構築などを新規事業として立ち上げ、再建を目指していたが、この間に大口顧客からの大幅な受注減で資金繰りが逼迫。2018年秋頃には信用力低下に伴い光学デバイス事業の中国調達先との関係が悪化した。
業績はさらに後退し、リストラの断行や大阪府中小企業再生支援機構の支援を得ながらスポンサーを探してきたが見つからず、先行きの見通しも立たないことから事業継続を断念した。

会社名 (株)大和産業
業 種 タッチパネル事業等光学デバイス製品製造
所在地 大阪府堺市
設 立 昭和50年6月
創 業 昭和50年1月
負債額 23億円
従業員 30名
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