山梨県で2019年1月〜6月の倒産件数は17件で、前年同期比26%減。
負債総額は67億800万円で、前年同期比4倍増。
負債総額は前年同期に比べ約4倍に増えたが、2017年同期比ではおよそ半減となった。
業種別では、卸売業が5件で最も多く、サービス業や小売業、建設業が続いた。理由は販売不振など不況型倒産が71%を占めた。
今後の見通しについて、金融機関の資金繰り支援は続き、倒産は当面、低水準が続くと分析。ただし中小・零細を中心に業績改善が遅れており、人手不足が重なり、資金繰りの限界など息切れ倒産の増加が懸念されると指摘している。