福島県喜多方市で温泉旅館経営の(資)叶屋旅館が破産



福島県喜多方市で温泉旅館経営の(資)叶屋旅館は、9月22日に破産開始決定を受けた。

江戸期に米沢街道の旅籠として創業。子宝の湯として知られる「熱塩温泉」で、中堅クラスの旅館として営業を展開していた。平成5年には旅館の全面改装を実施し、その効果もあって平成6年頃には約2億円の年間売上高を計上した。
しかし、以降は景気低迷や同業者との競合などから減収で推移し、設備投資の負担から赤字が続いていた。
23年3月に発生した東日本大震災では直接的な被害は避けられたものの、福島第一原発事故による風評被害から営業面は苦戦を強いられ、27年8月期には売上高が約4300万円まで落ち込んだ。
東京電力からの賠償金収入により最終的には黒字としていたが、過去の赤字を抱え、厳しい資金繰りが続いていた。金融機関に対しリスケを要請してしのいでいたものの、28年8月期の売上高は約3600万円と減収に歯止めが掛からず、先行きの見通しも立たないことから、今回の措置となった。

会社名 (資)叶屋旅館
業 種 温泉旅館経営
所在地 福島県喜多方市
設 立 昭和38年6月
創 業 江戸時代
負債額 4億600万円
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