埼玉県川越市で幼児教育施設のOur Kids International(株)は、「インターナショナルスクールの開設をする」をうたい、幼稚園児などを募集しながら、突然倒産した。すでに入学料などで100万円以上を支払った保護者もいて、困惑が広がっている。
・保護者が撮影した説明会の映像で、杖を支えに謝罪の言葉を口にする男性。問題となっている幼児向け教育施設の代表。
・「“小学校開設”という最終的な目的のために生徒を集め、運営を安定させる目的で“過大な表現があった”ことは真摯におわび致します。本当に申し訳ございませんでした」
・詳しい説明もないまま体調不良を理由に退出しようとすると―「逃げんなよ」「本人に答えさせろ!」などと保護者は怒りをあらわに。最終的には土下座をする事態となった。
・問題となっているのは、埼玉県川越市にある幼児向けの教育施設「アワーキッズインターナショナル」。“英語の専門塾”として、約30人の未就学児が通っていたが、経営不振を理由に2月10日、突然閉鎖した。
・「学園長から“本当のインターナショナルスクールだよ”と。“今まで入っていた幼稚園はニセモノだよ”という話をされた」「その時(入園した時)から“小学校はできる”という話をしていた」
・保護者などによると、この施設は「文部科学省の認可を受けていて、2017年4月からインターナショナルスクールの小学校を開設する」などと説明。多額の入学金を集めていたという。
・さらに倒産する直前の2月6日、突然、来年度の学費を支払うよう催促していたことも明らかになっている。
・問題は他にもあった。施設のパンフレットには、国際的な教育認定機関「ACSI」と日本の文部科学省が認める教育プログラムを同時に学べる新しい学校だとPRしていた。
・そもそもインターナショナルスクールに通った場合、日本では小中高校の教育課程を修了したとは見なされず、大学受験の資格はもらえない。しかし、ACSIに認定された学校に12年通えば「ディプロマ」という大学受験資格がもらえるのだ。
・大学受験につながると保護者は期待していたが、“ACSIのディプロマ”については“ウソだった”、そもそもACSIの認定校ですらないことを明かされたという。
・さらに“文部科学省の認可を受けている”としていたこともウソだと認めた代表。一体、どんな人物なのだろうか。
・過去にも別の教育施設で学園長を務めていた代表。実はこの時もトラブルがあったという。当時一緒に働いていた人によると―
・「またやったかという感じですね」「授業料の大幅な値上げとか、施設費を4倍くらいに請求したという経緯などがあって、保護者からの信頼がなくなっていった」「ウソを言うのが当たり前な性格、意識もしていないと思う」「二度と教育に関わってもらいたくないというのが正直なところですね」
・保護者らは今後警察に被害届を提出する方針だが、施設の弁護人は「今後書面で詳しい経緯を説明していく」としている。