薄利多売が経営方針だった社長のワンマンで一気に倒産へ?

現在29歳のAさんは高校を卒業すると、システムエンジニアとして開発会社に10年勤務していました。

社員数は15名の小さな会社ですが、社長さんは不思議と営業が上手で仕事はビックリするほどありました。

ただ、ワンマンで自分のことしか考えずに仕事を取ってくるので、納期がとても短かったです。

そのために、社員は残業が多く、Aさんも月に500時間ほどの残業をしていましたが、多くはサービス残業になっていました。


あと少し頑張れば普通の勤務時間で今の給料がもらえるのは間違いないし、さらに仕事量が増えれば社員も増えて楽しい職場になるという社長の言葉を信じて頑張っていたのです。

短い納期と安い値段で仕事を受けていたのでしょうね。利益が少ないのですから、受注量を多くして社員の給料や経費を賄う必要があったのでしょう。

実際に2年前には仕事量が増えて、社員を増やすことにして、手狭になったオンボロのオフィッスから大企業がたくさん集まっている立派なビルに引っ越しをしたのです。


↑新宿の高層ビル


当然家賃は高くなったでしょうが、営業をするにも良い立地ですし、立派なビルに入居したことでクライアントから信頼性が少しだけかもしれませんが高まったように思っていました。

新しいビルに入ってからも社長の営業で仕事はどんどん入ってきて、残業はまだまだ減る様子がありませんでした。

ところが、2013年になると「金を返せ!」というクライアントが会社に来るようになったのです。

原因は納期の遅れで、社員全員は知っていましたがすべてを社長に任せていました。



↑家族サービス


連休があって久しぶりにゆっくりとした休日を過ごして会社に行くと、社長が突然

「本日で会社を閉鎖します。」

と告げたのです。

「事前に告知するといろいろと面倒だし、君らに迷惑かけたくなかった」

「俺も自己破産だ」

などと言い訳をする社長に社員全員は唖然としていました。


Aさんは会社が倒産したことで社長への怒りや今後の不安よりも、残業から解放される安心感の方が強かったそうです。

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日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。