愛媛県今治市で 協同組合・不動産管理の今治織物工業(協)他1社が倒産

倒産速報 明日はわが身です。愛媛県今治市で 協同組合・不動産管理の今治織物工業(協)(代表清算人:田中庸)と、関連の今治アール・シー梶i代表清算人: 田中庸)が倒産しました。9月27日に破産手続開始決定を受けました。負債総額は今治織物工業が約44億8000万円、今治アール・シーが約12億3500万円で、2社の合計約57億1500万円が見込まれる。 

会社について
今治織物工業は明治27年1月、綿布製造業者が綿布同盟会として結成発足。
昭和26年1月11日、協同組合に組織変更し、地元タオル業者向けの綿糸共同購入や染晒加工のほか、48年11月には不動産賃貸部門(今治大丸の店舗不動産を賃貸)を開設。
63年3月期には売上高30億4383万円を計上していたが、平成3年4月にはゴルフ練習場「今治ゴルフパーク」(関連の今治アール・シーが今治大丸に隣接した駐車場とともに運営)、4年2月にはホテル「アジュール」(関連の潟iウシス(23年7月民事再生開始、負債総額約23億円)が運営)をそれぞれ開設して積極的に事業を展開していた。

倒産の経緯
しかし、組合員の倒産・廃業によって事業収入(綿糸共同購入、染晒加工他)は減少の一途をたどり、13年3月期の売上高は10億円を割り込み、その後も需要が回復せず減収推移となっていた。
さらに関連会社で運営していたホテルやゴルフ練習場の経営不振に伴う貸付金増加など資金状況が厳しくなり、17年10月にはゴルフ練習場を売却して借入金圧縮を図った。

今治アール・シーは今治織物工業が所有する駐車場(今治大丸に併設した今治どんどびパーキング)の運営を目的として同組合並びに組合員(当時25社)の共同出資により設立。
平成3年4月には同組合が開設したゴルフ練習場「今治ゴルフパーク」の管理も行い、売上高約1億2000万円をあげていた。

しかし、6年6月に今治どんどびパーキングの運営を関連会社の潟iウシスに移管(その前後から同社に対する過大な貸付金など資金流出が発生したことで資金状況を圧迫することとなった)。
さらに17年10月には同組合がゴルフ練習場を売却したため、以降は今治どんどび第2パーキングの管理のみに事業を縮小していた。

19年8月には、当時の理事長ならびに社長の村上誠之助氏(故人)が別途経営していた旧・昭和産業グループ8社が破産開始決定(8社の負債総額合計約119億円)を受けたことに加え、20年12月には今治大丸の閉店によって家賃収入が途絶えたため実質休眠状態となっていた。
このため今治織物工業は24年1月13日、今治アール・シーは3月28日それぞれ開催の株主総会の決議により解散していた。

編集後記
今治大丸の撤退によって地域経済が壊滅的な状況に陥っているようです。
今治市に限らず地方の都市は中心商店街の空洞化が進み、衰退の一途をたどるのでしょか。
今治市には郊外に大型店があるようにも思えませんが、松山市周辺の大型店へお客さんを奪われているかも。

【送料無料】小布施まちづくりの奇跡...

【送料無料】小布施まちづくりの奇跡...
価格:756円(税込、送料別)


日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。