<トヨタ>世界販売台数、上半期首位…2年ぶり

トヨタ自動車が、12年上半期(1〜6月)の世界販売台数で2年ぶりに首位に返り咲いたことが26日、明らかになった。昨年の東日本大震災で部品調達網が寸断し、減産を余儀なくされた影響を克服し、販売の回復が鮮明になった。ただ、日本国内では今夏以降、エコカー補助金終了の反動も予想されており、年間での首位争いは激しさを増しそうだ。



トヨタによると、グループの日野自動車とダイハツ工業を含めた連結ベースの上半期の世界販売台数は前年同期比33.7%増の497万台となり、99年の統計開始以来、上半期としては最高だった。これに対し独フォルクスワーゲン(VW)グループは同8.9%増の445万台。前年首位の米ゼネラル・モーターズ(GM)も同2.9%増の467万台にとどまった。

トヨタの世界販売は、昨年の東日本大震災による在庫不足が解消されたこともあり、ハイブリッド車(HV)の「プリウス」や小型車「アクア」などを中心に日米で大きく販売を伸ばした。11年の年間世界販売で2位だったVWは、欧州債務問題による欧州景気の落ち込みでドイツ以外の欧州各国で販売がふるわず、伸び率は1ケタにとどまった。

一方、GMは中国など新興国を中心に販売を伸ばしたほか、米国でも自動車市場の回復とともに好調な販売を維持したが、トヨタには届かなかった。

トヨタは12年の連結販売台数について、07年に記録した937万台を上回る過去最高の958万台(前年比21%増)を計画している。ただ、GMとの上半期の差はわずか30万台で、下半期にはGMの巻き返しも予想される。

トヨタの豊田章男社長は「今後は(GMやVWなど)トップを争う5〜6社が順位を時々入れ替えながら引っ張っていく時代が続くと思う」と主要メーカーによる混戦が続くとの見方を示している。

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