九州北部豪雨:漁業にも被害 貝全滅、流木が出漁阻む−−中津、別府湾 /大分

7月3日以降の豪雨は漁業にも大きな被害をもたらした。中津市では山国川河口のアサリ養殖場に泥が押し寄せ、ほぼ全滅。別府湾北岸では、豊肥地方から大野川を経てたどりついた流木が漁港をふさぎ、2週間以上出漁不能になった。直接の漁業被害だけで約2億円に達するとみられるが、補償の枠組みはない。
 
県漁協中津支店によると、中津市では旬のアサリが540万個、豊前海再生に資する母貝も200万個が全滅した。バカ貝350トンも泥をかぶって死に、分かっただけで貝被害の総額は8690万円。泥の撤去も困難を極めている。本田哲也・支店長(53)は「アサリは漁業共済の対象品目ではなく全損。養殖施設も損壊し、正常化のめどが立たない」と頭を抱える。
 
一方、別府市亀川から国東市武蔵町の別府湾北岸は12日に豊肥地方を襲った豪雨の影響が甚大。2日間かけて漁船で流木を除去して水路を確保し、19日にようやく再開した。休漁自体は3日から続き、休業被害は1億1000万円以上という。
 
底引き網漁歴50年の日出町大神、戸田住人さん(65)は「沈んだ流木がスクリューに当たるなど、出漁しても危険と隣り合わせだ」とため息をつく。
 
県は流木撤去に森林環境税を充てるが、今年度予算は350万円。漁業管理課は「上回れば補正予算を組んで対応する」としている。


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