会社について
理工産業鰍ヘ1965年(昭和40年)8月に設立されたパソコン、複合機などの事務用機器卸売業者で、三重県内および関東一円を営業エリアとし、官公庁や地元企業に販路を築き、近時のピークである2003年7月期には年売上高約54億7000万円を計上していた。
倒産の経緯
しかし、景気後退による経費削減の影響を受けたうえ、同業他社との競合が激化したことから、2009年7月期には年売上高は48億円を切るまでに落ち込んでいた。
その後、2010年7月期にはITサービスに注力したことにより年売上高約49億6000万円と盛り返していたものの、直近の2011年7月期においては年売上高約48億1300万円にとどまっていた。
かねてより金融依存度の高い運営を余儀なくされていたが、売上高の大きな伸びも見られず、資金調達に支障をきたすこととなり、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念、今回の事態となった。
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