まさに転職都市伝説!?「東京勤務歴」は地方の転職でモテる?

最近の企業がスキルよりも“人柄”を重視する傾向にあるという情報を基に、転職活動の際に役立つ、上手な自己PRの方法について調査してきたこの連載。今回は、ちょっと意外な自己PRのポイントについて調べてみました。噂によれば、「東京で働いていた」という経験が、地方では重要な武器になるんだとか…。それって本当なの??



「東京で働いていた」人がモテる理由とは?
まずは、全国の求人・転職事情に詳しい『はたらいく』の高槻洋介編集長に直撃。「東京で働いていた」ことが転職に有利に作用することって、本当にあるんでしょうか??

「ズバリ言って、確実にありますね。特に地方の企業は、東京で働いた経験を持つ人材を歓迎する傾向が強いと思います。東京はもちろん、大阪や横浜など大都市の企業での勤務経験がある人、といったほうが正確かもしれませんが」

なんと、噂は本当だった! でも、なんで「東京で働いていた」ことが有利な条件になるんだろう? まさか単純なブランドイメージみたいなものなの?? そこで今度は、現場の声を取材。地方における求人・転職活動を支援しているリクルートHRマーケティングの小出裕一さん(熊本グループマネジャー・鹿児島グループマネジャー)に、お話を伺いました。

「地方の企業が、東京や大都市での勤務経験を持っている人材を歓迎する一番の理由は、地元だけでは得られない異なる視点や文化を持った人材を求めているから。特に多様な人材が集まる東京で働いていた人なら、仕事だけでなく文化など様々な情報においても、先端の知見をもっていると期待されるようですね。最近では、地方の中小企業と言っても全国や海外を視野に入れたグローバルな活動を展開しているケースもあるので、特にそういった企業での需要が高まっているのかもしれません」

なるほど、普段は意識していなくても、東京にいるだけで、地方では接しにくい情報に触れたり、異文化を体験する機会が多い、というのはあるかもしれませんね。それだったら、地方への転職を選択肢に入れるのも良さそうだなー。

「ただし、このセオリーが有効なのは、様々なエリアにも拠点がある企業や、経営者または採用担当者が大都市の大学出身の場合、あるいは東京勤務の経験がある場合だと思います。一方、地元を中心に展開している企業だと、地方と大都市の違いをあまり意識していないこともあるので、東京で働いていたといっても、魅力的には思われないかもしれません」

おっと、そういえば「東京で働いていた」ことを上手く相手にアピールするには、どうすればいいんだろう? 『はたらいく』の高槻さん、教えてください!

「まぁ、こういうことは自己PR欄に敢えて書くと、ちょっと不自然かもしれませんよね。職務経歴で、過去の勤務先を書く場合にさりげなく、東京や大都市に勤務地があったことを添えておく程度でいいんじゃないでしょうか。念のため言っておきますが、確かに『東京で働いていた』という経験は、相手に期待を与える場合もありますが、それだけで採用の決め手になるわけではありません。ちゃんと自分の人柄やスキルが伝わるような応募書類を心がけることも、忘れないでくださいね」

それはそうですよね…。「東京で働いていた経験」はあくまでも“おまけ”と心得、自分の魅力をしっかり伝えられるよう、これからも転職活動に励みたいと思います!!!


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ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。