【続報】CMに栗山秀樹を起用していた潟tィールドアップの破綻要因

倒産速報です。東京都練馬区で不動産開発・分譲の潟tィールドアップ(代表者:上野若左)が倒産しました。11月29日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して、破産手続開始申立の準備に入っています。年内中には破産手続開始を申し立てる予定です。負債総額は20億円です。

会社について
潟tィールドアップは平成17年4月設立された戸建住宅分譲業者。
東京の西部をエリアとして、中流クラスをターゲットに、用地の仕入れから建築・販売まで一貫した戸建分譲販売を行っていた。
また、住宅の不動産仲介や注文住宅の建築、リフォームも業とし、平成22年年3月期は約15億円の売上高を計上した。
続く、平成23年期には、野球解説者の栗山秀樹氏(今秋から日本ハムファイターズ監督)をイメージキャラクターに採用して、ラジオや交通広告などに起用、後発ながら知名度を急速に高め、販売は順調に拡大して、売上高も約35億円まで急成長させた。

倒産の経緯
しかし、東日本大震災発生により、建築資材の製造工場の多くが被災、構造材など品薄となることを想定して住宅会社などが、資材を買占めたため品不足に陥り、建築資材全般が価格高騰、同社の採算性を急悪化させた。
そのうえ、震災後発生した東電の福島原発水素爆発による放射能問題が東北から関東にかけ生じ、消費者の住宅購入マインドは急速に衰えてしまった。
同社は販売不振に陥り、資金繰りを支えきれず、今回の事態に至った。

同社は、資本金が300万円のように、住宅分譲会社としては弱小資本でチャレンジしてきた。
業績向上場面では、金融機関も支援する動きをするが、いったん低迷すれば融資もしなくなり、逆に早期回収をはかってくるのが常套。
同社は、他人資本に依存し過ぎた経営により、窮地に陥った経営を支えることができなかった。
これまでの利益は、知名度アップのための広告費用等に使用されており、内部蓄積に乏しかったことが事業停止の要因と思われる。
こうした住宅会社が破綻すると、いつも購入予定者が、着手金などで多く焦げ付いてしまう。同社は大丈夫だろうか。

編集後記
松下幸之助氏から直に聞いた話を中心に、特に氏が大切にしてきた生きかたについての81の言葉をえりすぐり、解説文を加えたものである。

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ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。