家康も愛した酒 「遠州忍冬酒」3度目の商品化 静岡

浜松居城時代の徳川家康が薬味酒として愛飲していたとされる「遠州忍冬(にんどう)酒」が復活した。戦国時代から第二次大戦中まで作られていたが、その後に製造が途絶え、平成に入って地元の酒店有志らが復刻。しかし、6年前に製造が途絶えていた。今回、地元名物にと再挑戦したもので、「癒やしの時間にゆっくり飲む大人のお酒として楽しんで」とPRしている。

忍冬酒は、漢方薬にも使われるスイカズラの花弁や茎などを漬け込んだ薬味酒で、解毒や利尿効果のほか、体を温めて滋養強壮に効くとされる。

その由来が勇ましいのは、75歳と当時としては長寿だった家康の健康の源とも言われている点だ。浜松にいた家康が蔵元の神谷権兵衛に本格的に製造を命じたことから、浜松名物となったという。当時の東海道を通る諸大名が進物用に買い旅の疲れを癒やしたと伝わってもいる。神谷家はその後も、第二次大戦中まで製造を続けた。

「遠州忍冬酒」を復刻したのは、遠州地域の35の酒店でオリジナルな商品作りを進めているグループ「遠州夢倶楽部」(小林秀俊会長)。グループでは製品化を13年前から試みており、今回が3度目の商品化となった。

着色料や砂糖などの添加物は使っておらず、みりんをベースにスイカズラの苦みとミリンの甘みがジワジワと口の中に広がる。同グループは、「家康が愛した遠州の和のリキュール」をうたい文句に、ハイボールや食後のカクテルなど多彩なシーンで楽しめるお酒としてアピールしている。

当面は1500本の製造で、500ミリリットル1575円。問い合わせは同倶楽部事務局(鈴代(すずだい)商店(電)053・523・1025)へ。

編集後記
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もうイライラ、オロオロ、キョロキョロはやめよう。どっしり腰をすえて慌てず、目先のことにとらわれず、日本のよき伝統文化を守り、人間の匂いのする経営管理を推進し、活力ある21世紀の企業を育てよう。

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