鉄右エ門社長、十鉄廃線を正式表明

十和田観光電鉄の白石鉄右エ門社長は11日、青森県十和田市での自治体関係者らとの会合で、鉄道路線を今年度末で廃止し、路線バスに切り替えることを正式に表明した。

会合ではバスの運賃や運行経路の素案が提示され、利用者の大半を占める高校生に一定程度配慮する内容となった。同社は国への事業申請手続きなどから、年内にも運行計画案を固めたいとしている。

会合には、十和田・三沢・六戸の沿線3市町の首長らのほか、周辺の学校関係者が出席。白石社長は廃止の理由について、「沿線自治体の全面支援がないと鉄道を継続するのは難しい」と述べ、理解を求めた。

同社はまた、バス運行の素案を配布した。運行開始日は鉄道廃止翌日となる来年4月1日で、現在と同じ1日17往復。運賃も鉄道料金と同様にするという。

一方で、走行距離は延長する。鉄道路線と並行する県道10号を原則走行するが、現在の十和田市、三沢両駅を越え、十和田市側は三本木高校前が、三沢市側は三沢高校前が発着点となる。課題となる朝夕の通学時間帯は、途中の停留所を通過する「スクールバス的」(白石社長)な便を導入して対応するとしている。

ただ、運行計画をめぐる本格的な協議は11月からになる見通しで、停留所の設置場所や渋滞緩和策など課題も山積しており、同社がメドとする年内の具体化には曲折も予想される。

この日の会合でも、学校関係者から「定時制にも対応してほしい」「冬場は鉄道より運行時間がかかるのではないか」と不安の声や要望が上がった。十和田工高の槻館俊郎校長は会合後、「渋滞はかなり問題になると思う。運行の仕方を工夫してもらえれば」と記者団に語った。

また、白石社長は会合後に記者会見し、「十鉄の90年の歴史を自分の代で閉じるのは断腸の思い」と目に涙を浮かべて語った。

編集後記
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