優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。

今の世の中、最も貴重な資源は「時間」です。
お金は失っても、また稼ぐことができますが、時間は失ってしまったらそれで最後です。
絶対に同じ時間は取り戻せません。
この瞬間も、最初で最後なのです。

優れたリーダーは、このような時間の大切さをよく理解している人です。
例えばある仕事をこなすときに、できるリーダーとできないリーダーの2通りにわかれます。
1.できないリーダー(時間よりもお金を大切にする)
2.できるリーダー (お金よりも時間を大切にする)
このように2通りのリーダーにわかれます。
だらだら会議をしているリーダーは、時間の大切さをわかっていません。
しっかり制限時間を決めて、会議を予定通り(時には予定よりも早く)こなすリーダーは、時間の大切さをわかっているリーダーなのです。

まだコンピューターというデジタル機器のない昔は、ゆっくりでもやっていくことができました。
しかし、今はコンピューター社会になっています。
それも、インターネットという世界的な情報ネットワークも構築され、情報の行き交いがとても早くなりました。
おかげで手に入れたい情報もすぐに手に入れることができるようになりました。
時代は全体的にどんどん速くなっているのです、
だからこそ、人間も速く行動できるようになる必要があります。

人間が速く行動するために大切なことはひとつです。
時間なのです。
今までののろのろを、てきぱきに変えるといい。
コンピューターのような速さに追いつくことは無理ですが、人間の行動の速さであれば、意識的に改善することができるのです。

例えば歩くスピード、決断力、行動力、仕事のスピードなどです。
これは遅くて困ることはあっても、速くて困ることはありません。
できるリーダーであるほど、時間を大切にしています。
「十二分に検討してから、やりなさい」とは言いません。
かわりに「今すぐにやりなさい。だめだったら、ほかの方法に変えればいい」と言います。
のろのろしたリーダーは、リーダーではありません。
今の世の中、もうのろのろしている時間はないのです。
これからは、時間を大切にしててきぱきと行動できるリーダーが、求められる時代なのです。

編集後記
いかに生き、いかに栄えるか
松下幸之助はその生涯において、経営や経済をはじめ、その他人生、宗教、社会、政治、宇宙の根源に至るまでさまざまな問題について深い思索を重ねてきた。
その思索の末にたどり着いた哲学は、物事の本質を的確に掴んだものであり、時代が変わっても廃れることなく人々の心に訴えつづけている。
今日、経済は低迷し、人心や社会はますます混乱していっている。
そんな中、松下幸之助の思想を読み直し、現代の諸問題を考えてみることで、新たなる指針が見えてくるのではないだろうか?

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かつて松下幸之助の思想に感銘を受けた人から、彼を知らない若い世代まで、あらゆる人に読んでもらいたい一冊。

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ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。