できる人は、先手を打って有利になる。

できる人の共通点は、先手を打つことです。
先手を打つことで、有利な立場に立つことができます。
これは、どの世界でも共通して言えます。

昔、平氏と源氏の合戦の時代に、源義経(みなもとのよしつね)という人がいました。
いろいろな戦(いくさ)で天才的な戦術によって相手に打ち勝っていました。
彼の戦術で気がついたことがあります。
必ず先手を取っているということです。
びっくりさせられるのではなく、びっくりさせるのです。

相手の心が平常でないことは、冷静な判断がしにくいということです。
ビジネスの世界でも、先手を取るということは有利な立場に立つということです。
たとえ、電話1本でも、待つのではなく、かけることが大切です。
相手の言い訳、言いぶん、考え方に対して、準備ができていることは、話をできるだけうまく進めるために大切なことです。

待ち合わせひとつにも影響します。
私の高校時代の友達で、先手の達人がいました。
待ち合わせ場所に時間通りに行くと、相手はすでに来ています。
これだけで、精神的に気おくれしてしまいます。
相手のほうが、発言権や決定権が強くなってしまうのです。

そこで今度は、15分前に行きました。
それでも、相手は先に来ていました。
30分前に行っても先に来ています。
驚いて「いつも何分前に来てるの」と聞くと「1時間前」と言うのです。
ここまで来ると時間に正確を通り越して、とにかく先手ということになります。
彼は先に来ることで、相手に対して有利になることを知っているのでした。
私は思わず「これは手ごわい」と思いました。

先手を打つことは、できる人になるための条件なのです。

編集後記
故・松下幸之助氏が現代の我々に遺してくれた代表的なものの一つに「松下政経塾」があります。
そこで創設当初から14年にわたり運営に携わるとともに、日々松下氏から、直に薫陶を受けたのが、著者の上甲晃氏。
本書のタイトルの元にもなっている
「古人の跡を求めず 古人の求めたるところを求めよ」
とは、松下氏亡き後、著者が氏の歩んだ道を辿るのではなく、その志を継ごうとの思いを固めた言葉。

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その熱い思いがほとばしる語り口は、数多ある松下氏の書籍の中でも、ひときわ松下氏の真の思いを浮き彫りにしています。
不況にあえぐ現状にあって、いま松下氏に学ぶべきことはなにか。
常に根本を見直す「底力」を鍛え続けることにあると、著者は言います。
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。
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