宮城県仙台市青葉区でマンション分譲販売の潟Zレーノが倒産

倒産速報です。宮城県仙台市青葉区でマンション分譲販売の潟Zレーノ(代表者:成澤久則)が倒産しました。事業を停止し、事後処理は弁護士に一任しています。負債総額は39億円です。

会社について
潟Zレーノは太陽観光開発(仙台市、不動産開発)の社長の子息が、平成元年に潟Xポックとして設立。
一級建築士事務所としてスタートし、平成8年6月にはタイヨーコーポレーション鰍ノ商号が変更、翌9年には建設業、宅建業の許可も取得。アパート、戸建て等の建築工事、不動産業も開始し徐々に業容を拡大、平成12年5月から現商号へ変更し、「セレーノ」ブランドでマンション開発分譲に注力して、仙台地区を中心に山形市、福島市等での開発を行い急成長。平成19年9月期では58億円内外の売り上げを計上した。

倒産の経緯
しかし、以降は景況の悪化が深刻となり、竣工したマンションが売れ残る状況が続いたことで信用不安が流れ、平成20年8月、平成21年1月、平成21年4月にゼネコンおよび地元建設業者が相次いで分譲中のマンションに担保設定したことで注目が集まっていた。
さらに平成21年9月期の売り上げが前期比32%と急落し、粗利益段階で赤字を計上、最終的には12億7,661万円の赤字決算となり債務超過に転落していた。逼迫した資金繰りから、支払手形をなくし、この分を外注工事業者への負担を強いる形で工事未払い金に振り替えてしのいでいたが、手持ち現金も前期の4分の1程度まで減少し資金不足感が漂っていた。
平成22年に入っても売り上げは回復せず、前述の担保設定物件について、担保設定したゼネコン内でも長期未回収債権として名前が挙がっていた。
この状況の中、ついに資金繰りが限界に達し、今後、売り上げ回復のメドも立たないこともあり事業を停止した。

編集後記
この本を読むと不動産関連の値下がりが絶望的な状態に感じられてきます。不動産投資信託もサブプライムに起因した昨今の円高、株安のダブルパンチで見るも無惨な状態です。最近続編も出たようなので、時間を見つけて読んでみようと思います。

サブプライム問題とは何か

世界の好況は、借金漬けのアメリカ人のおかげだった。だが、サブプライム問題が歯車を狂わせた…。ブラックマンデーを乗り越え、30年間相場で生きてきたプロが「サブプライム」の正体を解き明かす。
日々の経営に行き詰まりを感じたり、ストレスがなかな取り除けないと思ってダラダラと仕事をしていませんか。
ときには、非日常を求めて、癒しを求めてちょっとだけ旅行でもしてみてはいかがでしょうか。