岡山市南区でパチンコ店経営のゲンダイホールディングス(株)と関連の(株)ゲンダイ(岡山市)、(株)レジャーオート(大阪市)、(株)エイト・ワン企画(大阪府)の4社は、1月31日に民事再生法の適用申請をし、2月16日に再生手続きの開始決定を受けました。
グループ会社を設立して、岡山県や関西に計13店舗を経営し、平成18年3月期には合計で約650億円の売上高を計上していた。平成22年9月にホールディングス化し、持株会社のゲンダイホールディングス(株)を設立した。
しかし、不況下、国によるサラ金・クレジット規制強化、平成16年4月に施行された風営法に基づく5号機問題からパチンコ業界は急速に市場縮小、全体で30兆円あった市場が20兆円まで減少して、同社グループも競争激化、売り上げ低迷を招き、平成28年3月期の売上高は約270億円まで減少した。
そのため、これまでの店舗展開による多額の借入金が経営に重く圧し掛かり、経営不振に陥り、新台入り替えなどにも支障を来たすようになり、財務内容の抜本的な改善を目指すため今回の申請となった。
会社名 ゲンダイホールディングス(株)
業 種 パチンコ店経営
所在地 岡山市南区
設 立 昭和63年10月
負債額 200億円(4社合計)