東証1部上場・大手自動車部品メーカーのタカタ(株)他2社が民事再生手続き開始決定



東証1部上場・大手自動車部品メーカーのタカタ(株)と関連の14社が民事再生法の適用を申請し、タカタ(株)・タカタサービス(株)・タカタ九州(株)の3社が6月28日に民事再生手続き開始決定を受けた。

昭和8年に滋賀県彦根市で織物製造会社として創業し、31年11月に自動車用ベルト、農工業用灌漑ホースの製造販売を目的に(株)高田工場(58年12月、タカタ(株)に商号変更)として法人化。織物製造の技術を活かし、35年12月に日本初の自動車用2点式シートベルトを発表。52年12月にチャイルドシート「ガーディアンデラックス」を発売し、自動車用エアバッグの製造開発にも乗り出していた。

21年9月、世界市場シェアの約2割を占めていた同社製エアバッグの欠陥問題が表面化。米国などで異常破裂で死亡事故が発生し、大規模リコールへと発展していた。
再建に関して外部専門家委員会を設置し、28年9月以降、スポンサー候補を入札で絞り込んでいた。
29年1月に米国司法省と司法取引に合意し、各自動車メーカーが肩代わりしている総額1兆3000億円超とされるリコール費用の扱いが焦点になっていた。
5月10日、29年3月期の連結売上高は6625億3300万円に対して、特別損失として米国司法省との司法取引に関連する損失975億4500万円を計上し、795億8800万円の最終赤字となったことを発表。「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン注記)」を付記していた。
こうしたなか、外部専門家委員会が、スポンサーに自動車部品メーカーのキー・セイフティー・システムズ(アメリカ)を推薦。私的整理を求める創業家側と再建を迅速・確実に進めるため法的手続を求めるスポンサー、自動車メーカー側との調整が難航していたが、最終的に民事再生の適用による法的手続で再建を図ることを決断した。

会社名 タカタ(株)
業 種 自動車部品メーカー
所在地 東京都品川区
設 立 平成16年1月30日
創 業 昭和8年
資本金 418億6200万円
負債額 1兆7000億円(見込み)
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